K2商会のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「クイーン逮捕」をかけた、探偵卿ネアとの三本勝負。初戦のカジノ対決に続く第二戦は、モナコGPコースでのレース対決!セブン160に乗りこみ颯爽とスタートしたクイーンだが、あらたな敵まであらわれてーー史上最強の敵を相手に、クイーンがかつてない死闘をくり広げる!
サブタイトルに入っている、アナミナティをクイーンが狙う理由。ルイーゼが初めて切り込みましたが、今回チラッとクイーンの記憶が描写されて、何やら不穏な過去がありそうです。クイーンが怪盗になった理由とも関係あるのかな?お師匠さまなら知っていそうだけど。また新キャラも何人か出てきて賑やかになりましたが、オグロとブーコのシーンは本筋じゃないのにとても印象的でした。またどこかで登場してくれたらいいのにな。 -
Posted by ブクログ
世界じゅうのセレブが集まる、地中海のリゾート地ニース、モナコ。その一帯では『ポルタが開くから、穴を掘ってはいけない。』という言い伝えが残っている。ラテン語で「門」を意味するポルタが天変地異によって開く時、厄災が地上にあふれるという――。そしてニースで地震が発生!悪いことが起こる前触れなのか・・・?ヴァカンスを楽しむはずだったクイーンの前に、史上最強の探偵卿があらわれ「クイーン逮捕」を賭けた勝負がはじまる!
毎度のように前編後編と、分厚くなっていく本の厚みがいいですね!(笑)読み応えがあります。いきなり初っ端からやる気ゼロの怪盗に苦情のお手紙が殺到していますが、WHUと聞いて突然元気になるクイーンはさすがです・・・しかもお師匠様と同じ言動を取るあたりさすが師弟関係w1位と3位の関係ってことにお互い気が付いていないのがまた笑えますが。本題のポルタは以前クイーンが封印したものだからそれ以来モナコに来ていなかったんですね。これはかなり手強そうだなあ。そしてまさかのジョーカーの訓練所時代の友人が・・・!弱点をつかれそうだけど、きっと彼は強さを手に入れてるから大丈夫なはず。はらはらしつつ後編へ。 -
Posted by ブクログ
今回の舞台はアフリカのケニア。擬態する新種の猫が発見されたというニュースを聞いたクイーンは、さっそく予告状を出して、ケニアへと向かう。研究成果を某国に売りわたそうともくろむマッドサイエンティストの兄弟、それを阻止しようとするホテルベルリン、さらには国際刑事警察機構から派遣された探偵卿たちがケニアに集結。サバンナでの大バトルのすえに、クイーンは獲物を手にすることができるのか――!?
今回ももりもりのキャラたちでしたが、ゴンリーディンリー兄弟は核になるはずなのにわりとあっさりで、いったいどんな過去でなぜこんなことをしてるのか・・・など色々気になりました、本筋ではないけどローテの怒りを買ったヴォルフが大丈夫なのか心配です(笑)強く生きて!マライカに擬態したニニはきっと今後活躍してくれるでしょう。日本の若者が「世界が壊れればいい」と思ってるという、重くて悲しいテーマが下地ですが、これを読んだ子供たちがより良い未来を信じて笑って過ごせることを祈っています。たまにはクイーンみたいに能天気に生きることも大事だよね! -
Posted by ブクログ
ある日、ジョーカーが読んでいた新聞記事を見て、クイーンはおどろいた。『怪盗クイーン参上 秘宝「アイリスのほほえみ」を盗む』記事の写真にうつっていたのは、満月を背にして立つ、黒髪&ボディスーツの人物。だれだ、このクイーンは・・・?いま、華麗な犯行で世界中の秘宝財宝を盗みまくり、世間を騒がす「怪盗クイーン」。その正体は、クイーンの名を騙る偽者「ブラッククイーン」だった。そして、ブラッククイーンが予告してきた次なる獲物は『ホープ・エッグ』! 約500年前に、世界各地で起きた奇跡「フィニス・パクトゥン」の謎を解く鍵といわれる『エッグ』をめぐり、クイーンvs.ブラッククイーンvs.探偵卿の戦いの火ぶたが切られる!
クイーンの能力をコピーした偽者という設定ですが、クイーンほどC調や遊び心は持てなかったようですね。もともとの性格がまじめなせいかな。エッグを漬物石に使う皇帝のセンスはいったい何なんでしょう・・・日々ヤウズくんが心折れないか心配ですが、何だかんだと負傷した際には心配で駆けつける皇帝であり、よいコンビなのか?久しぶりにマンダリンが出てきてうおー!となりました。ブラッククイーンのおかげで妻子と上手くやれているようで何より。ボタンとジャックもどうしているかなあ~とオリエントが懐かしい。最後は勧善懲悪というよりほっとできる終わり方ではやみね先生らしい。ますますクイーンがお仕事さぼっちゃいそうですけどw -
Posted by ブクログ
衝撃的なジョーカーの死から数日。クイーンは、ジョーカーを生き返らせるため、日本の原伊島に向かう。その島には、完璧な生命生成に必要な“クリスタルタブレット”があるという。人造人間ルイヒやホテルベルリン、ヴォルフ・・・クリスタルタブレットをねらう人物が、次々と島に集結。仙太郎やヤウズ、さらには名探偵夢水清志郎まで総動員で、事態はますます大波乱!ジョーカーの命は、どうなっちゃうの!?
ジョーカーの死を前にして、いつもおちゃらけたクイーンの慟哭とも言える様な荒れた姿が序盤に描かれます。RDですら止められないその苦しみを、クイーンはクリスタルタブレットを手に入れてジョーカーを救うことで消そうと奮闘します。他者を犠牲にしたとしても救いたい、それくらいジョーカーが大切な存在なんだなと改めてクイーンの本音を知るくだりでした。次々と原伊島に訪れるキャラたちが真剣なんだけど時に空回って面白かった。特にヴォルフとローテの戦いは笑いが止まりませんでした。気づけよwマガとRDの協力体制、里帰りエピソードも微笑ましい。 -
Posted by ブクログ
怪盗ポストに一通の手紙が届いた。いまだ解読されていない謎の古文書、ヴォイニッチ文書を盗んでほしいというのだ。怪盗のロマンをかきたてられたクイーンは、一路プラハへ。本物のヴォイニッチ文書は、皇帝アンプルールによって、プラハ城に隠されているのだ。しかし同じ頃、やはりヴォイニッチ文書をねらうものが、他にもいた。錬金術の秘法によって生まれた人造人間ティタンだった。クイーン、ティタン、謎の組織ホテル・ベルリンそして探偵卿がヴォイニッチ文書をめぐって、プラハの夜をにぎやかにする!
今回は衝撃の場面で前編が終了します。これはもう後編でジョーカーくんがバースデーパーティーを盛大に開かれるのを読むまで生きた心地がしません!ティタンの思いを伝達したシュテラの行動は少し意外でしたが、フォシュロン卿が安らかな死を迎えられて良かった。RDがついに擬人化し、マガと出会い世界を救うのにはわくわくでした。倉木博士に生み出されたというアイデンティティにより普通の人工知能とは異なる感情や決意を持っている彼の真髄を見た気がします。生きるとはどういうことか、児童文学ですが重いテーマを楽しく伝えてくれるはやみね先生の手腕には驚かされる。 -
Posted by ブクログ
怪盗の美学にかなう、次なる獲物は、なんと日本!舞台は、竹取の翁(おきな)の末裔が住むといわれる、秘境、竹鳥村。狙うは、不老不死の秘薬“蓬莱(ほうらい)”だ。そんなおり、竹鳥村では、絶世の美女、春咲華代をめぐって、現代のかぐや姫騒動が勃発していた。探偵卿の仙太郎やヴォルフ、クイーンの命を狙う暗殺臣(アサッシン)まで乗りこんできて、竹鳥村は大騒動!はたして、蓬莱を手にするのは、だれか・・・!?
今までのシリーズとはちょっと変わったクイーンとジョーカーがそれぞれ別行動で進む展開です。探偵卿チームはほんとコントでしかなくて笑いながら読める。ヴォルフちゃんはせっかく彼女になったローテさんに火だるまにされないよう気をつけてくださいw昔話をハッピーエンドにするという面白い設定だったんですが、結局華代がクイーンじゃなくてあの人物だった、というのにはちょっとSF要素強すぎた感はある。正直それじゃ何でもあり、になっちゃう。クイーンとかぐや姫でいったらやはりかぐや姫が強いということになるのかな? -
Posted by ブクログ
「あべこべ城」での眠りから覚めたピラミッドキャップは、はやくもその力を発動し、モーリッツ教授をエジプトへと飛ばした!ピラミッドキャップを追って、クイーン、皇帝、探偵卿、ホテルベルリンらも一路エジプトへ。しかし、そんな人間たちの思惑を超えて、ピラミッドキャップは、地球を滅亡に導こうとしていた!ギザの三大ピラミッドに舞台をうつし、怪盗クイーンは地球を救えるか!?
過去に戻ってインゴマルの前に現れる皇帝とヤウズ。大きな代償を払いながらも地球を救うために一肌脱ぐ皇帝の性格にちょっとは尊敬(?)しているからこそヤウズはついていくんでしょうね~。エレオノーラとの文通内容が気になるw主役2人の活躍もわくわくしながら読み進めましたが、相変わらずのんきなクイーンにジョーカーとRDは呆れ気味ですね。ジーモン侯爵ももとの世界に戻ることができて良かったなあ。広げた風呂敷がきちんと回収されて安心したけど、これだけの長さを読ませるはやみね先生もさすがですな。 -
Posted by ブクログ
舞台は、ドイツの深き森のなかにたたずむ古城。なんと、その城は奇怪にも「あべこべ」に建っていた。逆立ちして地中に深くつきささる「あべこべ城」。その奥深くには、「怪盗殺し」といわれるピラミッドキャップが眠っていた。人智を超える存在、ピラミッドキャップをめぐって、怪盗クイーン、皇帝、探偵卿、謎の組織ホテルベルリンが仮面舞踏会で火花を散らす――。
クイーンのお師匠様・皇帝が登場し、彼を狙うホテルベルリンやらそれぞれの思惑が入り乱れる仮面舞踏会ですが、まさかの皇帝がピラミッドキャップを守っていたとは・・・。最後の最後であの人に渡ってしまったけどどうなることやら。後編に期待が高まる終わり方でした。そして本筋からは外れますが、あのヴォルフが!!読みながら悶えてました。まさかのこの二人がくっつくのかしら、素敵すぎる~~。背中合わせで戦う姿が見られたらいいな。仙太郎もこのままでは終われないと思うので、次こそ活躍するでしょう。楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ヨーロッパを横断する、オリエント急行。それは、赤い夢をあざやかに彩る、かずかずの大事件の舞台となってきた。そして、いままた、古より伝わるパンドラの匣をめぐって、新たな事件が・・・。偶然か、はたまた運命か、乗車するのは名探偵夢水清志郎、そしてきっとどこかに怪盗クイーン。古都イスタンブールから花の都パリへと向けて、オリエント急行がいままさに発車する――!!
夢水とクイーン再び、です。はやみね先生の二大人気キャラが共演なんて黄金コラボとしか言いようがない。こういうところで楽しませてくれるのは先生ならではだなあと感じます。ボタンとジャックの恋が可愛いんだけど、マンダリンが他の女とデキてるんじゃないかと疑うボタンに笑ってしまいました。キレたらやばそうなので、ジャックにはしっかり嫁の機嫌をとってほしいものですwしかしクイーンの変装をしっかり見破りながらも、最後まで種明かししない夢水はさすが赤い夢の住人だなあ。 -
Posted by ブクログ
伝説の石といわれていた「半月石」が公開されるという。別名「願いがかなう石」とか、「神の石」とよばれているこの石こそ、怪盗の美学を満足させる獲物だ。いつになく勤労意欲のかたまりになっているクイーン。相棒のジョーカーを香港映画期待のアクションスターに変身させ、自分はそのマネージャーになりすまして、魔窟にのりこんだ・・・。いっそう華麗に、思いっきりC調に。
小牙やヴォルフたち新キャラ登場。ヴォルフとルイーゼの会話(想像含)がめちゃくちゃ可愛いというか笑えます。クイーンの野球やサッカーのルール知らないのに目立ちたがり事件に対してジョーカーやRDの冷めた目がwwめげないクイーンですが、一瞬ヒヤリとする場面もありつつ、最終的に王を欺いたのにはさすがだなあ~と思いました。石の願いなのか、自らの願いなのか――別に石に限らず本当にそれが自分の意思なのか、自分の思いをしっかり持って行動する人でありたいものです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ剣と魔法と140歳の歳の差カップルの物語、いよいよ大団円の最終巻。
宿敵魔女との戦いはたっぷり楽しませてもらった。ラスボスとの戦いなので、作戦が予想通り行かないのは当たり前。パーティがレベル90くらいで、魔女は100という状況かな。全員がそれぞれ必殺技を繰り広げつつ、あと一歩のところで届かない。しかも持久戦になるほど不利になる。それでもララたちは最後まで心折れず闘いぬき、とうとう救いの手「大賢者バビロン」が現れた。(正直、これはちょっとチートだなと思ったが)そして最強の切り札、グールを使う(これは予想通り)。でも魔女のとどめを刺すことかなわず、最後の一手は「わしといっしょに死んでくれるか、バビロン?」というララの台詞が表すもの。もっとも、心臓を貫いたとしても、ララの側には瀕死の重症をも治せるグールがついているわけだから、それもチートだね。
命をかけた戦いのあとはお約束の大団円。裏表紙にあるイラストそのまんま。
それにしても楽しい物語だった。悲惨な事件、悲しい出来事はいくつも散りばめられているのだが、もう作者の軸足が「世界は美しい」に置かれているものだから、豊かな自然の描写、強く前を向いて生きる人々、美味しそうな食べ物(!)が大量に書かれていて、戦いの旅も全然つらくなかったという。この読後感はジョジョの第三部に似てる。
本当は番外編として、ララとバビロンのその後の話が読んでみたかったのだが、それももう叶わないのだな……。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ楽しい剣と魔法のファンタジーが読みたくて手に取ってみた。
舞台となるイオドラテ大陸は東西にそれぞれ大国が1つずつ。中央部分は小さな国や独立した町が乱立し、辺境地に開梱された村などがぽつんぽつんとある。精霊も魔獣も普通に存在している世界。
おおこれは……まさにRPG用に設定された舞台。ということは、勇者やお姫様、賢者や魔法使いが自由に活躍するのだろうと思ったら、まさにその通りで、ただし主人公たちがアレだった。
ヒロインは10歳の廃王女(でも口の聞き方はまるでオババだし、精神年齢はどう見ても大人)。ヒーローは精霊と人のハーフである150歳の剣豪(もちろん見た目は若い)。140歳の歳の差カップルだった……。いやもちろん魂の結びつきに年齢とか人種とか性別は関係ないのだけども、この設定は特定の読者を狙い撃ちしているかと。特に両者がふとした瞬間にぼーっと見つめい、身体を熱くするシーンなどは児童小説としてはやや不自然なので、大きいお友達を狙っているとしか思えない。
一巻目の内容はヒーローとヒロインの出自の説明~出会い~旅のユニット結成まで。 -
Posted by ブクログ
子どもが寝る前の読み聞かせ用。神話的なものがネタ切れになったので、自分で選んでは読まなさそうな、古典の紹介に。血気盛んな若い主人公を、主従関係のない年上の仲間が支えるという構図は、宇宙戦艦ヤマトの古代くんと真田さん他、みたいなところがあるなあと思って読んでいた。
主人公のダルタニヤンは、年長の三銃士にいろいろと助けてもらうのだけれど、三銃士のほうは、若い彼をどう思って助けているのだろう。ダルタニヤン視点からだと、それは「友情」ということで描かれるのだけれど、年長者の視点で読むと、「あぶなかしくて、放っておけない」「今後の成長が楽しみ」というような、まあ一言でいえば「かわいい」という感情で動いているのだろう。でもそれがダルタニヤン視点だと、対等な仲間ということになっているようで、そのあたりのギャップがどのように生じているのかなというのが興味深い。おはなし的には単純なエンターテイメントとしての古典的な展開が楽しめる。子どもも楽しみに聞いていた。 -
Posted by ブクログ
飛行船で世界じゅうを飛びまわり、ねらった獲物はかならず盗む。怪盗クイーンに不可能はない。ところがそんな彼に挑戦する謎のサーカス団があらわれ、クイーンが盗むつもりだった宝石を横取りした。そして、魔術師や催眠術師など特殊能力をもつ団員たちがクイーンに勝負をいどんできた。彼らの目的はいったい何?夢水清志郎の好敵手・怪盗クイーン、主役で華麗にデビュー!
久しぶりに児童書コーナーに行ったら知らない間に新刊が出ていて、あまりの懐かしさに再読。小学生の頃はやみね先生の作品の中でクイーンシリーズが一番好きでした。やっぱり今読んでも面白い。私はジョーカーが好きなので、後半目立たないのが寂しいですけど、お互いに相棒を信じて不可能をやり遂げる二人がカッコいいです。岩清水刑事がナナメ上の発想すぎて笑いっぱなしでした。お母さんの料理が大好きなんですねえ。あと外見はぴしっとキメてるのにマンションどんだけ汚いんですかw