坂東眞理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出世したり、起業したりという上昇志向の高い女性だけが対象ではなく、一般職の女性や派遣やパートで働く女性も含めたすべての働く女性に向けた、生きていくための、また、仕事をする上でのお作法の紹介。なるほどと思うことが多かった。
最近は便利な時代になってきて、インターネットで欲しい物や情報が簡単にすぐに手に入るようになった。それが当然のことになっているけれど、すべてのことが同じようにいくとは限らない。例えば、仕事の実績や能力、人との信頼関係など、ある程度の時間をかけて努力することでようやく手に入るものがある。そのことに気がついたのは、仕事を始めて十年以上経ってから。地味にコツコツ継続することが、実は一番大事。
この本を読めば、十年もかからずにすぐに気がつくはず。
私が社会人になった15年前と比べて、こういった働く女性向けの啓発書が格段に増えたなぁと感じる。 -
Posted by ブクログ
おんなであるからしておんなに興味をもち、よっておんなを述べる本を読む。
この世のスタンダードであることが幸福であると、そのスタンダードを無意識に私に課す私を嫌悪する。
比べるな、それは貧しきこころだ、とこころに言い聞かせ。
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簡潔に飾り気なく、劇的な修辞を用いることなく書かれているのがよい。
女性論というと感情的になりすぎるきらいがあるが、この本に関してはさすが、そんな心配はない。
この内容であれば、大学生高校生でも、将来を考える一助になると感じられた。
「自分のメンターを探す」は私がここ数年意識してきたことであった。
「職場で群れない」、に関してはごもっとも!
迷った時にまた立ち戻りたい本。 -
Posted by ブクログ
これもだいぶ前に買って寝かせていた本。
「女性」とタイトルにはあるが、女性だけに限らず人としてこうありたいよなと思う理想像と、そのために意識した方がよいことが書かれた本。
本の中で響いた部分としては、
森英恵さんの言葉として引用されていた、
「自然は日々変わり人を飽きさせない。でも人間の作ったものは日々古くなるからファッションで新しさを作り出していかねばならない。」という部分。
ファッションを単なるおしゃれという単語で片付けるのではなく、意義を教えてくれる言葉だなと思った。その後に続く、「現実は包み紙で中身を判断されることが多く、またどういう包み紙を選ぶかも本人のセンス、才能の一つ。」という部分もぶ表現として好き。
あとは、これを自分は特に信条にしたいと思った部分が、
「群れているうちに自分自身で判断しなくなり、正しいことは何か、自分は本当は何をしようとしているのかに向き合わなくなる。集団のなかに個人が埋もれて悪いことを恥ずかしがらなくなってしまいがち。」という部分と、
「ユーモアが分かるというのは心に余裕があるから。運が悪い、悲しい、悔しいという思いにとらわれず、物事の些細なおかしみを楽しむ明るい心が必要。些細なことを面白がる、小さな発見の意外性や驚きを楽しむ、むきにならないでとぼけた味を出す。愚痴を言わないことと通じる心意気が、ユーモアを楽しむ気持ちに繋がる。」
という部分。
余裕があって、落ち着いていて、どんな状況でも自分の頭で考えて自分の意見を持ち、ユーモアを忘れない…そんな人でありたいと思った。