坂東眞理子のレビュー一覧
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「意識してほしいのは、与えられた仕事をきちんとするだけでなく、自分ならではの何かを付け加える、そこに自分らしさをプラスする工夫をするということです。それが仕事に個性を発揮することです」
坂東 眞理子さんの「女性リーダー4.0 新時代のキャリア術」という本からです。
坂東さんは、1946年、富山県に生まれ、東京大学卒業後、総理府入省し男女共同参画室長、等を経て、2001年、内閣府初代男女共同参画局長に就任。2004年、昭和女子大学教授となり、2007年より学長、2014年より理事長(学長兼務)、2016年に総長(理事長兼務)となった方です。
昭和女子大が良妻賢母を輩出する大学から、女性ビ -
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「国家の品格」「女性の品格」「親の品格」と、品格シリーズを読み通す。
まず、挨拶をちゃんとすることから。
それから、日常生活、たとえば、清潔な服を着るとか、
泣くに任せるでなく、どうにかしてこそ子育てだろうなど。
年末、ファミレスで、若い親子を見かけたとき、ふと、この先どうなってしまうのだろうか? と
純粋に思った男の子がいた。
とにかく、その小さな子はよく喋るのだ。相手の話に相槌も打たずに。
お父さんはそこ子にやらせたいようにやされていた。
そして、食べ物と、遊ぶことと同時にせっかちにしているのが、少し気になった。
しばらくすると、そのコが突然泣き始めた。
私が気づいたときには、なぜか -
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リーマンショック以降、新卒採用は相変わらず厳しい状態。何でも先送りで、そのツケをすべて背負わされる傾向にある若年層。そして、拡がる格差社会。こうした状況のなか、女子学生の間には専業主婦志向が拡がっているともいわれている。
本書は、キャリアウーマンとして働く叔母と女子大生の姪との対話といった様式をとることによって、現在そして今後予想される日本の雇用状況を踏まえながら、これからまさに社会に出て働こうとしている女子学生が知っておくべき、考えておくべき事柄について、分かりやすく説明し、示唆を与えている。勿論、女子学生だけでなく男子学生も、知っておくべき読んでおくべき内容。
ただ、現代の日本を象徴的にあ -
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娘の将来のヒントになればと思い読んだ本。
進路を考えるにあたって、現実の社会の実態を知ることと、その中で娘の中で「こういう方向性に進みたい」という湧き上がる希望を元に考えてあげたいと思った。
いまや、発展途上国と親世代は認識していた国々の若者が英語力を筆頭にさまざまな学力をつけて、よりよい生活をするためにのしあがってきている。
そんな彼らのハングリー精神を超えるだけの情熱をもって、仕事や人生に立ち向かっていかないと、たちまち生き残っていけなくなる。
ただ、悲観するのではなく、私が今娘にしてあげられることは、「幸せな時間は、家に帰ると家族がいて、ここであたたかくくつろげる」という感覚をつけて -
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50代半ばから70代の実践的日々の営み指南。
ただし、刊行時2010年から現時点におけるもの。
やや、男性目線寄りな内容が実務的であればあるほど、これは仕方ありません。
例えば、リバースコーチに教わるべき内容は、
「携帯電話の使い方」からスマートフォンの使い方に変わりつつあるのでしょうし。
それ以外の年代には日々を「ていねいに生きる」ことを奨めています。眞理子様が考えるていねいさも具体的に挙げられていて、なかなか親切。
自分としては、子どもも手がかからなくなって、仕事もなく、地域との繋がりもなく、人生終わっているなあと思ったりもする。けれども、残りの日々を目の前のことにていねいに向き合い