坂東眞理子のレビュー一覧
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これから社会に出ようとしている女子学生がターゲットと思われる書籍だった。
私が就職活動した時は、バブルが弾けて就職難だったものの、ここまでいろんなことを考えて就職したわけではないため、最近の学生は本当に大変だと思う。
冒頭の、
僕はその時二十歳だった。
それが人生で一番美しい時期とはだれにもいわせない
「アデン・アラビア」ポール・ニダン
という言葉は、「花子とアン」で校長先生がよく言う
Life must be improved.
という言葉と似ている。
より良き人生は未来にあると信じて、一人ひとりが努力すれば、社会も変わる。そういうメッセージだと思う。 -
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後半が面白いというタイトルだけど、前半の思い出話ややってきたことの話が殆どだった。
それはそれで面白く、あっという間に読めるのだけれど、なんとなく、タイトルに騙された感は残るなあ。
専業主婦になりたい若者ってのは、15年前ぐらいからたくさんいたのを、当時オバサン大学生してたからよく知ってる。
就職が厳しい時代になると、そう思うらしい。
女同士の連携が弱ってるというのは、どうかなあ?
我々世代が古いからかもしれないが、子育てしてる時は連携する余裕もなくて、子供が大きくなってくると、また連帯感が蘇ってくる気がしてる昨今。
私たちだけなのかしら? -
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第一章
「ひとりを楽しめてこそ、誰かと一緒にいても楽しむことができ、自立しているからこそ、他の人を助けたり支えたりできるのです」
第二章
「短所を見つけてくれる親や教師、友人に会えたおかげで大きく成長した人は、たくさんいます。自分で短所を自覚して直そうとすることも、もちろん大事です。短所を自覚できるということは、「それを直せる」ということだからです。短所があることを悲しみ、なかなか治らないからと言って自分を否定することはありません。欠点を自覚できる人は、充分に賢い人だからです。」
「なんだか、夢のない話に聞こえると思いますが、「とりあえずすぐには潰れそうもない会社に、一般職の正社員として入る -
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著名な女性二人の対談。
どちらも社会の中で立派なお仕事をされてきた方。
日本の働く女性のパイオニア。
坂東さんが、一生苦手な家事だけをやっていくのは…って思っていたなんて〜。私と一緒〜。
でも、高校の同級生と結婚して、出産もして、勤めあげるだなんて、やっぱりさすがです。私には無理〜。
かと言って、上野さんみたいに、自分のテーマを追い続けてフリーでもずっと頑張る強さもない〜。
“手に職を”の今時の働く女性、なんだろうか。
今の若い子の“専業主婦願望”は、厳しい競争から降りるための手段であり、かつ「なってあげる」もの、というのには驚き。一体何様⁉ (笑) -
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就活を控えた女子大生からの視点と、働く女性(おばちゃん)からの視点で書かれた珍しいタイプの新書。
とにかく今後はグローバル化だ!というようなことを中心に書かれていた。
非正規雇用、ワークライフバランス、晩婚化、残業のあり方など、日本のどの会社でも持っている悩みのタネであろう内容だった。
トリンプの試み(毎日仕事に専念できるよう集中タイムを設ける)は斬新で面白いなと思った。どういう経緯でできたものなのか、詳細が知りたい。調べてみよう。
仕事に集中するなんて当たり前の話やけど、会議あったりお客さん来たりで意外とできひんもんな~。
自分を甘やかす生き方でなく、自分を大事にする生き方を! -
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中高生向けということもあって読みやすかった。
10代の若い頃に知っておきたかったなという内容。
もういい年齢なので自分で自分育て。
思い起こせば親が放任主義で、あまり「躾」や「人としてどうあるべきか」「人生論」等教えてもらった記憶がなく、なんとなく自分の大人としての行為に自信がなかったので、読んでみた。
昨今「正しいこと」を「正しい」とは言いにくくなっていて、間違っていることも「個性」とか「権利」とかどうとでも説明できてしまう一方で正しさは証明しにくく、ある意味「何でもアリ」で、どこに向かえばいいのか基準が見えにくい雰囲気と感じるが、本書は正しいことを正しいと言ってくれている、と思った。 -
Posted by ブクログ
●泣く子に負けない、子どもの機嫌を取らない
→親は、「子供が泣いている間は要求を聞かない」という原則をはっきり打ち出すべき。泣いても要求が通らないことは、3歳ころには理解させましょう。
●よい生活習慣をつける
→子どものしつけのポイントは、一貫性。今日は特別だからいいだろうと例外を認めているとよい習慣は身につかない。一度決めたことは毎日必ずさせるようにしましょう。
●自分のことは自分でできる子に
→子育ての目標は、親から自立した人間にすること。人の世話にならずに生きる力を持つと、自分の自信につながり、世話をしてくれる人への感謝の心が生まれる。また人を世話することができるようになる。
●約