坂東眞理子のレビュー一覧
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●泣く子に負けない、子どもの機嫌を取らない
→親は、「子供が泣いている間は要求を聞かない」という原則をはっきり打ち出すべき。泣いても要求が通らないことは、3歳ころには理解させましょう。
●よい生活習慣をつける
→子どものしつけのポイントは、一貫性。今日は特別だからいいだろうと例外を認めているとよい習慣は身につかない。一度決めたことは毎日必ずさせるようにしましょう。
●自分のことは自分でできる子に
→子育ての目標は、親から自立した人間にすること。人の世話にならずに生きる力を持つと、自分の自信につながり、世話をしてくれる人への感謝の心が生まれる。また人を世話することができるようになる。
●約束は必ず守る
→どんなに忙しくても、子どもとの約束は優先しましょう。そのためには「できない約束はしない」と心に固く決めておきましょう。もしやむを得ない事情で約束を守れない場合は、子どもにその理由を誠実に説明しましょう。そのような親の態度が、約束を守ることの重要性を子どもに理解させ、約束を守る子に育てます。
●悪口は言わない
→子どもはとりわけ判断力が備わる前の小学生くらいまでは、親の言葉を単純にそのまま受け取ってしまいがち。子どもの前では人の悪口、特に家族や配偶者の悪口は言わないように努力しましょう。
●謙遜はほどほどに
→子どもが褒められたときは、謙遜せず、いかに嬉しかったかを子どもに態度や言葉で示しましょう。自分が親を幸せにしていること、親は自分を誇りにしていることを知ると、子どもは大きな自信を持てるのです。
●自信を持たせる
→子どもに自信を持たせるには、やればできるという小さな成功体験を子どもが積み重ねることです。
大きな目標を途中で投げ出しそうになったら、目標を小分けにして、できるようにサポートすることで達成感を経験させるのがよい。また子どもの時期に母親から全面的に受け入れられ、愛される経験も大事。
●自分の職業について語る
→親が仕事に誇りを持っていると伝えるのは、将来子どもが良き社会人になるためにも大事なこと。
●チームプレーを学ぶ
→チームで行うスポーツを通じて、人柄は嫌いでも上手にプレーできる仲間と組まなければ勝負に勝てない、チームが勝つためには自分の役割を果たすことが重要である、個人プレーをしてはいけない、試合で負けてもすべてを失うわけではなく負けから学ぶこともたくさんある、勝つのも時の運だから有頂天にならないなど、社会で仕事をする際に役立つことを学べる。 -
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20代で専業主婦に憧れる女性が最近増えているそうです。
学生の中には就職活動ではなくお見合いをして卒業後すぐ結婚したい、という人も多く、これは就職氷河期の現在としては当然の流れかもしれません。
しかし男性はどうかというと、理想の結婚相手の条件として、共働きを希望する人が増えています。
男女の結婚観がすれ違ってきているのかもしれません。
なぜ女性は専業主婦になりたいのでしょうか。
専業主婦が主流で働く女性が少数派だった時代から働き続けてきた著者の坂東さんが、仕事を通じた自己実現を提唱しています。
「夫が成功するように自分が支えてあげたい」という願望は完全に過去の結婚の理想型です。
内助の功をうけて成功する男性は少なくなってきていますし、離婚率は婚姻の3分の1に達してさらに増加傾向にあります。数少ない成功する男性は内助の功の妻と別れて、より魅力的な若い女性と再婚するケースも多いそうです。
よい結婚相手を見つけられるかは運次第、そして運よく理想の相手と結婚できたとしても、その人と結婚生活を維持できる保証はありません。そうしたリスクの高い「結婚」に幻想を抱くのはとてもリスクが高い生き方だと言えます。
一方、人は人を裏切りますが、仕事は人を裏切りません。努力した経験や身につけたスキルは自分にとって大きな糧となるはずです。理想の結婚相手を見つけるよりも、お互い仕事をもち、育児家事を協力して支え合う夫婦がこれからの理想型だと坂東さんは考えています。
収入面を考えても、男性の稼ぎだけで生活するには厳しい時代。
意思には関わらず、女性が働く機会は今度も増えていくのではないでしょうか。
本書は「これから働いていく女性が、“働いていてよかった”と思えるような働き方をしてほしい」という願いが込められえた一冊です。 -
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『女性の幸福』と間違えて登録してしまった・・・。ややこしい。
『女性の品格』を書いた著者による女性の仕事術の本。タイトルを見ると、まるで自己実現を目指す若い女性向けの精神論のような印象を受けるが、どっこい内容はバリバリの仕事術ハウツー本。
さすが女性官僚として長年キャリアを積み上げてきた著者ならでは、という感じがします。
ただよくあるキャリアアップ術と一線を画しているのは、この本の中で示されている「ふつうのしあわせ」が、決して華やかなキャリアアップや玉の輿ではないということでしょう。
一般職の女性が、成功してキャリアアップを目指すわけでもなく、仕事をやめて専業主婦となるわけでもなく、ただ真面目に仕事を続け、結婚・出産もしていく、ということ。
今の日本でこれを実現するのは、結構な至難の業。
それだけに、派手な成功を目指すのでなく地道に着実に今あるものを大切にし、日々取り組んでいくということ。
それを目的とした仕事術は、とても地に足がついているし、大変合理的で納得がいくものです。
ぜひカツマーに読んでほしい!(笑 -
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○自分探しにはまってしまうと、自分自身を見失うことになります。
じぶんらしさに皆がこだわるようになったのは、外の世界に関心を失い、自分の幸せ、自分の快適さ、自分の利益ばかりを求める、自己中心になったせいではないか。
20代になったら、等身大の自分を受け入れることが必要。自分らしさの中に小さな良さを見つけ、小さな得意を見つけ、それを少しずつ育てることを続けていってほしい。考えているばかりでなく、課題を見つけ、行動しましょう。
会社が自分に何を期待しているか、自分は会社に何を与えるのか、冷静に計り、会社と折り合いをつける。
簡単に辞表を書かない。
仕事ができる、とは職務を全うすること。与えられたポストで、しなければならないことをすること。それができるようになったら、自分で考えて行動できる能力を磨いていくことが大事。
○メンターを探す。なるべく立場も年齢もかなり上で、地位が安定し、人間のできた人。
○会社は精神的に安定した人材を求める。相手の気分を害さないために安請け合いをしない。無理はしない。
○アドバイス全てを聞く必要はない。ここが弱点などと指摘してくる人の言葉は親切ごかしに聞こえても、単なる粗探しだったりすることもある。伸ばすべきは自分の中の長所、得意分野であって、得意なことを克服することはない。自分の不得手なことが上手にできる人と組むなど、欠点がダメージにならないよう工夫すればよい。
欠点のない人間、みんなに認められる女性を目指すことはない。
○御無沙汰を恐れすぎない人間関係の中から真の友人が見つかる。
○働くお母さんは、子供に謝ってはいけない。
○根回しより後回し。よろしくより、おかげさまで。根回し後後のお世話になりました、おかげさまでしたを大切に。礼を尽くす。誰にでも礼をつくす。
○職場は役割を果たす所。職場で群れない。孤立を恐れない。
○自分が与えるものをもっていないときには、相手から本当にじゅうようなものをもらうことはできない。つまり、相手にとって利用価値がない。人脈は自分が相手の人脈にもなったときに初めて機能する。自分が与えるものがないうちに、社会人人脈などを探す必要はありません。自分の分野でのエキスパートを目指すべき。
○知人に与えるときには見返りお返しを期待しないこと。
○いつもおしゃれで元気で。
○男性にはゆるされ、女性にはゆるされないことがある。
○ミスはしない。
○乱暴な口は利かない。
○きちんと挨拶をする。
○報告を怠らない。
○遅刻をしない。
○約束を守る。
○男性のメンツを踏みにじらない。
○悪口を言わない。
○ネガティブワードを言わない。
○報告はまず直属の上司に。 -
Posted by ブクログ
「女性の品格」が大好きだから、これも読んでみたくなった。
女性はみんな向上心があるよねぇ 最近いろんなひとの話を聞いていて思います。
だから書店に並ぶ「こうすれば成功した!」とかの本だったり。勝間さんを初め、華々しい結果を残している人たちの成功体験を読んでは、「自分はこんな才能がないんじゃないか・・・」とか落ち込むも、「よし、自分もがんばるぞ!」と元気に前に進んでいくって感じがする
でもこの本は、地道にコツコツやって、ささやかでもいい普通の幸せを手に入れることが大事なんでは?と教えてくれました。
何より等身大の自分で居ることが大事だと。
東大卒で、現在は昭和女子大学の学長を務めていらっしゃる、坂東さん。
一橋卒のくらたまさんの文章を読んでも同じように思ったけれど、彼女たちは「賢明に」生きる方法を教えてくれる気がする。
自分が頭がきれて、物事の本質を見るのが上手で、そういう風に生きてきたからなんだろうなぁっておもう
賢い女性のメッセージは本当に心に響いてくる -
Posted by ブクログ
この本、出た当初、新聞の書評で見て、一部だけの読みかじりながら、我が部下の女性に当てはまることも多いと秘かに悦に入っていたのだけど、既に100万部以上売れている本になった今頃に、我が社の会長様からこの本を推奨するとのお達しが出て、さわやかマナーや女性活性化の取組みの一助にせい、と。
私、こうなると社内では人に勧める立場になり、立場上、読んどかないとね。
女性に限らず人間としての品格について、まあ普通というか当たり前のことで、私、一応、人の上に立つ立場なので、元々色々心掛けてやっているけど、こう出来たら良いよ、本当に。
だけど、武士は食わねど高楊枝ってね、しんどいんですよ。
そういう意味からは、全部でなくとも自分でこれはと思う項目だけ心掛ける程度でいいんじゃないの。
お達し出たお陰で、部下の女性にも読ませたけれど、彼女いわく「『私がどこどこの総領事をしていた時に』って何回も出てくるのが…」って、そういうとこしか印象に残らんという読み方も問題と思うけど、彼女からしたらこういう表現は品格に欠けるということらしいです。