あらすじ
「礼状が書ける」「約束をきちんと守る」「型どおりの挨拶ができる」「よいことは隠れてする」「恋をすぐに打ち明けない」といった、何げない日常の立居振舞いに女性の生き方と品位はおのずと表われるものです。ビジネスから装い、話し方、恋愛にいたるまで、女性としての振舞い方を具体的にアドバイスした、紙書籍でも話題のベストセラー!
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Posted by ブクログ
生きて行く上で、大切にしなければいけないことが沢山書いてあります。
今の私には足りないところばかりなので、常に目に触れるところに置いておきたい一冊です。
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長い人間関係を大切にする、感謝はすぐに表す、愛する女性になるなど、人間としての基礎力を高めることが重要だとこの本を読んで感じました。特に若者の方におすすめしたい本です。
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ずいぶん前から持っている1冊。
女性として、大人としての振る舞いを勉強できます。そろそろまた読み返そうと思っています。
娘にも読ませたいので、大事にしている本です。
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孤高に気高く生きるために必要なことが書かれています。あらゆる場面に置ける生き方の指針が具体例を交えて示されてあり、自分もこういう時があったなと反省し背筋が伸びる思いです。古風な箇所もありますが自分なりに応用して実践していこうと思います。学びの多い良書でした。小さくて持ち運びできるのも良いところです。
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現在アラサー、ちょうど若さと元気の良さだけでは通用しなくなってきて、ただ内面はまだまだ子供な気がするし、
品のある素敵な大人になりたいけどどうなればいいのか…
と考え込んでしまう私に、素敵な指針となる本だった。
品 だけでなく 品格 のある女性ってなかなかいないと思う。
そして品格のある女性となると、ある程度社会的に自立している必要もある。
過去の自分、栄光、肩書き、家族などに縛られず、しなやかで教養があって、チャーミングで、日々を丁寧に暮らして、余裕があって、きちんと似合うおしゃれを愉しめて、季節を大切に、周りに感謝できる人。
そんな品格のある女性になりたいなと思った。
定期的に読みたい。
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立ち居振舞いに品があって損なことはない。品格は内面から滲み出るもの。そういうことが軽んじられる世の中が虚しい。某タレントが言った「最近ブスが増えたよね」
本当にそうだよ。ふてぶてしさが全開だもの。
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女性というよりも品性のある人間とは?について。
2006年初版だから少し古いところもあったけど全体的には勉強になった。
背筋を伸ばして毅然とした態度で生きていく後押しをしてくれそうな、悩んだりしたらまた読み返したい一冊。
ただ恋愛については忍ぶ恋が美徳、すぐデートに誘うなんてはしたないとまでは言っていないが明らかに肯定的ではなくて、自由恋愛できなかった世代の価値観が凝り固まりすぎて何も共感できなかった。
著者自身がティーンエイジャーの時の価値観にだけは柔軟性が持てなかったのかな。それとも大切な思い出が多くてそうなっちゃったのか。
まぁどっちでもいーけど推しは推せる時に推そうよ!
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今の時代、女性らしさを押し付けるのは、、、と言われそうですが、実際海外で仕事をすると、欧州などでは女性はより女性らしく振る舞うことへの圧力があります。
原点回帰して、女性らしい女性を見極めることも重要だと感じさせられました。
Posted by ブクログ
タイトル「女性の品格」とあるが、基本的には女性である前に一人の人間であり、本書も人として男女の性別に関わらず、品格ある人の姿を描き出している。体格や性格の差はあれど、雇用機会均等法をはじめ、女性の社会進出が進んでいく中では、これからの女性はこれまで以上に人として、遅れた男性社会の中で目立つ存在になるのは間違いないだろう。そうした考えを持つこと自体が古い、遅れている、女性への差別ととられる方は、きっと会社にも女性管理職が最低でも半数を占め、なんなら役員も半分は女性(仕事をする能力に全くの差異がなければ)という先進的かつ恵まれた環境にいるのであろう。少なくとも私の所属する会社では半分には達していない。それでも本社組織の部長クラスに女性が増えてきたのは喜ばしいことだ。
本書はそのようにまだまだ遅れていると言える日本の男性中心社会において、女性に求められる考え方や行動について記載している。何度もいうが男性である私から見て、それをできてる男性は少なく、かつできなければ「みっともない」と思うことばかりである。かく言う私だって、部下に怒りをぶちまけたり、飲み会の場で人の悪口に一緒になって笑ってしまうこともある。
何より人に対して一貫して敬意を示す態度をもち、一時的な感情に支配されず、自分がされたくないことは相手にもしたりせず、それでいて自身のためにならない関係をフェードアウトさせるようなテクニックも時には必要だ。身近なところでは時間を守るといった誰でもすぐに実践できそうな事もある。単に時間を守るのが礼儀だとかルールなのではなく、相手の時間を無駄にせず、相手そのものを尊重していると言う考え方を持たなければならない。そうした簡単そうに見えても実はしっかりした理由があること、それを常に認識している事の重要性にも触れている。
常に損得勘定にとらわれている人は、それが表に滲み出てしまっているだろうし、私の周りにも上司に媚びるばかりで、裏では飲み会で陰口ばかり言う人がいる。きっと恐らくは見抜かれているだろうが。それよりも陰でボランティア活動をする友人を大切にしたい。その方が自分がどのような立場になっても同等の付き合いができるし、生涯の大切な関係を維持できるであろう。
本書に記載されるような立派な行為全てを直ぐに始めることはできないし、考え方や人間性は直ぐにはどうにもならない。ただ日常的に心に留めながら少しずつそうした人間に近づくことはできる。まずは周囲の行為に感謝の念、怒ってくる人にも尊敬の念、相手の立場・地位に関係なく接する意識を持って、来るべき強く美しく生きる女性たちと平等に渡り合える「人間」になりたい。
Posted by ブクログ
大人として覚えておきたいことが書かれています。
手帳にメモを取りながら読みました
この本の全てを鵜呑みにするのではなく(発行年からすでに17年経っているため)自分の生活の中に上手く溶け込ませていきたいとおもいました。
耳が痛くなる話もありました、それくらいまだまだ出来ていないこともあるっていうことですね
Posted by ブクログ
10年ぶりくらいに読みました。
10年前は女性の品格ってなんだろう、とか、
どうしたら品格ある女性になれるのかな、
と思いながら読み進めたと思います。
今回は、目次の章立てを見て、
特に品格のある暮らしの箇所を改めて
興味深く読みました。
時代とともに性のあり方や品格がさすものについて
変わるものと変わらないものがあるかもしれません。
それでも著者があとがきで締め括るように、
誰もが強く優しく美しく、そして賢い個性を
大切にできたらよいなと思います。
Posted by ブクログ
タイトルこそ『女性の品格』の本書だが、本文中にも述べられている通り、人間の品格と言って差し支えない内容になっている。男性が読んでも大変に為になる本であった。筆者がこの本を書いた理由の2つ目に挙げられていたものとして、女性が社会進出をしていく中で権力志向によるのではなく、人間性を大切にした品格を持って欲しいとの言だった。まさにフェミニズムに代表される運動の核は、男性の価値観の中で女性が上に行くのではなく、価値観を書き換えることにあるのではないかと感じていた自分にはピッタリだった。
Posted by ブクログ
10年以上前の書籍なので、一時代前の指摘もあるが、
自分の行動を省みて品格とは…と考え直すきっかけになる本。
さらっと読めるし、表現もわかりやすかった。
Posted by ブクログ
昔から母に読めと言われてなかなか読まなかった本。
昔の美学、がそのまま書かれている項目もあり、母の美学を押し付けられているようで子どもながらに拒否していた。
だが基本的には、人類が幸福とする原則に沿っていて
「そりゃその方が美しいよな〜〜〜」となる。
今なら、ちょっと意識して品格磨こうか、
と素直に受け取れます。
お母さん、私大人になりました。
Posted by ブクログ
知識として知っていても
出来るかは別
自らを律する心がないと続かない習慣です
書いてあることどれも
品よく生活するために大事なことなので
若い時から身についていれば
立派なお嬢様 ですね
Posted by ブクログ
これもだいぶ前に買って寝かせていた本。
「女性」とタイトルにはあるが、女性だけに限らず人としてこうありたいよなと思う理想像と、そのために意識した方がよいことが書かれた本。
本の中で響いた部分としては、
森英恵さんの言葉として引用されていた、
「自然は日々変わり人を飽きさせない。でも人間の作ったものは日々古くなるからファッションで新しさを作り出していかねばならない。」という部分。
ファッションを単なるおしゃれという単語で片付けるのではなく、意義を教えてくれる言葉だなと思った。その後に続く、「現実は包み紙で中身を判断されることが多く、またどういう包み紙を選ぶかも本人のセンス、才能の一つ。」という部分もぶ表現として好き。
あとは、これを自分は特に信条にしたいと思った部分が、
「群れているうちに自分自身で判断しなくなり、正しいことは何か、自分は本当は何をしようとしているのかに向き合わなくなる。集団のなかに個人が埋もれて悪いことを恥ずかしがらなくなってしまいがち。」という部分と、
「ユーモアが分かるというのは心に余裕があるから。運が悪い、悲しい、悔しいという思いにとらわれず、物事の些細なおかしみを楽しむ明るい心が必要。些細なことを面白がる、小さな発見の意外性や驚きを楽しむ、むきにならないでとぼけた味を出す。愚痴を言わないことと通じる心意気が、ユーモアを楽しむ気持ちに繋がる。」
という部分。
余裕があって、落ち着いていて、どんな状況でも自分の頭で考えて自分の意見を持ち、ユーモアを忘れない…そんな人でありたいと思った。
Posted by ブクログ
『女性の品格』メモ整理
1. 言葉遣いは人間の品性の表れ
•乱暴な言葉は「男だからOK」「女だからダメ」ではなくて、性別に関係なく、立派な人は誰でも丁寧な言葉を使うよう努力している。
•礼儀ある言葉遣いは、他人への敬意、自分自身への誇りの表れ。
2. 見えないところこそ丁寧に
•インナー(下着)は上質で新しいものを。見えない部分に気を配ることで、自分自身の心も整う。
•外見だけでなく内面のケア・意識も「品格」の一部。
3. 「ありのまま」ではなく「よりよくなろうとする努力」が品格
•「私の欠点を受け入れて!」という態度は、謙虚さを欠いた押し付けになってしまう。
•人には誰でも弱点や情けない部分があるのは当然。でも、それを「だから仕方ない」とさらけ出して居直るのではなく、できる限り見せず、より良い自分を目指して努力する姿勢が品性を育てる。
•「品格」とは完璧さではなく、「品格を保とうとする姿勢」そのもの。
4. 「夢を持つこと」=品格を持ち続けること
•最近の若者がマナーを批判される背景には、「これでいいや」と向上心を放棄してしまった姿勢がある。
•経済的な格差よりも深刻なのは、「自分なんてどうせ」と自分の価値を諦めてしまう心の差(自己評価の格差)。
•夢や希望を持ち続けようとすることが、結果的にその人の品格を育てる。
Posted by ブクログ
納得できる、是非、身につけたいと思う処と、今の時代には合わないだろなと感じる処と。
現代は、男は、女は、という言い方も憚れるが、品のいい女性になりたい願望はあるので、心に留めたいと思います。
Posted by ブクログ
ありがとうをちゃんと言うとか安売りに飛び付かないとか自分も心がけていることがいくつも出てきて各論ではそれぞれ共感するのだけど、全体を通してなんか違うという気がしないでもない。
著者はとにかく「品格」を高く保てと何度も言われているけど、自分はあまり「品格」なんてことを気にしていない。やりたいと思うことに取り組み、たまには仲間と飲んだり笑いあい、納得いかないことは臆せず意見を述べるとか、そんなふうに生きているだけ。もちろん人の道から外れることはしない。そんな感じでいいと思うんだけどな。
「品格」は自分で意識することではなく、人が感じてくれることなのではないかとも思う。
と思いながら読み進んだら、最後の方に最も「その通り!」と思うことが述べられていた。
原文そのままではないかもしれないけど、お天道様はいつも見てる、自分が後ろめたいと思うことはしない、ということ。
これに尽きると思った。
Posted by ブクログ
各項目の言葉が気に入って読んでみました。
前半は非常に共感でき、特に“マナーと品格”と“品格のある言葉と話し方”の章は参考になりました。
が、後半はやや説得力に欠け共感できない部分もありました。
特にファッションなど、個人の嗜好に関わる面でもあり著者の得意分野ではない(と思われる)ことに関しては、価値観の押し売りとなってしまう気がするので敢えて項目の中に盛り込まなくてもよかったのではないかと思います。
参考になることは積極的に取り入れ、より上質な女性になりたいと思われてくれる一冊ではありました。
Posted by ブクログ
こちらの著者は人間の品格を学ぶために、老若男女の方々に一読していただきたいです。相手のことを大事にするために、どのような行いをすべきか具体的に記載があります。例えば、約束の時間よりも前に着くことは相手を大事に思っていることを言葉に出さなくても表現できます。
また、品格のある人は淡々と心を乱さず、相手の成功や幸運を祝福できることや何気なく涼しい顔をしながら実は努力を重ねているというのが一番品格があるということは今後の人生で私は大切にしていきたいと思います。
Posted by ブクログ
自分の価値を上げていくための洋服選び
ちょうど著者が自分の両親と同じくらいの年齢だったので、義母と同じ視点があるなぁと思いながら読みました。デパートで行きつけのお店を持ち、お歳暮やお中元では同じ店のものを購入し、ご挨拶とする、ひと昔前のご令嬢に共通する振る舞いなのでしょう。
私も社会人としていい年齢になってきているので、過去の衣服の精算と再投資をすべきことに気づきました。安物や傷みのある衣服は処分し、品質や程よく流行を取り入れたものにリニューアルしようと思います。
ファッションデザイナーの森英恵さんの言葉、「自然は日々変わり人を飽きさせない。でも人間の作ったものは日々古くなるからファッションで新しさを作り出していかねばならない」が心に残りました。
Posted by ブクログ
平成ベストセラーシリーズ
平成19年(2007年)
・1/9 iPhoneの初代モデル発表
・7/16 新潟県中越沖地震
・8/31 VOCALOID初音ミク発売
平成19年は社会人になった年。バタバタバタバタした年で記憶がありません。笑
そんな平成19年のベストセラー年間売上1位は坂東眞理子著『女性の品格』(トーハン調べ)
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<目次>
はじめにーー凛とした女性に
第一章 マナーと品格
第二章 品格のある言葉と話し方
第三章 品格ある装い
第四章 品格のある暮らし
第五章 品格ある人間関係
第六章 品格のある行動
第七章 品格のある生き方
あとがきーー強く優しく美しく、そして賢く
・・・・・・・・・・
女性初の総領事として男性社会の中で活躍する女性の視点から、現代社会で女性がどのように振る舞えば良いかが子細に解説されています。
『国家の品格』と比較されがちなタイトルですが、正直内容の濃さは『国家の〜』が圧倒的で、こちらは読み物として非常に軽い内容です。
「品格ある大人」としてどう振る舞うかと読み換え、自分の生活に取り入れたいものをピックアップし、今後の品格ある生活づくりの参考にしていこうと思います。いくつかご紹介します。
●手みやげを持っていく
ホームパーティやディナーに招かれたら、迎える側の準備の労や時間に感謝を表す意味で手土産を持参する
●流行に飛びつかない
服装への流行は少し取り入れ、日々新たに生きている自分を実感しながら、適度なところで踏みとどまる
●花の名前を知っている
名前を知るのは自然をいとおしむ一歩
●怒りをすぐに顔に出さない
怒った当人はなんで怒ったのか忘れるのに、怒られた方はよく覚えている。腹が立ったら深呼吸、心の中で三つ数える、怒っている自分を客観視する
●心を込めてほめる
無心に相手の行動、言葉、業績に心から感心し、いいなと思い、それを表現する
「品格に関係ある?」と思える言及も多く見られたので、筆者の生活哲学が色濃く出た読み物として読むのが良いかもしれません。
Posted by ブクログ
この本、出た当初、新聞の書評で見て、一部だけの読みかじりながら、我が部下の女性に当てはまることも多いと秘かに悦に入っていたのだけど、既に100万部以上売れている本になった今頃に、我が社の会長様からこの本を推奨するとのお達しが出て、さわやかマナーや女性活性化の取組みの一助にせい、と。
私、こうなると社内では人に勧める立場になり、立場上、読んどかないとね。
女性に限らず人間としての品格について、まあ普通というか当たり前のことで、私、一応、人の上に立つ立場なので、元々色々心掛けてやっているけど、こう出来たら良いよ、本当に。
だけど、武士は食わねど高楊枝ってね、しんどいんですよ。
そういう意味からは、全部でなくとも自分でこれはと思う項目だけ心掛ける程度でいいんじゃないの。
お達し出たお陰で、部下の女性にも読ませたけれど、彼女いわく「『私がどこどこの総領事をしていた時に』って何回も出てくるのが…」って、そういうとこしか印象に残らんという読み方も問題と思うけど、彼女からしたらこういう表現は品格に欠けるということらしいです。