坂東眞理子のレビュー一覧
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自分の価値を上げていくための洋服選び
ちょうど著者が自分の両親と同じくらいの年齢だったので、義母と同じ視点があるなぁと思いながら読みました。デパートで行きつけのお店を持ち、お歳暮やお中元では同じ店のものを購入し、ご挨拶とする、ひと昔前のご令嬢に共通する振る舞いなのでしょう。
私も社会人としていい年齢になってきているので、過去の衣服の精算と再投資をすべきことに気づきました。安物や傷みのある衣服は処分し、品質や程よく流行を取り入れたものにリニューアルしようと思います。
ファッションデザイナーの森英恵さんの言葉、「自然は日々変わり人を飽きさせない。でも人間の作ったものは日々古くなるからファッシ -
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これからの日本はバブル世代がトップになり退職年齢も延長されていくので、その下のロスト・ジェネレーションとの意識も含めた格差がどうなっていくのかが心配。
いずれにしてもいくつになっても自分を高めていく努力ができる人が報われる社会になって欲しい。
女性差別が激しい時代に東大を出て官僚経験等で多様な責任のある仕事をなしてきた著者の言葉は、時代が変わっても必要な土台は同じであることをわからせてくれました。
意識が高くても結果を出さなければ職場ではダメ社員だし、何事も自分を成長させる修行の場として逃げ出さずに粘る根性が必要。職場には良くも悪くも先輩や後輩など自分を磨いてくれる人や環境があるわけだから、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ平成ベストセラーシリーズ
平成19年(2007年)
・1/9 iPhoneの初代モデル発表
・7/16 新潟県中越沖地震
・8/31 VOCALOID初音ミク発売
平成19年は社会人になった年。バタバタバタバタした年で記憶がありません。笑
そんな平成19年のベストセラー年間売上1位は坂東眞理子著『女性の品格』(トーハン調べ)
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<目次>
はじめにーー凛とした女性に
第一章 マナーと品格
第二章 品格のある言葉と話し方
第三章 品格ある装い
第四章 品格のある暮らし
第五章 品格ある人間関係
第六章 品格のある行動
第七章 品格のある生き方
あとがきーー強く優しく美しく、 -
Posted by ブクログ
誰にも気づかれないままひっそりと死を迎える孤独死の数は年間3万人以上。煩わしい人間関係から逃れたい、人に気を使わず伸び伸び暮らしたい、そんな思いが日本の無縁社会をつくりあげた。年間3万人の自死者の多くが真面目な人。人との関わりが不器用なため、人に迷惑はかけられないと自らを追い込み、にっちもさっちもいかなくなってしまう。人に迷惑をかけることがあっても「ごめんなさい」と言うことができれば人生はとても生きやすくなる。人は必ず歳をとり、否が応でも人の助けが必要となる。今こそ個人と個人がつながっていける新しい人間関係を築いていかなければならない。最初の一歩は基本的なマナーを弁えること。そして相手の長所を