小玉ユキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現在活躍中の漫画家さんが選ぶ、マイ・ベスト・オブ藤子・F・不二雄&二次創作アンソロジー。
私は、浅野いにおさんののび太が、とても良いパラレルのび太だなと思いました。どこかの時空にいてほしい、こんなのび太。そして、良い子すぎず、のび太を「きみ」って呼ぶしずかちゃんも。
私はどちらかというと藤子・F・不二雄は子供の読むものと思って特に関心を持ってなかったけど、この一冊で完全に見方が変わりました。
奇をてらったコマ割りや演出はなく、モブに至るまでキャラクターを描き分け、セリフもストーリーも誰にも分かる絵と言葉で描く。それがどんなにすごいことか。作品を寄せているのは現役で活躍されてる漫画家さんた -
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匿名
ネタバレ 無料版購入済み6
部活を引退してこれから受験に向けて集中しなければいけない月菜はある日出会った颯という男に自分たちは人間に変身できる狼人という種族であることを告げられる。
自分の身体能力や幼少期の行動に身に覚えがある月菜は颯の実家のワイナリーでバイトしながら彼や彼の家族と交流を持つようになる。
その中で狼として生きる自分に今までにない充足感を感じるが一方で勉強に身が入らず成績を落としてしまい教師にそれを指摘されてしまう。
それでもワイナリーに行くことをやめない月菜はある日予定が変わりバイトがなくなってしまったこともあり颯と二人で彼の地元のお祭りに行くがそこで過去に出会った白狼と再会する。
しかし黒狼に変身した颯 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み5
陸上部で走り高跳びをしている月菜は部活引退後は推薦受験を目指そうとしていたある日、颯という男から自分たちは人間に変身できる狼人という種族であることを聞かされる。
自分の身体能力の高さや幼少期の行動に思い当たる月菜は自分のことをもっと知れるかもとワイナリーを経営している颯の家に行き彼の家族と交流を持つ中で狼としての自分のほうが人間でいるときよりもいきいきしていることを自覚するようになる。
しかし受験勉強に身が入らなくなり先生からそれを指摘されてしまう。
ある日のワイナリーでのバイトは天候の関係で颯たちが予定していたことを前倒しでやってしまったため今日は仕事がないという状況になってしまった。
そん -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み4
驚異的な身体能力を持つ女子高校生の吉野月菜はある日バイト先で出会った小黒井颯という男に自分たちは人間に変身できる狼であると告げられる。
最初は現実を受け入れられない月菜だが次第に本当の自分を知りたいという思いからワイナリーを経営する颯の家にバイトとしていくことにした。
そこで颯の家族に受け入れられた月菜は変身する彼らの真似をして自分も狼になるがその姿を見て颯たちは驚いていた。
颯たちは黒狼に変身していたのだが月菜は珍しいこともあり数が少ない灰色狼だったのだ。
そこで颯の母から聞かされたのは黒狼と白狼がいて確執ができてしまい別々の縄張りを持ったため今は交流がないらしい。
黒でも白でもない月菜に驚 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み3
陸上部に所属する高校生の吉野月菜は驚異的な身体能力がありながらそれが普通ではないということを自覚してそれを隠して生きてきた。
しかしバイト先で出会った小黒井颯という男から彼も月菜と同じで人間の見た目をした狼であることを告げられる。
衝撃を受けた月菜は現実を受け入れられなかったが両親を心配させまいと普通でいることを選んでいた今までと違い本当の自分を知りたいと颯と会うことを決意。
本当の自分を知るために颯の実家である山梨のワイナリーにバイトとして行くことを提案された月菜は本当のことを伏せて両親になんとか許可をもらった。
そこで颯の家族を紹介された月菜は仕事を手伝いながら彼らとなじんでいく。
そして -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み2
陸上部で走高跳びをしている吉野月菜にはある秘密がある。
それは常人では考えられない身体能力があるということだった。
それを隠して生きている彼女はある日バイト先で出会った男性にその身体能力だけではなく生肉を見ているとゾクゾクするということまで知られてしまう。
そして颯と名乗るその男性は月菜に対して自分たちは人間と狼どちらにもなれる存在だと告げられた。
キャパオーバーの月菜だが一度その概念を頭の中に入れてしまうと今までの人生の中で自分に起きた不可解な出来事の合点がいくのだった。
幼少期はあまりそのことの判断がつかなかったが悲しむ母の姿を見て周りと同じように生きなければと自分を律してきた。
しかし颯 -
Posted by ブクログ
ネタバレ青の器
☆完(全10巻)
〜序章〜
・波佐見の釜で働く青子
・龍生が新しく入職
・ことあるごとにモメる
・酔った龍生を介抱し距離が縮まる
・コンペ出品した皿が採用し量産
〜熊平編〜
・元カレのパン屋の熊平がやってくる
・キャンプで別れた真相を聞く
・被災地でシングルマザーに肩入れし家庭を築いていた
・青子はすっきりする
〜龍生編〜
・デートをする
・龍生の告白に戸惑う青子
・時間が解決し2人は付き合う
・同棲生活が始まる
・龍生が展示会のためフィンランドに行くことに
・青子は熊平のこともあり不安になる
・龍生はフィンランド行きを諦める
・青子はそれが嫌で別れると言い出す
・2人は別れ龍 -
Posted by ブクログ
小玉ユキ先生の描く作品は、心が鎮まる。
静かに降り積もって深くなる雪のような愛情。
「好き」という言葉の交わし合いがないままに、
自然と惹かれ合い一緒にいることになる二人。
その大人の恋愛描写にドキドキして、
でも青子を見つめる龍生の表情にキュンとした。
一度別れたことにより
「もう二度と会えないかもしれない」の決定打は
確かに自分の気持ちを再確認するのには充分だけど、
別れを選んだ青子の浅はかさに少々呆れた、けれど、
でもどつぼにはまってる時はそんなもんなのかもな。
お互いを認め合えて刺激し合えて、本当素敵な二人。
龍生のツンデレからの甘々な感じがたまらんでした笑。