岩本ナオのレビュー一覧
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購入済み
最終巻!
もう、このキャラ達と会えなくなるなんて寂しい!
この「町でうわさの〜」の世界もキャラも大好き。登場人物1人ひとりが、いちいち愛嬌があって可愛いんだ。
さ、また1巻から読み直そ〜。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ全5巻。ついに読み終わってしまった。
最終巻である「夏の子供」が1番好きだ。
太一と魚住のふれあいが温かくて微笑ましくて、とっても好き。
あ、あとお祖母さんお手製の肉団子が食べたい。
沢山の出会いと同時に、沢山の死が描かれているシリーズだった。
魚住を通して、いつか迎える大切な人との別れ、自分自身が居なくなったあとのこと、そしてそれは突然訪れるのかもしれないという現実を考えざるを得なかった。
魚住のあまりに不運な生い立ちに胸を痛め、久留米やマリ、サリーム達との出会いを得て取り戻していく魚住の人間らしさに胸が温かくなる。良かったね、と魚住をだきしめたくなる。
このシリーズに、みんなに出会えてよかった。
魚住と久留米の関係にはヤキモキしたりもしたけど、魚住には久留米じゃないとだめだし、久留米には魚住じゃないとだめなんだよな。なんて温かくて素敵な関係。いいなぁ、いいなぁ。どうぞ末永くお幸せに。
表紙のイラストもとても良い。
5冊とも読み終わった後に改めて表紙を観ると心にじんわり沁みる。
はあ、良いシリーズだった。
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Posted by ブクログ
あ〜読み終わってしまった、、、
でも魚住と周りの人々の人生は川の水のようにゆるやかに流れて続いていくんだなと思える、本当にほんとうに良い終わり方でした。
「そうだよね、人は生まれるんだよね。死ぬ人もいるけど、生まれる人もいるんだ」(p.319)
魚住のこのセリフが全てだった。
最初にこのシリーズを読んでから8年の間に私も大事な人を何人か亡くし、心の病気にもなりました。なぜ今この本を再読しようと思ったのか自分にも説明はつきませんが、何か導かれたように思えます。魚住と周りの人々の言葉に私は何度も救われました。
「全然知らない人が死んでも、べつに悲しくないでしょう?ちょっと知ってる人だと、やっぱりちょっとショックで、大好きな人だと、それはもう……悲しい」
だから、と魚住は続ける。
「すごく悲しいっていうのは、悪いことばかりじゃないのかな、とか」(p.297)
欲を言えば久留米のバックボーンをもっと覗き見たかったな、とか、響子ちゃんやマリ、濱田の日々や魚住と久留米の幸せな日常なんかももっともっと見たかったー!なんて思ってしまいますが、またどこかで彼らに会えることをひっそりと願って、傷とともにゆるやかに嫋やかに私も生きていきたいと思います。
これがデビュー作だなんて本当に…榎田先生に出会える人生で良かったです。そして手に取りやすい文庫にしてくださった関係者の皆様にも心から感謝申し上げます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めてこれを読んだときから10年近く経ってしまって、内容もすっかり忘れてしまっていたけれど。最近なぜかずっと読みたいと思っていてやっと読めた。
こんなに痛くて辛くて愛しいお話だったんだ、と泣きに泣いた。
ここからは私の話も書かせてください。
これを初めて読んだ時はたぶん感動とかで泣いていたと思うけど、今ほど痛みは感じていなかっただろうなーと思った。
というのも、数年前(=初めてこの本を読んだ数年後)に私も相次いで大切な人を突然亡くして心を病んだので、今の自分が魚住の経験の一部をなぞっているようでとにかく辛かった。
だから魚住が久留米を怖いと避けたときも、直感的に彼の気持ちが分かる、と思った。
自分も暗闇の中にいる時、あの子が、あの人がいなくなったら、家族が死んだらどうしよう、次こそもうだめだとばかり思って毎日怯えて暮らしていたから。
正直途中で読むのを止めようかすごく悩んだ。今も精神的にあまり安定していないので、これをきっかけにどうにかなったらやばいなあと思ったけど、魚住にはちゃんと抱きしめてくれる人がそばにいて、生きている人の温かさを教えてくれたんだと感じられたから読んで本当に良かった。本当に。
もともとの性的指向はあっても、説明は上手くできなくても、魚住と久留米の間には愛だけがあって、これさえあれば人は生きていけると思える終わり方だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は魚住の過去につながるお話。まあまあ濃いというか重い話。
シフォンケーキをみんなで食べる話はなんてことない日常の1コマなのに、鼻の奥がつんとしてしまった。
個人的にこの巻では「彼女のwine,彼のbeer」が1番刺さった。ただのうざい女の子だと思ってごめん安藤さん。
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「だって、疲れるでしょ。無理してたら」
「疲れるけどね、確かに。自分では上手くやってるつもりだったのに」
「自分の思った通りにやんないと、だめだよ」
「だってさ、そんなことして最後どうなっちゃうか知ってる?」
「あのね、最後はね、」
「最後は死ぬの、おれたち」
(※ところどころ中略)
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いくつもの死を見てきた魚住の言葉には嘘がなくて、でも決して諭すとか説教じみた重みもなくて、ただただ、そうだよなあ…と思わせるのが不思議。
久留米も魚住も(周りの彼らも)お互いの気持ちに気づいてそうで気づいてなくて、いやでもほぼ分かってるじゃん!?みたいな状況だけど、魚住の性格を考えると進展は早そう。
課題(?)は久留米だけど、どうなるのか続きを早く読みたい。