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この作家さんの作品に対してはいつも感じますが人物、ストーリー、設定全て架空なはずなのに、ファンタジーなのに、何故かどこかにそんな世界や人物が実在するかのような不思議な気分になり、物語に引き込まれます。すごいと思う。作画も好みがあるとは思いますが世界観に合っていて私は大好きです。
この作品も7兄弟達...続きを読むそれぞれの物語が同時もしくは順番に展開され繋がっていき冒頭から読み手が感じている数々の疑問や伏線が少しずつ明らかになっていくのですが、まだまだ3人目。
ストーリーや設定が複雑に感じる人もいるかもですが、ん?と思ったら是非戻って読み返してみて欲しいです、1人1人の物語がしっかり練られていて本当に読み応えがあり理解できた時の感動はすごいです。
どんどん盛り上がってきていてこれからどんな展開になるのか先が全く読めません!次巻以降、残りの兄弟達の物語も楽しみすぎます。購入するか迷ってる方がいたら絶対読んだ方がいいです、おすすめします!
Posted by ブクログ 2017年08月28日
「金の国水の国」にこの物語のオマケ漫画が付いていて、発売を楽しみにしていました!読んでみて期待通り面白かったです!
群像劇+ファンタジー+恋愛モノと好きな要素が詰まっていて、絵柄も素朴で可愛いです。キャラクターは一人一人が個性的で、でも身近にいそうな等身大なところが好感を持てます。まだまだ秘密が隠さ...続きを読むれていそうなので読み進めるのが楽しみです!
なおビジュアルが好みなのは獣使いです。動物のことしか眼中になさそうだったり、それでいてしっかり動物使って情報収集してるのが好きです。剣自慢も女の子苦手そうで可愛い。そのくせエリーに対して長男のこと頼む、って頼むのが素晴らしい。長兄はブラコン気味でちょっと鈍感なのが良い。うーん、みんな気になりますね!
以下ネタバレ考察。超偏った思考です。
★眠くないが幼少期のトラウマを抱えていそう。そのエピソードを見るに、眠くないは他人へ睡魔の影響を及ぼしてしまうのでは?そのタイミングは自分が「眠い時」あるいは「眠りたいほど心がしんどい時」なのでは?(逆に、周囲の心の動きに影響されて眠くなる可能性もある。)
→「僕が うたた寝」というモノローグに加えて泣きじゃくる幼い彼の姿。そして西領貴族の「あんなバケモノ」という言葉に、「これは僕のことだ」と思う眠くない。夜の長い国では「体力のある人と一緒にいるせいか眠くならない」と冗談っぽく言っていた(精神的にも心強いからこっちも支えられて眠くないということか、あるいは周囲が落ち着いていてしんどくならないということか)。
極めつけはエリーが男性に褒められて動揺したとき周囲の人々が眠気を訴えており、「子供じゃないから大事にはしない」と彼は言っていた。彼はエリーを女性として見ており、奪われる想像をしてしんどくなってしまったのかもしれない。
★寒がりやは暖かさを感じた時に髪の色が変わる。(巻末オマケで、暑がりやも寒さを感じた時に髪の色が変わっている描写がある。これによって兄弟みんなに不思議な力がある可能性が示唆されている。)
→ブルーノ様と一緒にいた時に急激に寒さを感じたのは、「一緒にいられないと寂しい」という気持ちが呼び起こした、彼自身の力かもしれない。眠くないのように他者に知られてはいないのかも(眠くないは幼少期に事件を起こしてしまってバケモノ呼ばわりされたのか。眠くないに対して城代が「いくら君でも死ぬよ」と冗談を言うシーンがあり、評判が広まっていると思える。そのせいで、ただでさえ母の出自で肩身が狭かったのに兄弟たちも冷たい目で見られ、長兄としてますます責任を感じているのかもしれない)。
★夜の長い国にて、「神様を女将軍が塔の上に閉じ込めた」「返してくれないなら眠くないをもらう」「それがあの男が20年前に世界と交わした約束」という言葉があった。夜の長い国で生き神扱いされていた(か、予言の力を持っていて大層大事にされていたとか?)七兄弟の父親が、バリバラと恋に落ちて国を出奔した、となどの可能性がある。病弱だったからマロニエ王国で療養させるため塔の上にいさせたのかも。そんなVIPを連れ出したバリバラは国外追放になった。
→その一年後に眠くないと博愛が生まれているとすれば計算は合う。そういう力を持つ父親の血を引いているなら、兄弟たちが不思議な力を持つのは納得がいく。
だからこそバリバラは「不思議な力を持つ兄弟たちにこの国へ恩返しするように→王女様を助けるように」教育したとか?
眠くないは父親の何かの予言によってこの国にもどるようになっていた?というより、兄弟全員に何らかの予言が?
王女様に「呪い」が何度も起きるのは、まさかのまさかで、兄弟たちの潜在意識が起こしてしまっていたとか。それを危惧したバリバラはそれぞれの特色に合った国で生活するならそれも良いと考えているのかも。ここら辺はまだ全然考察できない。
★兄弟たちは自分の名前に関わる不思議な力を持っていているのかもしれない。
→眠くない…眠い時に他人も眠くする(しんどい時に眠くなる)
博愛…? ※好きな相手に好きになってもらえる?
暑がりや…寒い時に髪の色が変わる(しんどい時に暑くなる?)(雪や冷気が得意)
寒がりや…暑い時に髪の色が変わる(しんどい時に寒くなる)(火に触るの得意)
剣自慢…?
獣使い…?
ハラペコ…?
名前と逆の状況の時に何かの力を発揮するのかなぁと思ってみたりしてます。博愛とかとても気になりますね。少女漫画的に美味しい展開が待っていそうで。五六七男はどうにも想像がつきません!反対の力ってなんだよって感じ。
少なくとも、王女様をはじめとした女性たちとそらぞれが関わっていくことで、その力が良い方向に向かう物語なのかなぁ、と思っています。
とにかく言えるのは…次巻が待ち遠しい!
「金の国 銀の国」で岩本ナオさんを知り、続けて本作品を購入しました。
やっぱり独特な世界ですね。
最初、お城のお姫様と寒がりの話と思っていたら、姫はお城の人ではなさそうですし、
眠くないやエリオノーラに話が移っていき、先の展開がまったく読めずにページを
めくってしまいます。
絵もなんか引き...続きを読む込まれます。
全巻10回近く読んでるからこそ、1巻のお姫様の縁談が壊れる理由がっ
想像ついてしまったのだ!
作者は全て描き切ってから書き始めたのかな?
壮大な背景があるみたいで面白い。
なのに細部の積み重ね。
人生みたいだな。
登場人物が愛らしく描かれていて好き。
世界観と登場人物にほのぼのする。
のんびり物語が進行して行く一方で、問題もじんわり発生していて続きも気になる。
王国とか騎士とか、描き方によっては難しくなる物だけど、特に小難しい事は無く、やさしく描かれてます。
この漫画の国名、登場人物のネーミングがすごい!!
おかけで、7人の息子も国の名前も逆に覚えやすくて助かる。登場人物多いし、いろんな国の思惑も絡んでるけど、ちゃんとした設定のもとで書き込まれてるので安心してストーリーに入り込んでいける。
独特の世界観で岩本先生の作品はほんとに最高。ストーリーも、ところどころ散りばめられてるギャグセンスも最高。どんどん引きこまれます
四男・寒がりやとお姫様。何だかとってもいい雰囲気です!夜の長い国は眠くないにピッタリの名前ですが、どうなるのでしょうか……!?
7人兄弟だし名前も国名もいろいろ覚えにくいけど、読むと抜群に面白いです。
恋愛ものでもあり、政治ものでもあり、ファンタジーでもありかなり複雑に絡み合っていますが読み応えありです!
2巻まで読みましたが、まるでくまのプーさんをみているかのような楽しい漫画でした。
個性溢れる登場人物と息子たちの物語、混合どうなっていくのか期待です。
まずやさしい手書き風の表紙が好き!
タイトルもいいな。
中のカラーもあたたかみがあって素敵
中世くらいの架空の王国の侵略とか戦争とかの話なのかと思ったら未来なの??
そして結構ほのぼのしている。
息子たちの名前、本名か!すごいな。
作家さん買いです。文字も多く、心理描写が絶妙で読み応えがあります。何度も読み返して楽しんでいます。登場人物も多くこれからどうお話が進んでいくか楽しみです。
キャラや背景の描写に自然な温もりがあって、素敵なファンタジー。しかし大いなる謎がひめられているようで、ミステリアスな雰囲気にも引き込まれてしまいます。
動物もみんなめっちゃ可愛くて素敵。リスちゃんっていう呼び方可愛い…と思ってたら、意外なサイズ感(笑
それもまたモフるのに良さげなサイズで良きです...続きを読む。
これはいいファンタジー作品です。久しぶりに漫画を読んでワクワクしました。
仲の良い兄弟騎士の不思議な出来事や、お話の端々に見られる伏線に興味津々。ほのぼのとした作風なのにミステリーの香りが…話の展開が楽しみ!
とにかく絵が綺麗で見ているだけでほっこりします。
登場人物がみんななんとなーくユルユルしていてこれまたほっこり。
でも話の展開は謎と陰謀、ちょっぴりラブ(?)で見逃せないです。
Posted by ブクログ 2021年04月12日
「眠くない」や「寒がりや」「獣使い」などというとても変わった名前、そしてそれが最強の個性なんですが、そんな兄弟たちが周りの国に行って国難を救ったり、というお話。連載開始から読んでいて、一つの章を読み終えるたびに、いいもの読んだ…と深まる謎が気になりすぎる!という気持ちになります。また、出てくる女の子...続きを読むが武勇に秀でまくってたり、鳥になってたりするんですが、これがみんなかわいい。少女マンガ的ときめきポイントも多くてそこもまた好きなのでした。
Posted by ブクログ 2020年11月25日
表紙の絵柄がいい。
七人の騎士というから武骨な物語かと思っていたら、割にふわっとした始まり。でも、姫様と寒がり屋のあたりに不穏な空気。さらに、眠くないが夜の長い国に行く辺りは、何か起こりそうな予感。
素敵な男子たちが自分のお姫様を守るストーリー(だと思う)。メルヘンでロマンチックでゆったりとした世界観は作者ならでは。謎めいた伏線が気になります。
話の設定等は面白いし引き込むんだけど何しろ話バラバラで解り辛い
作者の中では設定が出来上がって理解しているからこうなったんだろうけど
その作者の頭の中覗ける訳じゃないから解りにくくて混乱する
自分の中で出来上がった話を人に伝える努力がたりないかな
なのでこの評価で
もう少し読者に伝える努力...続きを読むさえしていれば設定は面白いから★5なんだけど
勿体無い
絵の描きこみ細かい感じと文字も多くて、慣れるまでは最初は入り込めなかったので。彼らの大義は?への答えに「いつかかっこよく・・」何だそりゃ~と思った方ですし。そういうゆるい可愛い雰囲気持ちながらの、謎解きや不思議な世界観なんだと味がわかってくるまでかかりましたが、いったん味をしめるとじわじわ好きになっ...続きを読むていきました。見開きで見る独特なコマ割りと光景が新鮮で目を奪われて最初はそこから。1巻は星3ですが、先はもっと評価高くしたいです。
Posted by ブクログ 2023年02月04日
ほのぼのな感じの話なのかなぁと思ったらなにやら壮大な物語が始まりそう
7人の騎士たちの名前が不思議だけど、それぞれ特性がありそう?物語がもう少し進んだら面白くなりそうな予感がするので、次巻に期待
兄弟ラブなキャラが好きなので…、この兄弟たちめちゃくちゃ好きになれそうな予感!
正直、話があちこち飛んで内容がよく分かりません。
ただこの手の作品は段々謎が解けてくると、ぐっと引き込まれるんですよね。
7人兄弟の仲良しっぷりは可愛くて癒されます。
Posted by ブクログ 2021年12月31日
私が忘れないために、列挙しとこう。
主役は女将軍バリバラの息子たち。
長男から順に…
眠くない、博愛、暑がりや、寒がりや
獣使い、剣自慢、ハラペコの七人。
中でも特に城代の娘と婚約中の
がんばりやな〝眠くない〟と
お忍び姿のお姫様と知り合って
男と勘違いしたまま仲良くなった
〝寒がりや〟にスポット...続きを読む当たってます。
岩本さんのふんわりタッチで描かれる
中世風の騎士物語は
剣と剣との闘いじゃなくて
静かな権謀術数の闘いなのかも。
とてもゆるい感じで始まる
物語ですが、7人の騎士が個性あふれる人たちで
今後多分出会うであろうお姫様との出会いが
楽しみです。
Posted by ブクログ 2021年03月12日
中世騎士のお話。
岩本ナオ先生色が爆発。
おそらく相当練り込んだ話だと思います。
設定が広くて細かいっ!
全体を理解するのが、なかなか大変。
登場人物のネーミングやセリフ回しが独特。
さすがな感じです。
七人の息子ごとの話で進んでいくみたいですね。
それぞれ別の国へ行くことになってるので、
そ...続きを読むれぞれ違った世界観をみれそうで、
後続が楽しみです。
Posted by ブクログ 2017年10月06日
金の国~が面白かったので。
7人の将軍の息子と7つの国がどう絡んでくるのか。面白そう。それにしてもヌートリアって(笑)
アレはリスではなくリスに似た何かだと思う。ウン。
Posted by ブクログ 2017年08月13日
マロニエ王国女将軍の七人の息子、「眠くない」「博愛」「暑がりや」「寒がりや」「獣使い」「剣自慢」「ハラペコ」。
彼らの大義は「いつかかっこよく我が国のお姫様を助けること!」
彼ら七人の騎士はそれぞれ「夜の長い国」「好色の国」「寒い国」「暖かい国」「生き物の国」「武力の国」「食べ物が豊富な国」へ外交に...続きを読む行くことになる。
あー!設定だけですでにわくわくが止まらない…。
てっきり全員一度に外交に出るのかと思っていたけど、これ一人ずつ(一国ずつ)やってくれるってことですかね…ありがたい!先が楽しみ!