幡大介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
大富豪同心シリーズ19作目。
まあ、タイトル通り銀八がメイン(?)の回なんですが。
お約束ですね、やっぱり卯之吉が美味しいとこ取りでした。
銀八って何歳位の設定だったっけ。
シリーズ中で出てきたかどうか記憶が定かではないんですが、
私の中では中年のイメージ。
その銀八が年甲斐もなく頑張る様子が何とも・・・。
どこまで行っても三枚目なのが涙ぐましいやら微笑ましいやら。
反対に、何をしても(何にもしなくても)一番美味しい卯之吉ったら。
所詮、この世は金なのか?
この格差!
現実に目の当りにしたらやさぐれること必至です。
でも、小説だから良いんです。
読んでるだけなら、いっそ清々しいですから。
今回の一押しは、三国屋の手代、喜七です。
走りながらの揉み手とは・・・、脳内に映像が浮かんで笑えました。
本人は困っていても傍からは笑顔にしか見えず、
笑顔が地顔でお通夜に出向くと殴られるとか、まさに商人の鏡(?)。
流石は強突く爺様の部下です。