幡大介のレビュー一覧
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やっとヒロイン(?)美鈴が登場する4巻。
美鈴の家の一大事だけでなく、大名家の問題まで解決して方々にファンを増やす卯之吉。
今回は、源之丞がイイ感じだった。
放蕩好きで大名のボンボンならではの図々しさがあるけど、潔いし男気があって頭も悪くない。
三右衛門とコンビで動いてた時のやり取りも面白かった。
美鈴は銀八に冷やかされた時の反応が普段とえらく違って急に女の子女の子する所が笑える。
自分より強い男じゃないとと常々言っていて、あんなにアッサリ卯之吉の本当の姿を見抜いたのに、心の広さに惚れるとは。
いつか卯之吉が振り向いてくれるといいねぇ…。
最後の、手に大きな鯉を吊るして涙に咽び、女はいかん! -
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後々まで因縁を残すお峰が初登場する3巻。
由利之丞が卯之吉役をするのもここから。
そんな由利之丞を守る&お礼をたんまり戴くべく、弥五郎が大活躍。
今回の悪玉の親分は、江戸の人間を馬鹿にした、手下をトカゲの尻尾切りするのも屁とも思わないイケ好かない人物だったけど、そんな治郎兵衛も平三ばかりか忠蔵にも裏切られてたりと、2巻の霞の一党と対照的な夜霧の一党だった。
伸吉やお直がその後どうなったのか気になる…。
この3巻で一番嫌いだなぁと思う平三を、最後だけ『お、潔いな』と見直したんだけど…その直後の奇跡的なマヌケっぷりが今作で一番笑った気がする。
表紙の絵にもなってるこの場面、一枚絵じゃなくて動画で -
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大富豪同心シリーズ、29作目。4部作の最終回。
ドラマ原作とあってか、連作完結編は見事な大団円。殺陣のアクションは脇役陣が活躍しつつ、肝心の卯之吉も持って生まれた才智が見事に生かされた采配ぶりで、良き纏め方でした。今回の4部作、祖父の徳右衛門が甲府に行ったきりで淋しく思っていたら、今作でようやく帰ってきてくれました。徳右衛門の甘利備前守と卯之吉に対する人物評が嬉しい限り。にしても、甘利さんってこんな感じの人だっけ?と思っていたら、何か本多出雲守と勘違いしていたみたい。ドラマ版に合わせた配役陣なのかな。まぁ、でも面白く読めたので良きです。
シリーズ自体はまだ続きそう?卯之吉の同心のお仕事、まだ -
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大富豪同心シリーズ、28作目。
今回も二本立て。一本目では、今度は由利之丞の兄貴分である元軽業師が世直し衆の一味に。お調子者で、ちゃらんぽらんなところがある由利之丞だけど、根は優しくてとっても真面目なんだよね。切ない結末だったけど、由利之丞の良さがいっぱい出ていてますます好きになっちゃった。
二本目は、表題作通り、銀八の故郷の下総が舞台。銀八のいつも以上のはりきり具合が微笑ましく読めるのと同時に、オールスター勢ぞろいとばかりに下総を舞台に皆が活躍していて楽しかった。ラスト、美鈴さんの行方が気になるけれど、、、次作でこの四部作も終わりかな。締めくくりを楽しみに読みたい。