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「大富豪同心3」
2023年6月23日~ NHK BSプレミアム・BS4K
出演:中村隼人、新川優愛、池内博之
「大富豪同心2」
2021年5月28日~ NHK BSプレミアム
出演:中村隼人、新川優愛、池内博之
「大富豪同心」
2019年5月10日~ NHK BSプレミアム
出演:中村隼人、新川優愛、池内博之
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Posted by ブクログ
大富豪同心シリーズ、2作目。
盗賊・霞ノ小源太一党の捕縛と、油問屋・白滝屋の一人息子の天狗騒動。
1作目は偶然と他人の勘違いの積み重ねで結果的に事件解決に持っていった感が強かったが、今回は卯之吉自身の本領(放蕩息子としての)が発揮した場面がより多くなり、キャラ要素だけでなく、捕物ミステリとして楽しめる部分も大いに出てきた。にしても、周りの卯之吉に対する勘違いぶりがどんどん度を増してきて、可笑しくてついつい笑っちゃう。
大富豪の放蕩息子&同心の二つの顔を使って、今後も卯之吉がどういう活躍をしてくれるのか楽しみ。お気に入りのシリーズを発見できて、ホクホクです。
Posted by ブクログ
大富豪同心シリーズ2作目です。
前作同様、痛快でした。
卯之吉が相変わらずの天然っぷりで笑えます。
褒められると照れる謙虚さも、
貧しい人々に対する思いやりもちゃんと持ち合わせていますが、
なにしろ、うなるようなお金に囲まれた環境でお育ちなもので、
周りの思惑なんかには無頓着で、相当浮いてます。
既に何でも手に入る訳ですから、手柄も賄賂もいりません。
そんな言動を、周囲がやり手同心として勝手に誤解してくれます。
まあ、なんだかんだで良い方に誤解してくれたり、
人や情報が集まってくるのは、
卯之吉の大らかで善良な人柄故かなとは思いますけど。
放蕩三昧で培った人脈とか、
お金に物を言わせて学んだ知識とか。
結局誰よりも有能(?)なのが、皮肉です。
皮肉といえば。
江戸一の札差と言われる爺様が溜め込んだお金を、
孫の卯之吉がものすごい勢いで使う様子もそうです。
爺様は商人ですから、お金には相当細かい筈ですが、
卯之吉は、お金に困ったことがないのでまったく執着しません。
そのお金の使いっぷりやら投げっぷりは、いっそ清々しいほどです。
そういう非常識さが、読んでいて楽しかったです。
Posted by ブクログ
盗賊霞ノ小源太一味の探索と召し捕りに追われている中、南町奉行所に因幡町にある白滝屋の跡取り息子七之助の神隠し騒動の話が持ち込まれた。「余計な事件に人手を割ける状態ではない」ので「仕事らしい仕事は任せられない見習いの、さらに、何を考えているのかさっぱりわからぬ唐変木」と筆頭同心から評価されている八巻卯之吉が担当を命じられる。
卯之吉は同心の家に生まれ育ったのではなく、江戸一番の札差・両替商で、大名相手の高利貸しも行っている三国屋の若旦那だった。主人徳右衛門は孫の行く末を案じ、金の力で同心株を手に入れ、八巻家の養子として卯之吉を押し込んだのである(第一巻『八巻卯之吉放蕩記』)。根っからの放蕩息子の若旦那なので、世間の常識から見れば考えられないような言動をしてしまう。そして、回りが勝手に誤解し、思いこみから動いてしまうことが、卯之吉が事件の真相に辿り着く道筋になっていく。
この勝手な誤解ぶりがおかしく、あれよあれよという間に、脈絡がないような動きが絡み合っていく。
馴染みの花魁としっぽりとぬれるよりも喧嘩騒ぎの方が好きだったり、傷を縫い合わす医工としての腕が見事だったりと、卯之吉の人間味と知識や人脈の幅の広さが、第一巻の卯之吉像よりも深まってきている。
第2巻なのでレギュラーとして登場してくる顔ぶれが揃い始めている。侠客の親分で口入屋を表家業としている荒海ノ三右衛門が押し掛け子分として活躍する様は、おかしみがあり笑ってしまう。内与力の沢田彦太郎の嫌らしさと野暮さも面白おかしさが増幅されている。第1巻では「若衆」とだけで名前がなかった陰間茶屋の売れない若衆方の役者も、今回は由利之丞として登場し、相変わらずのお金への執着ぶりをみせている。レビューを書いている今日時点で最新巻の『卯之吉子守歌』まで読んでいるので、人物像がこれから先の伏線になっていくのも楽しい。
『天狗小僧』だけではなく、シリーズとしての第2巻という見方で★4つの評価とした。
「大富豪同心3」
2023年6月23日~ NHK BSプレミアム・BS4K
出演:中村隼人、新川優愛、池内博之
「大富豪同心2」
2021年5月28日~ NHK BSプレミアム
出演:中村隼人、新川優愛、池内博之
「大富豪同心」
2019年5月10日~ NHK BSプレミアム
出演:中村隼人、新川優愛、池内博之
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小説・文芸
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