幡大介のレビュー一覧

  • 猫間地獄のわらべ歌

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    今回は帯の勝利です。「お江戸で密室」「館ものに見たて殺人」って、何それ…買うしかないじゃん…。
    時代小説は正直、食指が全く動かないジャンルの一つなんですが、「ミステリ時代小説」というエンタメ感丸出しの今作はさくさく読めました(*^^*)意外と取っ付きやすいなと思ったけど、普通の時代小説はこうはいかないのかしら…。

    何と言っても、物語の随所に差し挟まれるメタ展開が面白い(笑)。「左様か」とか「しからば」とかしかつめらしい顔で話してたちょんまげ侍達が、「密室とか言っちゃっていいんすか?」「こーゆーメタ展開、読者はうるさくないすか?」っていきなりメタ談議始めるのが面白い(笑)。ミステリファンには好

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    2012年09月16日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    ネタバレ

    時々すんごくメタ。
    好みは分かれると思いますが、まあ、たのしめました。
    珍念和尚が好き。なんか可愛い。みんながあの謎のわらべ歌を歌いたがる下りは面白かったです。

    ちょっとミステリーは中途半端な感じがしたかな……。
    私的にはこれはあり、です。

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    2012年08月20日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    江戸時代を舞台に密室、見立て殺人、館ものとミステリ的趣向を大胆に盛り込んだ時代小説。正統派の本格を期待すると肩透かしを喰らうけど、バカミスとしてみればなかなか愉しい。随所に挿入される自虐的なメタ展開や人を喰った「読者への挑戦状」も、好みは別れるところだろうけど、個人的にはありかな。

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    2012年07月18日
  • 大富豪同心 9 卯之吉子守唄

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    第九弾
    今回も話の流れに大きな違いはない。
    ここまで調子よく話が進むと、どうでもいいけど結構面白く感じる?

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    2012年07月16日
  • 大富豪同心 8 刺客三人

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    第八弾
    お江戸最後の悪党一味?
    彼らが雇った刺客三人による卯之助暗殺計画
    今回は一番の出はお峰(悪の殺し屋)か
    しばらく上方で身を隠すようである。

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    2012年06月01日
  • 大富豪同心 7 水難女難

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    第七弾
    お江戸の大洪水でのコメ不足での打ち壊しの背後に、卯之助の暗殺を謀るお峰一統?
    深くは考えなくていいシリーズだがやはり?
    人物それぞれ大活躍か?

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    2012年06月01日
  • 大富豪同心 6 お化け大名

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    第六弾
    お気楽な感じ、タイミングの良さ、偶然、何でもいいから進めてくれという感じ。
    悪役が女性(お峰-元?殺し屋)だけに近いのか。
    前後を別に読んでなくて構わないかもしれないが、やはり続きものとして読んだ方がいいのでは。

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    2012年05月30日
  • 大富豪同心 5 遊里の旋風

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    第五弾
    今回は吉原に火付けを企む悪党との対決
    自分の身代りをたてて、吉原へ乗り込む
    本当にいつもながら調子よく話が進んでいく

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    2012年05月29日
  • 大富豪同心 1 八巻卯之吉 放蕩記

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    第一弾
    発想が変わっている。全く剣の腕に自信のない大金持ち札差の道楽息子が同心株を祖父によって買い求められ、同人見習いとなり
    廻りに助けられつつ事件を解決していく

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    2012年05月24日
  • 大富豪同心 9 卯之吉子守唄

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    内容については、他の方のレビューをお読み下さい。…残念だ。あの駘蕩とした卯ノ吉ではなくなってしまっている。セコくチマチマとした人間になってしまってとても残念だ。…お役者シリーズと同じ様になってしまった。(説明が多く、いちいちクドクドしい)

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    2012年05月12日
  • 大富豪同心 1 八巻卯之吉 放蕩記

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    (再読)
    歴史上実在した人物を主人公にした作品ではなく、全くのオリジナルキャラクターが「八巻卯之吉」である。「時は安永、十代将軍家治の御代」、西暦で言えば1772〜1781年、「解体新書」が刊行され、平賀源内が活躍している時代に八巻卯之吉が活躍していることになる。

    江戸一番の札差で両替商、高利貸しとしても江戸一番の三国屋の末っ子の若旦那が卯之吉。蔵には千両箱が山積みになり、金が金を生むという家なので、放蕩三昧の日々を過ごしている。放蕩生活から抜け出そうと袋縫いの職人の下で針子修行をやったり、蘭学医の修行をしたりしても長続きしない。根っからの放蕩者なのである。

    そんな卯之吉の行く末を案じた三

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    2012年05月01日
  • 快刀乱麻 天下御免の信十郎1

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    秀吉の遺児にして加藤清正の養子という信十郎が主人公
    時代は、まだ江戸時代も初期、二代秀忠の頃
    伊賀、甲賀の忍者、南朝の遺臣、柳生宗矩、十兵衛、春日局、本多上野介やらが権力をめぐって暗躍している
    これに対し、本来この渦中にあるべき秀吉の遺児信十郎は、権力よりも民の安寧を願いとった行動は、、、、、と、なんとも大風呂敷を広げちゃった感が。
    この先、期待が持てるところではあるが、逆にどうまとめるのだろうと心配でもあるのだが。

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    2010年10月23日