幡大介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
傑作か迷作か、それが問題だ。
「このミス」で話題をさらったので興味本位で古本入手。結果、300円の価値は十分にありました(笑)。でも作者の遊びゴコロが許せない人は、途中で怒って本を放り投げるかも?
ひと言でいうと軽いノリの時代小説×本格っぽいミステリ。メタフィクション云々・・・はまあ軽い座興程度。
なんちゃって密室殺人、わらべ歌に乗せた見立て連続殺人、顔のない死体、被害者のすり替え、鉄壁アリバイの館モノ?殺人と、ミステリの常套手段を駆使した縦横無尽の展開。最後にあっと驚く?どんでん返しまで待っていて、これはたしかにてんこ盛りの賑やかさ。ある意味、ツウ向けです。
バカバカしいと思っている -
Posted by ブクログ
今回は帯の勝利です。「お江戸で密室」「館ものに見たて殺人」って、何それ…買うしかないじゃん…。
時代小説は正直、食指が全く動かないジャンルの一つなんですが、「ミステリ時代小説」というエンタメ感丸出しの今作はさくさく読めました(*^^*)意外と取っ付きやすいなと思ったけど、普通の時代小説はこうはいかないのかしら…。
何と言っても、物語の随所に差し挟まれるメタ展開が面白い(笑)。「左様か」とか「しからば」とかしかつめらしい顔で話してたちょんまげ侍達が、「密室とか言っちゃっていいんすか?」「こーゆーメタ展開、読者はうるさくないすか?」っていきなりメタ談議始めるのが面白い(笑)。ミステリファンには好 -
Posted by ブクログ
(再読)
歴史上実在した人物を主人公にした作品ではなく、全くのオリジナルキャラクターが「八巻卯之吉」である。「時は安永、十代将軍家治の御代」、西暦で言えば1772〜1781年、「解体新書」が刊行され、平賀源内が活躍している時代に八巻卯之吉が活躍していることになる。
江戸一番の札差で両替商、高利貸しとしても江戸一番の三国屋の末っ子の若旦那が卯之吉。蔵には千両箱が山積みになり、金が金を生むという家なので、放蕩三昧の日々を過ごしている。放蕩生活から抜け出そうと袋縫いの職人の下で針子修行をやったり、蘭学医の修行をしたりしても長続きしない。根っからの放蕩者なのである。
そんな卯之吉の行く末を案じた三