幡大介のレビュー一覧

  • 大富豪同心 4 御前試合

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    大富豪同心シリーズ、4作目。
    押し込み強盗に襲われ、家宝の名刀を奪われた剣術道場での騒動ノ巻。

    安定的な面白さ。今作では、源之丞さまも御活躍されますが、目玉はやはり、ヒロイン剣士・美鈴の登場。卯之吉の新たな助っ人になってくれるのかしらん。でも、水谷さんの立場が、、、と思っていたら、案の定最後に。今後の波乱に期待できそう(笑)

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    2015年08月26日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    普通に、ミステリ時代物(?)と読み進めてたらメタ視点あったり、違う意味での「読者への挑戦状」があったり…嫌いじゃないぜこういうのw面白く読みました!最後のトリックは不意をつかれ、いい驚きを。(むしろ誤解してたw)

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    2015年07月20日
  • 定火消の殿 大江戸三男事件帖5

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    今回は伝次郎が主に活躍。火消しの活動も興味深く。お栄ちゃんと進展しないかなあ…最後の長蔵さんが面白かったwあの殿様も可哀相だが、救いがありそうでよかった。

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    2015年07月20日
  • でれすけ忍者 江戸を駆ける

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    第二弾
    白河から江戸での勘違いの働き?
    田沼と若き定信の対立を軸に好き勝手に
    お庭番、伊賀とも既に凋落?
    此処まで適当なら別に何も!

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    2015年06月05日
  • でれすけ忍者

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    シリーズ第一弾
    白河藩の隠れ忍者?
    定信が藩主に、そして江戸へ
    田沼との確執?
    どうなるのか?

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    2015年03月17日
  • 大富豪同心 16 天下覆滅

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    大富豪同心シリーズ16作目。


    前作の続きです。
    思った通り、話の筋を思い出すのに一時必要でした。


    能天気な卯之吉と頑張る周囲の人達というのはお決まりですが、
    今回はストレートに楽しめなかったです。
    災害が題材だったからですが。
    サラッと描写されていましたが家屋も田畑も流されて、
    沢山人が死んでいますから、
    今後何年も飢えや流行病でもっと沢山死ぬでしょうから、
    卯之吉のはしゃぎっぷりはちょっと・・・。

    小説だからと面白がれたら良かったんですが。
    そういう意味では、
    超ド級の坊々ぶりにニヤニヤするという、
    このシリーズの醍醐味が半減して残念な感じでした。


    でもこの話まだ続きがありそう

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    2017年10月14日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    この“やりたい放題感”がよいですね。「四の五の言わず、楽しんじゃえ!」って感じで読みましょう(笑)。

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    2014年12月28日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    あの問題作(?)、『猫間地獄のわらべ歌』に輪をかけての“やりたい放題”な、時代ミステリ。
    読む人を選ぶ作品とは思いますが、楽しんだもの勝ちですね~。

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    2014年12月28日
  • 大富豪同心 15 隠密流れ旅

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    シリーズ第十五弾
    よくもこんな出鱈目のストーリ展開が?と言うより都合よく話が出来上がっていくとい感じ、
    文庫本の連続物はよほど良くないとしんどい

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    2014年11月25日
  • でれすけ忍者 江戸を駆ける

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    シリーズ第二弾。

    終盤の田沼意次の台詞。
    「田安の主従、阿呆か」・・・その通りだと思います(笑)

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    2014年10月13日
  • 大富豪同心 14 千里眼 験力比べ

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    千里眼をもつ僧が現れ、大店の旦那や老中までその眼力に帰依してしまう。これは卯之吉とその背後の三国屋や筆頭老中を追い落とそうとする陰謀なのだが、些細なヒントから卯之吉たちが悪巧みを暴いてゆく…
    珍しく卯之吉が、放蕩しながらもちゃんと探偵している。意表をつく展開はなくマンネリだが、いつものメンバーの活躍を楽しむという意味では安定。三国屋も久々に大活躍で嬉しい。前回から卯之吉に治療してもらっている筆頭老中もおバカの仲間入りか。

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    2014年09月26日
  • 大富豪同心 13 春の剣客

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    卯之吉が江戸一番の辣腕同心であると思い込み、内密に仇討ち相手を捜してほしいと頼み込んできた侍。
    一方では剣の腕は一流だが処世術がないため浪人としてくすぶっている男が、卯之吉と立ち合って死のうと思いつめてつけ狙う…
    今回の見どころは不器用な浪人竹本。剣の道を極めながら空しさと屈折した矜持を抱く彼が、卯之吉と関わることで変わってゆく過程が微笑ましい。
    ところで冒頭の老中のエピソードは今後の伏線なのだろうか…

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    2014年08月23日
  • 大富豪同心 12 甲州隠密旅

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    前巻で卯之吉が助けた旗本つながりで話が始まる。
    今回は隠密廻り同心となって、甲州路を旅する卯之吉一行。命を狙われているというのに相変わらず夜遊びにのみ執念を燃やす彼とサポートする仲間たち。
    展開はマンネリだが安心して読める時代小説。卯之吉を孤立させようとする敵の計略はよかった。ときどき挟まる江戸時代マメ知識も面白い。

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    2014年07月30日
  • 大富豪同心 15 隠密流れ旅

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    大富豪同心シリーズ15作目。


    シリーズ初の2冊もの(3冊かもしれないけど・・・)。


    次巻に続く・・・で終わっているので消化不良気味です。
    オトボケ主人公にニヤニヤしながら、
    勧善懲悪の話を1話完結で読み切れるのが良いところなのに。
    次回作が出る頃まで内容を覚えていられるでしょうか…。


    船が転覆して御用米が流された!
    という訳で、ドケチな札差の爺様が中山道をすっ飛んで行き、
    とばっちり(?)で隠密廻同心を拝命した卯之吉も江戸の外へ。
    あの悪党、お峰や天満屋も再び登場。
    その他にも悪事に加担しているらしい登場人物たちがちらほら。
    なのに、勿論あの卯之吉ですからすっかり物見遊山気分です。

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    2017年10月14日
  • 大富豪同心 11 湯船盗人

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    知り合いの俳諧師が殺されたため、珍しく自ら事件の探索を始めた卯之吉。その俳諧師は、ある家から湯船を盗みだしてくれと依頼されていたというが…
    いつものように周りが勝手に誤解して凄腕同心の名を高めるというシーンは少なく、とんちんかんなことをしながらも大店の放蕩息子と同心の顔を使い分けて真相に迫っていく。遊び仲間の源之丞、朔太郎も大活躍。
    湯船を盗む目的が面白かったが、最後あっさり解決しすぎかも。金の力は偉大だ。

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    2014年06月23日
  • 大富豪同心 14 千里眼 験力比べ

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    第十四弾
    卯之吉を陥れるため策を巡らす天満屋
    今回は、実家と老中を巻き込む陰謀
    相変わらず都合よく物語が展開、次巻も同様な展開か

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    2014年05月21日
  • 大富豪同心 10 仇討ち免状

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    卯之吉を陥れるために偽者が侍を斬り殺す事件が発生し、疑いをかけられた卯之吉は蟄居を命じられる。本人は相変わらず何もわかっていないが、荒海一家は偽者を暴こうと奔走。一方殺された侍の弟は仇はどうやら卯之吉らしいと知り…
    今回は卯之吉を仇と狙う田舎侍がメインで、卯之吉はいつも以上に何もせず影が薄い感じ。ストーリーもわりと淡白で、人斬り大好きな万里さんなど面白いキャラを出しているのにちょっと残念。

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    2014年05月05日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    時代小説と本格が融合したメタミステリ。
    木枯らし紋次郎を彷彿とさせる渡世人が、「あっしには関わりのねえことでござんす」と言いながら結局事件に深く関わっていく。
    奇怪な村に摩訶不思議な事件、普通に書いても十分面白い話だと思うが、横溝正史オマージュからクトゥルー風ホラーも取り入れた縦横無尽なメタ展開に何度も笑った。
    登場人物のマニアックな会話はちょっと遊び過ぎ?とも思うが、『猫間地獄〜』に続いてこの著者の時代ミステリはツボにハマる。

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    2014年04月30日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    どうなんだろうなあ…
    バカミスで、いろいろミステリ趣向やらメタやら取り入れてはっちゃっけているんですが、何か作者が楽しみすぎて、ついていけない感じでした。

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    2014年03月03日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    三姉妹とその死を予言して果てる兄…とくれば、思い浮かぶのはかの有名な探偵小説。でもそこは「猫間地獄の~」の幡大介、なぞるだけで終わるはずがないと期待したらやっぱりやってくれましたw
    スリリングな展開の先に、ちょっとズッコケつつもホッと安堵の解決が待ち受ける。
    次の舞台も決まったことだし、続編も固い!かなw

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    2014年03月15日