幡大介のレビュー一覧

  • 大富豪同心 18 卯之吉江戸に還る

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    大富豪同心シリーズ18作目。


    やっと江戸に帰ってきたと思いきや、
    今度は打ち壊し騒動です。


    持ってます、卯之吉。


    そして今回も流石です。


    ところどころ、本人の実力である博学ぶりも見せてはいますが、
    基本、確信に迫る人にも情報にも、意図せず偶然ぶち当たっています。
    何度も言いますが、持ってる男は違います。


    その割りを食うのが周囲の常識人たち。
    敵味方を問わず、そのストレスたるや・・・。
    若干、同情を禁じ得ませんでした。


    卯之吉の祖父、三国屋徳右衛門と、筆頭老中、本多出雲守。
    相変わらず愛すべき爺様たちでした。
    その悪徳っぷりは、どっちが悪者かツッコミたくなります。


    やはり一巻完結は良いですね。
    ご都合主義と言ってしまえばそれまでですが、
    安心安定の予定調和です。

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    2017年10月14日
  • 夏宵の斬

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    これまで幡作品では大富豪同心シリーズなど、コミカルな時代小説をもっぱら読んできたが、今作はうって変わって、終始重苦しい雰囲気。35年前の自身の過ちを清算するのはいいのだが、もう少し救いのある終わり方でも良かったのではないかなぁと思った。せめて未来ある若者の命は残してほしかったな、と。剣戟シーンは意外にも(?)本格的で分量もあり、読みごたえがあった。大富豪同心シリーズの印象が強いからか、意外な作品でした。

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    2016年04月04日
  • 真田合戦記3 幸綱雄飛篇

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    第三弾。
    ようやく、次郎三郎“幸綱”が真田の棟梁として、滋野一族を束ねることに・・・ここからまた新たなスタートですね。
    次巻を読むのが楽しみです。

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    2015年12月13日
  • 真田合戦記1 幸綱風雲篇

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    あの「大富豪同心」の作者、幡大介さんが真田モノを?という事で手に取った1冊。
    信州善光寺の商人・次郎三郎が主人公で、彼こそが真田幸村の祖父にあたる幸綱との事ですが、まだ真田家の棟梁になる前の話からになります。
    この巻では信濃の地を廻って、武田・村上・上杉(この上杉家も分家が複数)・北条等々の思惑が入り乱れている状態。
    ここから、最終的に幸村の話に行き着くとなると、かなり長いシリーズ(?)になりそう・・。
    今後の展開に期待したいです。

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    2015年12月09日
  • 大富豪同心 15 隠密流れ旅

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    大富豪同心シリーズ、15作目。

    今回は上州への隠密廻旅。と思ったら、話は次作へと続くようです。前後編の前編といったところ?多少、事の真相は露見して終わってくれるので良しとしますが、意外にも前作の名残があって、シリーズ読者としてはナルホドなぁと唸らされました。

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    2015年12月09日
  • 大富豪同心 11 湯船盗人

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    大富豪同心シリーズ、11作目。

    今回は、知り合いの俳諧師が殺されたということで、卯之吉自ら同心の捜査に乗り出す。と言いつつ、周りの朔太郎や源之丞らがあれやこれやと卯之吉をフォローするわけだけれども。
    湯船を盗むという企みがどのような陰謀へと繋がるのか、興味深くもあり、面白かった。今回は丸く収まってこのまま終わりかなと思いきや、またもやあの人の名が。次作に続く。

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    2015年12月01日
  • 大富豪同心 10 仇討ち免状

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    大富豪同心シリーズ、10作目。

    今回は、卯之吉を騙る偽同心が現れ、武家人殺しの嫌疑が卯之吉に掛けられることになる。

    嫌疑を掛けられはするものの、肝心の奉行所の人間が誰一人、信じていないところが可笑しい。兄の仇討ちに江戸入りした田舎侍の弟をウザキャラとして描かれており、それが見事にウザかった(苦笑)。今回は卯之吉本人よりも、その弟や、偽同心に扮する万里五郎助のキャラが個性的で目立ってたかな。今作一回限りの登場ではちょっと勿体ない気も。

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    2015年11月24日
  • 大富豪同心 9 卯之吉子守唄

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    大富豪同心シリーズ。

    今回の悪党は、上州から流れてきた神竜一家。悪党たちが卯之吉を辣腕同心とひたすら勘違いしていく様子が相変わらず楽しい。卯之吉の見事な失神ぶりも見られて、満足。

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    2015年11月24日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    時代物+ミステリー第2弾?今回は渡世人が主人公。アレっぽかったり、アレっぽかったり、アレっぽかったりして相変わらずメタだったりで、どうするんだろうと思ったw続いちゃう…?

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    2015年11月06日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    時代本格ミステリというジャンル(?)

    前作「猫間地獄~」と同系統。時代モノのくせに、メタ談義が溢れんばかりに満載。正直、「猫間地獄~」がそこそこ当たって、悪ノリしちゃったか、と最初はげんなりしていたんだけど、、、限度を超えてしつこく何度も重ねられると、最後は笑えるようになってしまった(苦笑)。まぁ、もともとメタ談義そのものは嫌いじゃない私なんだけど、、、正統な時代モノも好きなので、ちょっと複雑デス。著者自体、ちゃんとした時代モノも書いておられる人なので、だからこそこういうお遊びモノを出しても成立しちゃうんだろうけど。
    続編はアリ?本編同様、しつこく重ねられると、もしかしたらこのジャンルにも嵌っちゃうかも。

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    2015年09月04日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    同著者作品の「大富豪同心」シリーズからやってきたせいか、同じエンタメ時代モノでも、本書の作風には驚いた。確かにこの作風は、時代モノでは見たことなかったかも。ミステリとしても禁じ手ばっかりだったけど、これだけ重ねればお見事。わらべ歌の見立ての結末は私は結構好きだし、最後の仕掛けもどこかで見たことあるモノだけど、本を放り投げることはなかった(笑)。確かに途中いくつも違和感はあったんだよね、、、。バカバカしさを感じつつも、最後まで楽しく読める一冊でした。

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    2015年08月31日
  • 大富豪同心 4 御前試合

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    大富豪同心シリーズ、4作目。
    押し込み強盗に襲われ、家宝の名刀を奪われた剣術道場での騒動ノ巻。

    安定的な面白さ。今作では、源之丞さまも御活躍されますが、目玉はやはり、ヒロイン剣士・美鈴の登場。卯之吉の新たな助っ人になってくれるのかしらん。でも、水谷さんの立場が、、、と思っていたら、案の定最後に。今後の波乱に期待できそう(笑)

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    2015年08月26日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    普通に、ミステリ時代物(?)と読み進めてたらメタ視点あったり、違う意味での「読者への挑戦状」があったり…嫌いじゃないぜこういうのw面白く読みました!最後のトリックは不意をつかれ、いい驚きを。(むしろ誤解してたw)

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    2015年07月20日
  • 定火消の殿 大江戸三男事件帖5

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    今回は伝次郎が主に活躍。火消しの活動も興味深く。お栄ちゃんと進展しないかなあ…最後の長蔵さんが面白かったwあの殿様も可哀相だが、救いがありそうでよかった。

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    2015年07月20日
  • でれすけ忍者 江戸を駆ける

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    第二弾
    白河から江戸での勘違いの働き?
    田沼と若き定信の対立を軸に好き勝手に
    お庭番、伊賀とも既に凋落?
    此処まで適当なら別に何も!

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    2015年06月05日
  • でれすけ忍者

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    シリーズ第一弾
    白河藩の隠れ忍者?
    定信が藩主に、そして江戸へ
    田沼との確執?
    どうなるのか?

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    2015年03月17日
  • 大富豪同心 16 天下覆滅

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    大富豪同心シリーズ16作目。


    前作の続きです。
    思った通り、話の筋を思い出すのに一時必要でした。


    能天気な卯之吉と頑張る周囲の人達というのはお決まりですが、
    今回はストレートに楽しめなかったです。
    災害が題材だったからですが。
    サラッと描写されていましたが家屋も田畑も流されて、
    沢山人が死んでいますから、
    今後何年も飢えや流行病でもっと沢山死ぬでしょうから、
    卯之吉のはしゃぎっぷりはちょっと・・・。

    小説だからと面白がれたら良かったんですが。
    そういう意味では、
    超ド級の坊々ぶりにニヤニヤするという、
    このシリーズの醍醐味が半減して残念な感じでした。


    でもこの話まだ続きがありそう。
    災害現場では一応治まりましたが、
    さぁ江戸へ戻って決着だ、というところで終わってます。



    余談ですが。

    美鈴様が益々たくましい。
    卯之吉達に置いてきぼりを食らい、
    一日遅れで中山道をひた走り、
    挙げ句川の氾濫で流されるも川岸まで泳ぎ切り、
    泥だらけで捕り物に参加、です。
    確かまだ十代の女の子の筈ですが・・・。
    荒海一家とは違い卯之吉の正体も知っているのに、
    何も出来ない卯之吉を心配して助けようとする姿は、
    恋する乙女というよりも最早お母さんだと思いました。

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    2017年10月14日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    この“やりたい放題感”がよいですね。「四の五の言わず、楽しんじゃえ!」って感じで読みましょう(笑)。

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    2014年12月28日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    あの問題作(?)、『猫間地獄のわらべ歌』に輪をかけての“やりたい放題”な、時代ミステリ。
    読む人を選ぶ作品とは思いますが、楽しんだもの勝ちですね~。

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    2014年12月28日
  • 大富豪同心 15 隠密流れ旅

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    シリーズ第十五弾
    よくもこんな出鱈目のストーリ展開が?と言うより都合よく話が出来上がっていくとい感じ、
    文庫本の連続物はよほど良くないとしんどい

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    2014年11月25日