幡大介のレビュー一覧

  • でれすけ忍者 江戸を駆ける

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    シリーズ第二弾。

    終盤の田沼意次の台詞。
    「田安の主従、阿呆か」・・・その通りだと思います(笑)

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    2014年10月13日
  • 大富豪同心 14 千里眼 験力比べ

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    千里眼をもつ僧が現れ、大店の旦那や老中までその眼力に帰依してしまう。これは卯之吉とその背後の三国屋や筆頭老中を追い落とそうとする陰謀なのだが、些細なヒントから卯之吉たちが悪巧みを暴いてゆく…
    珍しく卯之吉が、放蕩しながらもちゃんと探偵している。意表をつく展開はなくマンネリだが、いつものメンバーの活躍を楽しむという意味では安定。三国屋も久々に大活躍で嬉しい。前回から卯之吉に治療してもらっている筆頭老中もおバカの仲間入りか。

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    2014年09月26日
  • 大富豪同心 13 春の剣客

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    卯之吉が江戸一番の辣腕同心であると思い込み、内密に仇討ち相手を捜してほしいと頼み込んできた侍。
    一方では剣の腕は一流だが処世術がないため浪人としてくすぶっている男が、卯之吉と立ち合って死のうと思いつめてつけ狙う…
    今回の見どころは不器用な浪人竹本。剣の道を極めながら空しさと屈折した矜持を抱く彼が、卯之吉と関わることで変わってゆく過程が微笑ましい。
    ところで冒頭の老中のエピソードは今後の伏線なのだろうか…

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    2014年08月23日
  • 大富豪同心 12 甲州隠密旅

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    前巻で卯之吉が助けた旗本つながりで話が始まる。
    今回は隠密廻り同心となって、甲州路を旅する卯之吉一行。命を狙われているというのに相変わらず夜遊びにのみ執念を燃やす彼とサポートする仲間たち。
    展開はマンネリだが安心して読める時代小説。卯之吉を孤立させようとする敵の計略はよかった。ときどき挟まる江戸時代マメ知識も面白い。

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    2014年07月30日
  • 大富豪同心 15 隠密流れ旅

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    大富豪同心シリーズ15作目。


    シリーズ初の2冊もの(3冊かもしれないけど・・・)。


    次巻に続く・・・で終わっているので消化不良気味です。
    オトボケ主人公にニヤニヤしながら、
    勧善懲悪の話を1話完結で読み切れるのが良いところなのに。
    次回作が出る頃まで内容を覚えていられるでしょうか…。


    船が転覆して御用米が流された!
    という訳で、ドケチな札差の爺様が中山道をすっ飛んで行き、
    とばっちり(?)で隠密廻同心を拝命した卯之吉も江戸の外へ。
    あの悪党、お峰や天満屋も再び登場。
    その他にも悪事に加担しているらしい登場人物たちがちらほら。
    なのに、勿論あの卯之吉ですからすっかり物見遊山気分です。
    あっちへふらふらこっちへふらふらで、
    読んでいるこちらの方がイライラするやら銀八に同情するやら。
    その間、チーム卯之吉ともいうべき荒海一家や水谷様は、
    無能なトップを余所に中山道のあちこちで頑張ってます。
    大雨も夜の暗闇もなんのその、同情を誘わずにおれない健気さです。
    で、次巻に続く。
    うーん、なるべく早く次回作が出ることを希望します。

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    2017年10月14日
  • 大富豪同心 11 湯船盗人

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    知り合いの俳諧師が殺されたため、珍しく自ら事件の探索を始めた卯之吉。その俳諧師は、ある家から湯船を盗みだしてくれと依頼されていたというが…
    いつものように周りが勝手に誤解して凄腕同心の名を高めるというシーンは少なく、とんちんかんなことをしながらも大店の放蕩息子と同心の顔を使い分けて真相に迫っていく。遊び仲間の源之丞、朔太郎も大活躍。
    湯船を盗む目的が面白かったが、最後あっさり解決しすぎかも。金の力は偉大だ。

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    2014年06月23日
  • 大富豪同心 14 千里眼 験力比べ

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    第十四弾
    卯之吉を陥れるため策を巡らす天満屋
    今回は、実家と老中を巻き込む陰謀
    相変わらず都合よく物語が展開、次巻も同様な展開か

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    2014年05月21日
  • 大富豪同心 10 仇討ち免状

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    卯之吉を陥れるために偽者が侍を斬り殺す事件が発生し、疑いをかけられた卯之吉は蟄居を命じられる。本人は相変わらず何もわかっていないが、荒海一家は偽者を暴こうと奔走。一方殺された侍の弟は仇はどうやら卯之吉らしいと知り…
    今回は卯之吉を仇と狙う田舎侍がメインで、卯之吉はいつも以上に何もせず影が薄い感じ。ストーリーもわりと淡白で、人斬り大好きな万里さんなど面白いキャラを出しているのにちょっと残念。

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    2014年05月05日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    時代小説と本格が融合したメタミステリ。
    木枯らし紋次郎を彷彿とさせる渡世人が、「あっしには関わりのねえことでござんす」と言いながら結局事件に深く関わっていく。
    奇怪な村に摩訶不思議な事件、普通に書いても十分面白い話だと思うが、横溝正史オマージュからクトゥルー風ホラーも取り入れた縦横無尽なメタ展開に何度も笑った。
    登場人物のマニアックな会話はちょっと遊び過ぎ?とも思うが、『猫間地獄〜』に続いてこの著者の時代ミステリはツボにハマる。

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    2014年04月30日
  • 猫間地獄のわらべ歌

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    どうなんだろうなあ…
    バカミスで、いろいろミステリ趣向やらメタやら取り入れてはっちゃっけているんですが、何か作者が楽しみすぎて、ついていけない感じでした。

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    2014年03月03日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    三姉妹とその死を予言して果てる兄…とくれば、思い浮かぶのはかの有名な探偵小説。でもそこは「猫間地獄の~」の幡大介、なぞるだけで終わるはずがないと期待したらやっぱりやってくれましたw
    スリリングな展開の先に、ちょっとズッコケつつもホッと安堵の解決が待ち受ける。
    次の舞台も決まったことだし、続編も固い!かなw

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    2014年03月15日
  • 股旅探偵 上州呪い村

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    幡大介の"本格"時代ミステリ第二弾。今回は股旅物に横溝オマージュやクトゥルフ要素まで詰め込まれた贅沢?仕様。お約束のメタレベルからのツッコミにも思わずニヤニヤさせられる。

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    2014年02月24日
  • 大富豪同心 9 卯之吉子守唄

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    自身番に女がやってきて卯之吉にと赤ん坊を託した。いきなり赤ん坊を預かることになって大騒ぎの八巻邸だが、卯之吉は女は産女ではないのかと変な興味を持って調査に当たる。そのうち、盗賊の一団がその赤ん坊を狙っていることがわかり…
    相変わらず娯楽時代劇のような安心して読める面白さ。今回は三国屋が登場しなかったのと、水谷&由里之丞の見せ場が少なかったのが残念。

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    2014年02月12日
  • 大富豪同心 13 春の剣客

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    大富豪同心シリーズ13作目。ここまで来るとパターン化されてて先が読めるんですが、
    脱力系の卯之吉が妙に味があって次も読みたくなるんです。


    今回のゲスト出演者は浪人です。
    それも相当不景気な浪人です。
    ニュースではいろいろ良さげに報道されてきてますが、
    実際にはまだまだ不景気な現実を生きる者として身に詰まされたりして。
    逆に卯之吉の散財っぷりで癒されました。
    あまりの馬鹿馬鹿しさがいっそ清々しいくらいです。


    卯之吉の剣豪だという名声を陰で支える美鈴様と水谷様ですが、
    今回はちょっと危なかった。
    件の浪人がやたら強くて、同心八巻の化けの皮がとうとう剥がれるかと。
    まあね。
    そこはあの卯之吉ですから。
    何とかなったよ。
    要領が良いんだか、何なんだか・・・。

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    2017年10月14日
  • 大富豪同心 12 甲州隠密旅

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    大富豪同心シリーズ12作目。前作で助けた権七郎の再びのピンチを救うべく、
    卯之吉が江戸を出て甲州街道を行く話でした。


    それにしても。
    同心は江戸の外へ出られない決まりとは知りませんでした。
    勉強になります。
    ただし町人に成りすます隠密廻り同心だけは例外だとか。
    という訳で、急遽卯之吉が隠密廻り同心に任命されます。
    助けられる側の権七郎も助ける側の卯之吉も、
    町人として育てられているのでちっとも危機感がありませんが、
    大身旗本の坂上家の一大事なのです。
    卯之吉の上司、沢田様には同情します。
    こんな部下いたらストレス溜まりまくり。
    絶対嫌だろうな。
    そして卯之吉はやっぱり卯之吉なので、
    流されるまま甲州街道を行くうちに誤解が誤解を生んで大所帯に。
    ちっとも隠密じゃないし。
    それもなんて暑苦しい集団・・・。
    卯之吉は何にも執着しない極楽トンボと認識していましたが、
    今回、遊蕩にかけてはものすごい頑固な一面が見られます。


    そして、一番の衝撃。
    どんだけ強いの?美鈴様・・・。

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    2017年10月14日
  • 大富豪同心 11 湯船盗人

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    大富豪同心シリーズ11作目です。
    湯船を盗むってどゆこと?と思いましたが、
    卯之吉も分からなかったので企みに乗っかってみたら・・・、
    という話でした。

    内容紹介によると、
    あの卯之吉が遂にやる気を出したかのようですが、
    そんなことは全然ありませんでした。
    卯之吉はやっぱり卯之吉、極楽トンボでした。
    被害者が知り合いだったこともあり、
    好奇心も手伝って首を突っ込んだはいいが、
    寒いだの何だのですぐにへこたれるし、
    周りの空気を読まずに遊蕩に走るし。
    卯之吉の本性を知っている美鈴様や銀八と遊蕩仲間が、
    その度に袖を引いてフォローしてます。
    まあ、そういうところがこのシリーズの面白いところです。
    美鈴様が卯之吉とその祖父三国屋徳右衛門のやり取りを見て、
    何だかなぁ・・・と思う場面がありましたが、
    読者もまさにそんな感じを味わってニヤリとするのです。
    与えられた同心という身分に自覚の無い卯之吉と、
    卯之吉を同心にした張本人にも拘らず、
    孫なのに上座に据えて本気で有難がる徳右衛門。
    切れ者同心という巷の噂に感激しまくり、
    武士を武士とも思わない業突く豪商がドケチに有るまじき散財っぷり。

    卯之吉は良く言えば安楽椅子探偵ですね。
    周囲の皆さんが奔走してくれた結果を、
    最後につなぎ合わせて美味しいとこ取り。
    最後に逆恨みされてまた敵も増やしてしまいましたけど。

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    2017年10月14日
  • 大富豪同心 8 刺客三人

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    卯之吉を狙うお峰が小伝馬町の牢から脱走し、前巻でも活躍した山嵬坊と結託して再び卯之吉暗殺を企む。荒海ノ三右衛門や美鈴は必死に守ろうとするが、肝心の卯之吉は夜遊びを我慢しきれず吉原に出かけてしまう有様で…
    山嵬坊が雇った三人の刺客が三人三様で面白い。卯之吉ばかりか身代わりの由利之丞まで偶然で助かってしまい、そのうえ凄腕と勘違いされてしまうのはどうかと思うが、その由利之丞の金に執着する意地汚さも事件解決に役立っているところはさすが。

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    2014年01月05日
  • 大富豪同心 7 水難女難

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    長雨による水害で米不足に陥り、飢餓にあえぐ江戸の町。
    卯之吉を狙うお峰たちはこの機に町人を煽動して打ち壊しによる治安破壊、同時に卯之吉暗殺を狙う…
    このような水害で江戸があっという間に餓えてしまうとは知らなかった。全編雨に降られてジメジメした巻だが面白かった。出番は少なかったが卯之吉の祖父、三国屋の太っ腹がかっこいい。

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    2014年01月05日
  • 大富豪同心 6 お化け大名

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    今や卯之吉の剣客、凄腕同心という噂は大名にまで轟いている。
    ある大名の屋敷で起きた幽霊騒動を解明するよう藩主に頼まれてしまった卯之吉は、屋敷に赴くが大の怖がりなのでドキドキ。しかもそこには彼を狙う一味の罠が待っていた…
    相変わらずダメダメな放蕩者だが、周囲の助けや誤解で事件を解決してしまう卯之吉。今回は美鈴さんが大活躍で可愛い。

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    2014年01月05日
  • 大富豪同心 11 湯船盗人

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    シリーズものと知らずいきなり読んだため、ボンボンなのに同心で世間の評価が実体と違って、という設定に気づくまで時間がかかった。一巻から読んだらもっと面白いんだろうな。ちょっとうらなり過ぎなので、美形とかかれてあってもピンとこない。

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    2014年01月03日