幡大介のレビュー一覧

  • 大富豪同心 : 24 昏き道行き

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    第二四弾
    江戸で続く贋金騒動、将軍舎弟の暗殺の件
    二つは甲府に根差すのか、暗殺の依頼は将軍?
    瓜二つの幸千代の活躍と彼の許嫁の警護の別式女の悲劇
    その一つは用心棒の水谷の過去の秘密が

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    2020年09月24日
  • 大富豪同心 : 25 贋の小判に流れ星

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    シリーズ第25弾。

    江戸に大量の贋小判を出回るように仕掛け、江戸の経済を混乱させると同時に、幕府の中枢をも掌握しようと企む、将軍家の愛妾・富士島ノ局とその父・住吉屋藤右衛門の恐るべき策謀が着々と進んでいます。
    そんな中、すっかり同心らしくなってきた幸千代様。江戸の民がイメージ(勘違い?)している“辣腕同心”そのものです。一方、“替え玉”をしている卯之吉は、蘭学の実験から贋小判の見分け方を発見。本当、卯之吉ってかしこいですよね。
    贋小判の出どころと、米相場を事前に知る仕掛けを知り、“チーム卯之吉(というか、卯之吉の周りの方々)”の反撃が開始。皆が各々活躍し、住吉屋父娘の野望を打ち砕く様は痛快で

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    2020年08月11日
  • 獅子奮迅 天下御免の信十郎2

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    越前の松平忠直が乱心した件の裏話的な

    このお話が史実との整合性はともかく、
    越前松平系の諸藩の関係がああなった事情が呑み込めました

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    2020年08月07日
  • 大富豪同心 23 影武者 八巻卯之吉

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    シリーズ大好きでしたが、22巻以降止まっていて久々の新刊でしたが、作風が変わったと言うか、読んでいて違和感だらけでした。間にテレビドラマ化があったのが原因しているのか、小説というより台本読んでいる感じです。
    話は好きなのにかなり残念

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    2020年08月06日
  • 大富豪同心 : 24 昏き道行き

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    シリーズ第24弾。

    前巻に続き、将軍家の弟君・幸千代様は“南町奉行所の八巻”として、同心ライフを満喫中。それに伴い卯之吉も幸千代様の替え玉をユルく続けています。
    そんな中、幸千代様の命を狙う輩が、あの手この手で罠を仕掛けてきて・・。
    今回は、卯之吉の先輩同心・尾上さんが別式女の娘に恋したり(第一章)、弥五さんの悲しい過去が明らかになったり(第三章)と、どちらもちょいと切ない話だったのですが、このようにサブキャラがフューチャーされるのも良いですね。
    勿論、我らが卯之さんもご活躍で、特に第二章では名探偵ばりの(名“同心“ではなく)冴えわたる推理を披露してくれます。前から思っていたのですが、卯之吉

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    2020年07月31日
  • 大富豪同心 23 影武者 八巻卯之吉

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    シリーズ第23弾。
    本当に、久々の新刊です。

    22巻で筆頭同心の村田さんが悪者の罠に嵌められた件の、続きの話があるのかと思っていたのですが、何事もなかったように、いつもの“南町の猟犬”としてご健在で、前回の件は触れられていませんでした。
    今回は将軍家の弟君・幸千代様が、卯之吉そっくりという事で、卯之吉が幸千代様の身代わりをさせられる事に。
    相変わらず、皆の勘違いと事情を知る卯之吉周辺の方々が苦労させられるという、安定のドタバタ展開です。
    ツッコミどころ満載なのですが、気楽に楽しんで読めるのがこのシリーズの魅力ですね。次巻以降も楽しみにしております。

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    2020年06月22日
  • 大富豪同心 18 卯之吉江戸に還る

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    今回は、江戸の砂糖が品不足で一揆寸前に。

    砂糖が江戸に運ばれる流れや江戸での消費量が増えたことの綻びが興味深かった。

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    2020年01月01日
  • 大富豪同心 22 闇の奉行

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    なかなかの悪い奉行が江戸にやってきた。
    村田がこんなに真面目で切れ者だとは思わなかった。
    嵌められた村田が今後どう動くのか楽しみ。

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    2020年01月01日
  • 大富豪同心 19 走れ銀八

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    今回は銀八が話の中心。
    銀八の故郷にする叔父と幼なじみが江戸に出てくる。
    卯之吉の周りの勘違いを冷めた目で突っ込んでいた銀八が、幼なじみにでれでれして見栄を張り出すのが新鮮だった。

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    2019年12月30日
  • 大富豪同心 11 湯船盗人

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    最近、源之丞が事件解決にちょこちょこ首を突っこんでいるような。
    卯之吉、源之丞、朔太郎の三人組もなかなか面白い。

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    2019年11月19日
  • 大富豪同心 6 お化け大名

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    卯之吉にも苦手なものがあったなんて。
    当時の舞台の仕掛けを見てみたい。
    仕掛けが動く様子が面白くてわくわくした。

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    2019年11月19日
  • 大富豪同心 7 水難女難

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    梅雨の長雨で川の水が浸水し、貯蔵していた米も水に浸かって米不足に。お腹を空かせた町の人たちは、米の値段が高騰しているのは米商人が買い占めているからだと考え、打ち壊しをしようとする。
    町の緊張感が増していくのが怖かった。
    今までのシリーズと比べて、今回は少し重かったが、飢饉になった時の町の雰囲気や状況がどう変化していくのかが描かれていて、興味深かった。 

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    2019年11月18日
  • 大富豪同心 5 遊里の旋風

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    今回は、卯之吉の人任せっぷりが今まで以上に度を超していた。
    でも、なんやかんやで解決してしまうのが面白くて、ついつい読んでしまう。

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    2019年11月18日
  • 大富豪同心 10 仇討ち免状

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    相変わらず、人々が卯之吉の事を勘違いして、益々実情と乖離して評判になっていくのが面白い。
    悪人が大物感あって、策を弄して卯之吉を追い詰めていくのが面白かった。

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    2019年10月22日
  • 大富豪同心 3 一万両の長屋

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    卯之吉の遊びっぷりが凄まじい。
    吉原中の花魁を集めて踊り、砂金を撒く姿を見てみたい。

    下手人を調べることを任されたもののどう調べたらいいのか苦労した卯之吉が、今後同心としてどうなっていくのか、気になる。

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    2019年10月12日
  • 大富豪同心 2 天狗小僧

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    江戸一の高利貸しの若旦那であった放蕩息子である、卯之吉が同心になった。
    商人から差し出された袖の下を受け取らない。卯之吉からすると端金だから受け取らなかっただけなのに、後ろ暗い所がある者からすると自分の悪事がバレていると勘違いして卯之吉を恐れる。

    卯之吉はただの気のいい放蕩息子なのに、その同心らしくない姿が周りの人を戸惑わせ、切れ者だと勘違いしていくのが面白かった。

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    2019年10月12日
  • 大富豪同心 2 天狗小僧

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    大富豪同心、一見何の関わりもなさそうな2つのエピソードが1人の女で繋がっていました。
    うのたんのホンワカお坊ちゃん振り健在。
    刑事モノの要素はありますが、完全に安心して読めます。

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    2019年07月24日
  • やぶ医薄斎 贋銀の湊

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    シリーズ第二弾。

    今回は、湊が洪水被害を受けた、出羽国鶴ヶ瀬へ向かうこととなった薄斎と弟子の与之助。
    途中で二人ははぐれてしまい、別行動になるのですが、それぞれおマヌケな展開になっています。
    この二人、いつまで“公儀隠密”だと勘違いされ続けるのでしょうか(笑)。

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    2019年04月27日
  • やぶ医薄斎

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    「大富豪同心」の新刊がなかなか出ないので、同著者の別の“勘違いモノ(?)”を読んでみようと手を出した一冊。

    おとぼけ医者の薄斎と、その弟子・与之介が、何故か公儀隠密と勘違いされて、徳川将軍家と尾張家の暗闘に巻き込まれてしまうという・・・。
    幡さんお得意の“深読みしすぎておかしな事になる”パターンで、何も考えずに楽しく読めます。

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    2019年04月22日
  • 大富豪同心 7 水難女難

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    梅雨の長雨で関東全域が洪水になり江戸の米蔵も水没。米不足で江戸の町もいつ打ち壊しの騒動が起きるかとピリピリムード。徳右衛門さん、強欲じじいかと思ってたら「十万両ぐらい、また稼ぎ直せば良いことにございますよ!」とぽ~んと十万両出すやなんてかっこいい!金は天下の回りもの。商人さんは町人が元気じゃないと稼げませんから。弥五さんも相変わらず剣術はかっこよかったですね。あら?卯之さんは?一応お米の手配とかしてたんですけどね。打ち壊しを開始しても米屋が通常販売すればおとなしくお金を出して買って帰ったというのは驚きです。お峰は、とうに卯之さんの正体気づいて、いろいろ作戦練ってるのに、男連中は誰も気づかないで

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    2020年11月07日