芦原妃名子のレビュー一覧
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笙野が母親の気持ちを汲んでお見合いをし、その相手といい感じになっていく。
朱里からは、くされ昭和脳とか無神経でえらそーとかサイテーだとかムリだとか散々な言われようだった笙野なのに、お見合い相手に自由で寛容で女性に理解があって…と褒められると、それは全部田中さんが作った僕だ。彼女が僕の中にいる。…と
自分でもわかるほどに、田中さんから影響を受けていた…。
でも無理なことではなかった。
何もかも自然にそうなっていた。
いったい、田中さんて…。
笙野と会うことが少なくなった田中さんは、少ししょんぼりしているようで。
それに気づいているのか、どうなのか⁇三好さんの接近が半端ない…。
何かあれば朱里 -
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朱里にけしかけられて笙野とデートすることになった田中さんだが…
まぁ、デートなんて初の田中さん。
とんでもないメイクでの登場で、度肝を抜く笙野だがレストランでは会話もはずみ…だがそれ以上にお酒が進みふらふらの笙野。
タクシー乗り場で、田中さんのことを酷く言った輩に謝れ〜と言いながらふらつき転んで足を骨折。
今度は、田中さんが笙野の家で料理を作ったり…でそんななか笙野の母が現れ、田中さんが一日東京を案内することに。
メイクをしてくれたときの朱里の言葉で、「一つ一つは些細でもたくさん集めると生きる理由になるじゃないですか。」その言葉を笙野の母に伝える田中さんもいい顔してた。
歌舞伎や宝塚を観た -
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4巻最終話で三好さんにも影響を与えたセクシーダンサー愛子先生(ドラマでは未唯mie)が登場し、一緒に踊った田中さんの動画で、会社の人たちに知れてしまう。
周囲の視線が気になり、心が折れてしまう田中さんに朱里は勇気づけるのだが、別の角度から立ち直らせようとするのは笙野である。
「会社でバカにされたり、ネタにされてるんだとしたら、それは田中さんの怠慢だと思います。」
「田中さんをちゃんと知れば皆田中さんを好きになりますよ」
「僕にとって、田中さんは隠れた名作映画なんですよ…!」なんて言う笙野にびっくりしつつも、こんなふうにサラッと勇気づけられるなんて、どんなに田中さんのことを見てるんだ〜と思った。 -
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だんだんと田中さんに興味を感じてきた笙野。
笙野の変わる様子がよくわかる。
頑固で偏見まみれのクソ男だと思ってた笙野が、田中さんの影響で変わったことに驚きを隠せない朱里だが、笙野は、田中さんの前では素直で急にかわいくなるんだなと感じている。
松戸でショーをしたときに田中さんの両親が来て言う言葉が胸に沁みる。
とにかく娘を褒める。「素敵だなぁ、クレオパトラみたいだなあ」
上手く踊れないという田中さんに
「失敗してもいいじゃない」
「僕達は、上手に踊る京子を観に来たんじゃないんだよ」
「頑張って一生懸命練習して、逃げ出したいのに逃げ出さずにここにいる今日の京子を観に来たの」
素敵な両親だから、 -
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四十肩を発症して、すっかり踊れなくなり落ち込んでしまった田中さん。
そんな引きこもっている田中さんに笙野が心配して、自分も通った病院を紹介したり、手作りのお惣菜を持ってきてくれたり、掃除したり楽しめる映画を勧めたり…友だちなんだろうけど、いい雰囲気なんだな。
田中さんが見ているのは自分じゃなくて、三好だと気づいた笙野が、何故か「ダラブッカ」をやり始めるってのが面白い。
今回は、朱里が田中さんと出会って変わったと感じるところは、自分を見直して進吾のことをきちんとしたところかな。
人は本気になると誰かのために自分を変える努力をするらしい。
このことばが素敵。
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ネタバレ笙野が、田中さんに暴言を吐き愚弄したことに腹を立てたのは朱里。
笙野に復讐をする朱里だが、田中さんは全く気にせず、「口には出さずともああいう価値観をお持ちの方は多いと思われますし」とそれでも「私のために怒ってくれてありがとう」と正直に嬉しかったと言うところも素敵だ。
ただ、田中さんと笙野の距離が縮まっていく。
だけども笙野は、恋愛感情は全く感じないと。
しかし、田中さんの踊りを見てストイックでとても美しいと感じたと、心の内がとても美しいからでしょうと言うのだ。
三好さんにも言われてるんだよねぇ。
「濁りのない」「すっごく美しい空気を纏ってる」
「めちゃくちゃキレイだよ…!」と
そんなこと言 -
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TVドラマで放送されてたのを観て、コミックがあることを知らなかった。
ドラマは、毎回放送を楽しみに待つほどハマってしまったので、後手になってしまったがコミックに手を出した。
田中さんが出てきたら、もう頭の中は木南晴夏さんに変換されてしまって…。
ドラマの場面が浮かんでしまう…。
会社では目立つことのない地味で独身アラフォーの田中さんが、ベリーダンスを踊ってるのを偶然見てしまった派遣OLの朱里。
そこから朱里は、ストイックでクールでクレイバーでユニークだけど少し影のある田中さんが気になって仕方なくなる。
この気になるって…わかるわぁ
田中さんの生きざま、素敵だなと感じた1巻。
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匿名
ネタバレ 無料版購入済み朱里さんの恋路は?
とはいっても、なかなかこれぞ、といった出会い、なさそうです。食事に行こうと声をかけてくる男性、いますが、今はやはりベリーダンサーでもある田中さんの生き様に興味があるようです。