芦原妃名子のレビュー一覧
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ここ最近イチオシの少女漫画です。
雑誌でみかけて気になっていて、こないだいっきに1~6巻まで読み通したら、やっぱり面白かったので。
芦原妃名子先生の作品は「砂時計」だけ知ってましたが、こういう話も書くのかと、いい意味で予想外でした。
主人公の須賀水帆は、19才にして乳癌で亡くなった高校の同級生・折口はるかの葬式で、はるかの母親からある人探しを頼まれる。
この人探しを通じてはるかの謎を解くことがストーリーの主軸となっているが、感情表現が下手で他人にあまり興味を示さない水帆が意識改革していく姿や、人探しに関係する高校時代の友人等キャラクターのとてもつくりこまれた描写が、ストーリーをより読み応えの -
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ネタバレ標題故事: <月與湖>,用虛構的小說傷害妻子~心態可議。連遺書都不想解釋哩。元配怎麼會相信小三的話呢。
航太學長也沒說不喜歡一菜、而喜歡芙實學姊啊?因為嫉妒而會錯意,才是漫畫中常見導致分手的關鍵@@ 「由我推你一把。」我只感到很有問題~這是為了解決自身罪惡感吧~搶了很照顧自己的學姊暗戀的男生。
第一次看到書中話的小說~就把作家名字看成中原中也,沒想到真的引出那位詩人XD 對中原中也印象極深完全是因為綾十行人的《殺人案黑館》~中也和玄兒>///<
下一篇也頗長的,<12月的諾拉>。看到前面已猜出小夏是女生了:1.作風男孩子氣 2.睫毛沒幾根 3.此名很中性。海月志穗子《愛的十 -
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ネタバレ水帆の小さいころの記憶からフラッシュバック。
「間違ったバス」に乗ってしまった記憶。
そしてこの巻では今まで見えてこなかった
「折口はるか」という人物像がしっかりと浮かび上がってきて、面白い!
クラスメートからは大人しくてあまり存在感のない人とされていた彼女。
でも少しずつ話を聞いていくうちに、
クラスメイトが思い描いていた彼女との違いが出てくる。
セクハラ教師だと思われていた宮本先生の本当の姿。
先生ははるかちゃんに救われたんだろうなぁ。
本当に人ってわからないよね。
私たちは簡単に人をこの人はこういう人だ、と決め付けてしまうことがある。
一度決め付けてしまってその後掘り起こさないから
本 -
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ネタバレ過去と現在が入り交じって話が進んでます。
キャラが増える度にはるかの過去が少しずつ明らかになるってのは、先が読めなくて面白いです。水帆もだんだん周りとの壁を壊して、成長してる感じがします。
新キャラ瀬戸内さんは、ほぼ正統派のいい子でした。1巻で出てきてた、矢内先輩の友達、小池先輩が彼氏って言うのは、なかなかいいです。矢内先輩ではないけど、この二人を見てたらほんわかしそうです。
瀬戸内さんからストーカー情報を聞いたあと、友達との旅行で情報を得た、菅原くんは、本物ストーカーでしかも粘着で嫌なやつでした。でも、高校時代に使っていたメモ帳を今だに使っていたり、好きな瀬戸内さんを部屋にあげたときに、 -
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成海に惹かれ、関わろうと決めた水帆は家政婦の七尾から、成海の兄・比呂の存在と成海の母親が行っていた”実験”について話を聞く。人が環境によってどう変わるか。そのことを自分にも当てはめて考える水帆。比呂が折口さんの語る元彼の人物像と、彼が描いた絵のイニシャルH.Nに当てはまると直感した水帆は、茨城にある比呂の生家を訪ねるが、彼は既に家を出た後だった。混乱して独りになろうとする水帆だが、矢口から理解するから分かるように話せと言われて、自分が伝える努力を怠っていたことに気付く。そして水帆は、成海に会って、自分の気持ちを「伝える」努力をしようと考える。東京に戻ってから、今度は急に連絡の取れなくなった成海