芦原妃名子のレビュー一覧
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購入済み
美味しそう
幸せの在処を探し回って、同じところをぐるぐるしている様で、実は過去のターニングポイントのやり直しなんじゃ?
って思わせる、ストーリーがぐるぐるしてきて、気持ちが落ち着かない感じ。
キャラクターと一緒に悩んだり気づかされたり。本当に面白い。
何より出てくる食べ物がおいしそうでパン屋巡りをしたくなる!
ふわふわ甘かったりしょっぱかったりの惣菜パンではないパンたちが大変美味しく登場するのも楽しみの一つ。 -
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Bread&Butter8巻。
柚季は元箱根のパン屋で働きながらパンの修業を、洋一は再び漫画家としての日々を本格的にスタートすることになります。
2人ともすごい多忙で大変そう…でも2人とも日々の食事を大切にしたいっていう考えは一緒だな。
柚季のパンに対する情熱がすごい。
びっくりするほどひたむきで真面目ですね。
五十嵐さんの過去自分のパン屋を持っていた話や、家庭の話なんかも出てきます。
ここでこの漫画のタイトルが出て来るのかー。
五十嵐さん…夫とこれからどうなるのか気になる…!
この漫画は、色々な形の夫婦が出て来るから…時間のある時にまとめたくなる(笑) -
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ネタバレこの巻も番外編。大悟の先生してる姿がよく見れる番外編。先生ぴったりだなー。大悟が小学生の時にお世話になった先生とタイムカプセルを開ける話。信じて尊敬していた先生が嘘をついていた…とかそんなことよりも、本編クライマックスの時の大悟サイドの気持ちが少し垣間見れて良かった。杏が失踪してから頭真っ白になって探してたんだとか、杏が死ぬかもしれないってなった時にこのまま死んだら許せないって気持ちになったって事はこれまでの杏の母親に対して抱えていた気持ちが少しわかったんだろうなとか。本編では窺い知れなかった気持ちがわかって良かった。最後の番外編は19歳の夏。杏、椎香、大悟、藤がそれぞれ過去をふと思い出す。思
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ネタバレ本編はこれが最終巻。26歳冬。張り詰めていた心のバランスが崩れた杏は母親との思い出の土地を目指す。やっぱり母親のあと追っちゃうのかーと少し残念な感じ。でもみんなの顔を思い出して、死にたくないって思えたり、同じ苦しみを与えるのかって気付けて良かった。大悟が助けてくれたわけだけど、大悟サイドの気持ちもっと深く知りたかったな。おばあちゃんのしゃんとせえ!に泣けた。最後は砂時計終章。作者さん曰くエピローグみたいなものだとか。エピローグと言うだけあって、すごくたくさんの事が綺麗にまとめられてた。傷心旅行で仁摩のサンドミュージアムに行く時のそれぞれの季節の想い出を振り返るシーンはちょっとウルウル。大悟と結
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ネタバレ20歳冬。いつのまにかすっかり時が経ってる。藤くんはまさかの従姉妹と付き合ってるなんて。やっぱり近場すぎる。東京出てきて大学行ってたら色んな人と出会うだろうに。そーゆうところは漫画だと思う。大悟まだ付き合ってたのかとビックリ。2年半くらい?長いなぁ。成人式のあとの同窓会で大悟と3年半ぶりに再会する杏。勇気出して後悔してることを正直に言ったのに、後悔してないあれが正解だったと言われたら辛いなぁ。さらに頑張れよ、負けるななんて言われたら泣けなくなるなぁ。26歳冬。6年も経ってる。この漫画では珍しく新しいキャラクターがやっと登場。佐倉さん。全然惹かれないがね。そして1巻の始まりにやっと繋がる。でもこ
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ネタバレ18歳夏。大悟と別れてから1年くらい経ってるってことかな。藤くんと付き合うことにした杏。なんで藤くんいっちゃうんだろー。いい人なのはわかるけど、大悟も藤くんも可哀想。しかも結局大悟も。流されてるー。でも本気で好きだった人を忘れるために、そこまで本気ではないけど嫌いではないみたいな人と付き合っちゃうのよくわかる。杏も大悟もそうだよね。こーゆうところはリアルだなと思う。杏と藤くんは友達の計らいで旅行最終日に2人っきりに。杏と藤くんの初めては大悟を思い出しながら。どうなのって思うけど仕方ない。藤くんが切ないだけ。18歳冬。大悟と藤くんが2人きりで杏の話をするところなんか良かった。神社で藤くんに何度も
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ネタバレ17歳夏。結局大悟からの電話はないまま3ヶ月も経ってしまう。少しでも迷いがあるうちはかけてこないっていっても、さすがに放ったらかしすぎな気がする。結局杏からかける形になってるのもなんか納得いかない。せっかく仲直り出来たのに、椎香ちゃんがわざと杏の不安を煽ったせいでついに大悟と杏は別れる事になってしまう。大悟を押し潰したくないと考えてしまう杏の気持ちはなんかすごくよくわかって切なかった。大悟の「こぎゃん別れ方するためにお前を好きになったんじゃねぇ」ってやつ。響いたー。切ないー。17歳冬。いよいよ進路。ここでまさか楢崎さん出てくるとは思わなかった。大悟まさかだけど楢崎さんはやめてーと思ってしまった
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ネタバレ無料アプリ。いつのまにか15歳秋で登場人物たちが大人っぽくなってる印象。椎香ちゃん急成長しているように見えてびっくりした。杏のお父さん登場。なんで大切なモノは一つじゃないんだろうって言葉がとっても印象的。15歳なんて沢山思うこと感じる事あるだろうに、父親に一緒に暮らさないかって言われたらすごく悩むよね。どちらかを選ばなきゃいけないって辛い。大悟との出雲デート、せっかくのデートなのに切なかった。駅での別れはウルウルした。
16歳春は遠距離が始まって半年。プレゼントはいらないから一回分でも多く電話してって切なかったなぁ。藤くんもここらへんから気になる。自分は実の子じゃないと思っていて、自分のルーツ -
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ネタバレ無料アプリ。もう過去に何度読んだかわからないけど、その度に暗い重い気持ちになった気がする。その頃にちょうど僕等がいたも同時に読んでいて、なんで漫画を読んでこんなにズーンってなってるんだろうって思ったな。
主人公の杏は12歳の冬、親の離婚で母親の実家の島根で暮らす事になる。杏の母親弱すぎるんだよな。12歳の子供がお母さんに頑張ってって普通に言うよね。そんな事すらも気を使わせないといけないなんて杏がかわいそう。でもずっと村を出たかったのに、出戻らないといけないっていうのも辛いものがあるんだろうな。そしてこの頃から大悟がいい事言うのよ。大事に想っとった気持ちを消そうとすんなって若い頃の私にも響いた。