芦原妃名子のレビュー一覧

  • Piece 4

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    ネタバレ

    とりあえずこの作者さんは読み手を引き込むのがとてつもなく上手いと思う。いつのまにか物語の中にぐわーっと入り込んでしまう感覚になる。4巻は水帆と成海の距離がぐっと近付いたように見えるところから始まるけど、本当はそんな事は全然なくて2人の間にはなんか一定の距離があるような気がする。2人で布団取り合って床で寝てるところすごい爽やかで愛おしさ感じたけどなぁ。七尾さんからの告白と茨城にいる成海の兄比呂の存在。成海母が息子たちにやった環境が人に与える影響を調べる実験。子供の頃の皓と比呂は正反対で、互いを知りすぎて取り込みすぎた。少しずつ色々わかってくうちに怖いなぁーと思う。成海母はなんで水帆の事知ってる風

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    2018年06月23日
  • Piece 3

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    ネタバレ

    無料アプリ。3年前の成海と水帆の関係から始まる。チューしてハグする関係って。悪くない。ずーっとドキドキする関係だよね。成海が水帆なしでは熟睡できなくなったって抱きしめながら眠るところなんだかキュンとした。どんどん深みにハマってく感じ。水帆のお母さんヤバいお兄さんの時の怒り方どうなのって思ったけど、めっちゃ本読んでマニュアル必要な真面目な人なんだな。私にはできないやつだ〜。もっともっと成海が欲しくて知りたくなってく水帆は成海のお母さんの資料を見てしまう。監視してコントロールされる生活。こんな別れ方して折口さんのお葬式で再会だったのか。じゃあお互いなんとなく触れないでいる部分があった感じなのかな。

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    2018年06月22日
  • Piece 1

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    ネタバレ

    無料アプリ。無料アプリ。高校を卒業して数年、主人公の水帆に突然かかってきた電話は同級生折口さんの訃報。地味で目立たない折口さんは何故か水帆を親友だったと母親に言っていたらしく、折口さんの母親から高校時代に折口さんが妊娠していた時の相手が誰だったのか探すように頼まれてしまう。なんだか影があってなに考えてるか読めない成海と再会して一緒に探す。あと折口さんのことを好きだった矢内先輩も一緒に。水帆と成海は他の同級生は知らない2人だけの思い出があるようでどんな仲だったんだか気になるところ。成海の卵が食べれないってやつも。伏線たくさん張ってるらしいから回収が楽しみ。なんかこの独特の雰囲気がまた砂時計を彷彿

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    2018年06月22日
  • セクシー田中さん 1

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    誰しも幸せになりたい。自分に自信を持ちたい。
    優しくされたい。強く生きたい。人が羨ましい。
    そんな想いを動かしてくれそうな「誰か」「何か」に
    出会ったとき、人は大きく動き始める。
    登場人物それぞれの「どうにかなりたい」。
    さて、どう動いていきますやら(^^)。

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    2018年04月20日
  • Bread&Butter 1

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    ネタバレ

    芦原妃名子先生の作品は、いつもなんとなく胸を刺す。
    ゆったりと穏やかな時間が流れていく中で、落ち込んでどうしたらいいか分からなくなっている人に、そのままでもいいよって言ってくれているみたいな作品。

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    2018年03月19日
  • 砂時計 4

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    ネタバレ

    16歳冬。藤くんがいなくなって、母親の失踪時と重ねて自分のせいじゃないかと思ってしまう杏。なんで杏の周りはこんな複雑かね。まだ高校生なのに。ずっと支えてくれてた大悟にもひどい一言を言ってしまって、気まずい雰囲気になってしまう。17歳春。藤くんから連絡がくる。島根に一緒に帰る杏。大悟の側には椎香ちゃん。椎香ちゃん意外とぐいぐいいくのなー。彼女いるのに何とも思ってないからって女の子を平気で部屋にあげて2人っきりでいられる大悟も大悟だと思うけど。ちくちく大悟をイラつかせるような発言を繰り返す椎香ちゃんもやり方汚いなーと思った。東京に帰る日、しばらく距離をおこうと大悟に言われてしまう杏。本当に悲しい時

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    2018年03月01日
  • 砂時計 3

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    ネタバレ

    無料アプリ。16歳夏。杏と同じく東京に上京した藤くんにキスされてから藤くんと連絡を取らなくなった杏。夏休みに島根に帰って大悟にバレて。藤くんは自分が実の子じゃないと思って生きてきたけど、実際は椎香の方で。なんか重い雰囲気が漂う本編。途中、子供の頃の秘密基地での大悟と杏の初めてが挟まってるけどやっぱり遠距離だし、夏休みが終われば近くにいるのは藤くんだからね。杏と藤くんの間には不穏な雰囲気は引き続いちゃうわけで。16歳秋。恋愛船の定員はジャスト2名。余計なもん持ち込んだら沈むよと。その通り。島根では大悟は大悟で、椎香ちゃんを助けたりフォローしたり隙があるのとは違うけど、そりゃ大悟の事好きになるよね

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    2018年02月28日
  • Piece 1

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    ネタバレ

     物語の始まり。
     主人公の須賀水帆は、あまり感情が動くことないクールな女の子。
     そんな水帆の高校の同級生・折口はるかが、19歳とう若さで乳がんで亡くなってしまう。
     はるかは水帆のことを友人として両親に語っていたらしくて、はるかの元恋人探しを、はるかの母親に頼まれる。
     以前なら、そんな関係ない人間のこと、あっさり断ってしまうところであるが、折しも彼氏に「本当に自分のこと好きだった?」と聞かれたこともあり、自分の中の壁を壊したかった水帆は、それを引き受けてしまう。

     という話でした。
     同級生の死と、いろいろなことをきっかけに、水帆がらしくない行動を起こす話。
     自分探しと犯人(?)探し

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    2018年02月19日
  • Bread&Butter 5

    匿名

    大人の恋愛って、十代の頃のような湧き上がる感情ではなくなる。正直好き嫌いだけじゃ測れないというか、結婚を目指すからかその人と共にする暮らしを思い見てしまう。
    それは価値観だったりビジョンだったり。お互いの欠点とも向き合って、どこまで受け容れるか譲り合えるかなんだよね。そういう普通でリアルなことが描かれてるところがすごくいい。相手も少女漫画にありがちな超絶イケメンが花背負って現れる…みたいなのでなく、わりと普通のおじさん。お金あるのに生活力無いとかw
    彼との居心地のいい食卓ってのがゆずきちゃんの結婚への決め手だったのに、そこにも不穏な空気が立ち込めて…。焦らず本当の幸せを見つけてほしい。

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    2017年01月25日
  • Piece 5

    匿名

    もーねー、ここまで読んで声を大にして言わずにおれん。
    ナニ?ナルミヒカル?ムナクソ悪い!大っ嫌い!
    いや、ナルミ母が最低最悪なんだろうよ。だからロクデナシなわけで、被害者っつったら被害者なんどろうけど、でも、どんな環境でも自分を正す事はできるはずで、自分を気にかけてくれる人が1人でもいるなら尚更だ。甘ったれてんじゃねーよ。さっさと地獄に堕ちろとさえ思っちゃうよね。そしたら、間違って好意を持っちゃった人もいつか救われる。
    あー、母ちゃんも強烈に間違ってるから、一緒に罰を受けろ。
    イライラするからしばらく続きは購入しません。もうちょい爽やかなの読んで、心洗われた上で、まだ続きを読みたかった

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    2017年01月25日
  • Bread&Butter 5

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    アインパッケン美味しそう…。あと小籠包!食べたいっ!!と、読みながらテンションが上がった。話の内容は何だか雲行きが怪しいけれど…。「結婚する」ことへの捉え方って色々あるよね。2人のこれからがどうなっていくのか気になる。そしてどんなパンが登場するのかも気になる(笑)

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    2016年11月19日
  • 砂時計 2

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    ただでさえ多感な時期に、親の事情で感情を振り回されるのは酷というか、いかに親が子どもの成長に影響するか(特に精神的に)考えてしまう話だった。でも、子供からしたらたった一人の父親だもんね。親も、恋人も、同じぐらい大事。その気持ちは痛いほど分かるから、「なんで大切なモノは一つじゃないんだろう」っていう杏の言葉が鋭く突き刺さった。後半はキュンキュンするシーンが多いけれど、どこかやっぱり切ない。悲しくて寂しくて泣くことになるなら、何で人をそこまで好きになるのかな?って考えてしまった。

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    2016年04月03日
  • 砂時計 1

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    ネタバレ

    3度目(もっとある?)の読み直し。自分が生きるについて考え直したいときに読んでる気がする。何度も読んでいるのに、初めて感情移入して深く共感した言葉が多かった。一年計砂時計を見て「こうやってみると1年って意外と長いのねえ」と言ったお母さんの1日の早さの感覚。「がんばって!」と言われて「うん」と返すまでの少しの間。生きづらさを感じるお母さんへの共感だけでなく、杏やおばあちゃんなど、自分が追い詰めたと後悔する周りの人達の気持ちも昔よりわかるようになった。
    ただの胸キュン少女漫画じゃなくて、人の複雑な心の内を細かく描写している漫画。
    ただ、出会ったばかりの杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と約束する大

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    2016年03月22日
  • Bread&Butter 4

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    洋一の父親が出てくる。少しずつ彼の謎が明らかになってきた感じ。楽しいことだけのぬるま湯のような今から前に歩き始めようとする時。優しいだけじゃない関係になりたいと望む柚季。洋一の元編集者と犬の話がなんか泣けた。ガレット・デ・ロワとシュトレン食べたい。あと米粉パンが好きだ!食べたい!!(笑)

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    2016年03月10日
  • Piece 10

    ネタバレ 購入済み

    結末をそこにもってくる必要性があったかは分かりませんが、成海母と成海はいい意味で決別を向かえ、主人公も変われたという自信がついた面では素敵な物語でした。
    主人公の母の物語はまた別の物語なのでしょうね。

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    2016年03月04日
  • Bread&Butter 4

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    まだ引きずるなぁ。
    相手が何を考えているのか、知りたいという思いが溢れだす。
    過去といまと、二人がどう向き合っていくのかゆっくりと進む物語だから、こちらもゆっくりと見届けよう。

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    2016年03月03日
  • Bread&Butter 1

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    ネタバレ

    美味しそうなパンに囲まれる、文具店の元漫画家店長という何だかオイシイトコ取りした設定だけど、嫌味もなく良いバランス。元教師の主人公もいい男見つけたなあ~という感じ。こんなにウマイこと、事が進むなんてやっぱり漫画だけど、でもこういう偶然の人間関係の繋がりや結びつきは憧れる。

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    2016年02月09日
  • Piece 5

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    はるかの元彼は成海の兄・比呂だと確信した水帆。
    比呂の居場所を知るため
    成海の母親・理沙子を訪ねるが、
    彼女の口から聞かされたのは
    「比呂は異性恐怖症」
    「一切連絡を取っていない」という内容だった。
    元彼捜しは再び行き詰まるが、
    かつて比呂が住んでいた茨城に向かい、
    彼の情報を集める水帆。
    そんな中、比呂に関わっていた人物が浮上する。
    一方、姿を消していた成海から、
    水帆の携帯に連絡が入って…?

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    2015年09月20日
  • Piece 4

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    心理学者の母親に
    人格をコントロールされて育ったという、
    成海の暗い過去を知って以来、
    彼から逃げ続けた水帆。
    けれど、今度こそ成海と
    向かい合おうと決心した矢先、
    折口はるかに関する新情報が飛び込んでくる。
    そして、成海家の家政婦・七尾から
    明かされる衝撃の事実…
    その時「はるかの元彼」の姿が
    ついに水帆の脳裏に浮び上がる!
    しかし、成海は姿を消してしまい…!?

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    2015年09月20日
  • Piece 3

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    亡くなった高校の同級生、
    折口はるかの「彼」が描いたという絵。
    その絵にあった「H・N」というイニシャルを見て
    「皓・成海」を思い浮かべた水帆は、
    3年ぶりに彼の家に向かう。
    かつてここで毎日のように、
    成海とキスをし、優しく触れられて、
    初めて「感情」が動いた。
    彼をもっともっと知りたい…
    そう思った水帆だが、
    成海の「衝撃の過去」を目にしたあの日、
    全てが崩壊して!?

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    2015年09月20日