芦原妃名子のレビュー一覧
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ネタバレとりあえずこの作者さんは読み手を引き込むのがとてつもなく上手いと思う。いつのまにか物語の中にぐわーっと入り込んでしまう感覚になる。4巻は水帆と成海の距離がぐっと近付いたように見えるところから始まるけど、本当はそんな事は全然なくて2人の間にはなんか一定の距離があるような気がする。2人で布団取り合って床で寝てるところすごい爽やかで愛おしさ感じたけどなぁ。七尾さんからの告白と茨城にいる成海の兄比呂の存在。成海母が息子たちにやった環境が人に与える影響を調べる実験。子供の頃の皓と比呂は正反対で、互いを知りすぎて取り込みすぎた。少しずつ色々わかってくうちに怖いなぁーと思う。成海母はなんで水帆の事知ってる風
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ネタバレ無料アプリ。3年前の成海と水帆の関係から始まる。チューしてハグする関係って。悪くない。ずーっとドキドキする関係だよね。成海が水帆なしでは熟睡できなくなったって抱きしめながら眠るところなんだかキュンとした。どんどん深みにハマってく感じ。水帆のお母さんヤバいお兄さんの時の怒り方どうなのって思ったけど、めっちゃ本読んでマニュアル必要な真面目な人なんだな。私にはできないやつだ〜。もっともっと成海が欲しくて知りたくなってく水帆は成海のお母さんの資料を見てしまう。監視してコントロールされる生活。こんな別れ方して折口さんのお葬式で再会だったのか。じゃあお互いなんとなく触れないでいる部分があった感じなのかな。
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ネタバレ無料アプリ。無料アプリ。高校を卒業して数年、主人公の水帆に突然かかってきた電話は同級生折口さんの訃報。地味で目立たない折口さんは何故か水帆を親友だったと母親に言っていたらしく、折口さんの母親から高校時代に折口さんが妊娠していた時の相手が誰だったのか探すように頼まれてしまう。なんだか影があってなに考えてるか読めない成海と再会して一緒に探す。あと折口さんのことを好きだった矢内先輩も一緒に。水帆と成海は他の同級生は知らない2人だけの思い出があるようでどんな仲だったんだか気になるところ。成海の卵が食べれないってやつも。伏線たくさん張ってるらしいから回収が楽しみ。なんかこの独特の雰囲気がまた砂時計を彷彿
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ネタバレ16歳冬。藤くんがいなくなって、母親の失踪時と重ねて自分のせいじゃないかと思ってしまう杏。なんで杏の周りはこんな複雑かね。まだ高校生なのに。ずっと支えてくれてた大悟にもひどい一言を言ってしまって、気まずい雰囲気になってしまう。17歳春。藤くんから連絡がくる。島根に一緒に帰る杏。大悟の側には椎香ちゃん。椎香ちゃん意外とぐいぐいいくのなー。彼女いるのに何とも思ってないからって女の子を平気で部屋にあげて2人っきりでいられる大悟も大悟だと思うけど。ちくちく大悟をイラつかせるような発言を繰り返す椎香ちゃんもやり方汚いなーと思った。東京に帰る日、しばらく距離をおこうと大悟に言われてしまう杏。本当に悲しい時
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ネタバレ無料アプリ。16歳夏。杏と同じく東京に上京した藤くんにキスされてから藤くんと連絡を取らなくなった杏。夏休みに島根に帰って大悟にバレて。藤くんは自分が実の子じゃないと思って生きてきたけど、実際は椎香の方で。なんか重い雰囲気が漂う本編。途中、子供の頃の秘密基地での大悟と杏の初めてが挟まってるけどやっぱり遠距離だし、夏休みが終われば近くにいるのは藤くんだからね。杏と藤くんの間には不穏な雰囲気は引き続いちゃうわけで。16歳秋。恋愛船の定員はジャスト2名。余計なもん持ち込んだら沈むよと。その通り。島根では大悟は大悟で、椎香ちゃんを助けたりフォローしたり隙があるのとは違うけど、そりゃ大悟の事好きになるよね
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ネタバレ物語の始まり。
主人公の須賀水帆は、あまり感情が動くことないクールな女の子。
そんな水帆の高校の同級生・折口はるかが、19歳とう若さで乳がんで亡くなってしまう。
はるかは水帆のことを友人として両親に語っていたらしくて、はるかの元恋人探しを、はるかの母親に頼まれる。
以前なら、そんな関係ない人間のこと、あっさり断ってしまうところであるが、折しも彼氏に「本当に自分のこと好きだった?」と聞かれたこともあり、自分の中の壁を壊したかった水帆は、それを引き受けてしまう。
という話でした。
同級生の死と、いろいろなことをきっかけに、水帆がらしくない行動を起こす話。
自分探しと犯人(?)探し -
匿名
大人の恋愛って、十代の頃のような湧き上がる感情ではなくなる。正直好き嫌いだけじゃ測れないというか、結婚を目指すからかその人と共にする暮らしを思い見てしまう。
それは価値観だったりビジョンだったり。お互いの欠点とも向き合って、どこまで受け容れるか譲り合えるかなんだよね。そういう普通でリアルなことが描かれてるところがすごくいい。相手も少女漫画にありがちな超絶イケメンが花背負って現れる…みたいなのでなく、わりと普通のおじさん。お金あるのに生活力無いとかw
彼との居心地のいい食卓ってのがゆずきちゃんの結婚への決め手だったのに、そこにも不穏な空気が立ち込めて…。焦らず本当の幸せを見つけてほしい。
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匿名
もーねー、ここまで読んで声を大にして言わずにおれん。
ナニ?ナルミヒカル?ムナクソ悪い!大っ嫌い!
いや、ナルミ母が最低最悪なんだろうよ。だからロクデナシなわけで、被害者っつったら被害者なんどろうけど、でも、どんな環境でも自分を正す事はできるはずで、自分を気にかけてくれる人が1人でもいるなら尚更だ。甘ったれてんじゃねーよ。さっさと地獄に堕ちろとさえ思っちゃうよね。そしたら、間違って好意を持っちゃった人もいつか救われる。
あー、母ちゃんも強烈に間違ってるから、一緒に罰を受けろ。
イライラするからしばらく続きは購入しません。もうちょい爽やかなの読んで、心洗われた上で、まだ続きを読みたかった -
Posted by ブクログ
ネタバレ3度目(もっとある?)の読み直し。自分が生きるについて考え直したいときに読んでる気がする。何度も読んでいるのに、初めて感情移入して深く共感した言葉が多かった。一年計砂時計を見て「こうやってみると1年って意外と長いのねえ」と言ったお母さんの1日の早さの感覚。「がんばって!」と言われて「うん」と返すまでの少しの間。生きづらさを感じるお母さんへの共感だけでなく、杏やおばあちゃんなど、自分が追い詰めたと後悔する周りの人達の気持ちも昔よりわかるようになった。
ただの胸キュン少女漫画じゃなくて、人の複雑な心の内を細かく描写している漫画。
ただ、出会ったばかりの杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と約束する大 -
ネタバレ 購入済み
結末をそこにもってくる必要性があったかは分かりませんが、成海母と成海はいい意味で決別を向かえ、主人公も変われたという自信がついた面では素敵な物語でした。
主人公の母の物語はまた別の物語なのでしょうね。