感情タグBEST3
2巻ぐらいまで発売当時に読んでいて、久しぶりに見つけて最終巻まで一気に読みました。
本当にパズルのピースをはめていくような
そんな感覚になれる作品でした。
Posted by ブクログ 2018年06月27日
最終巻。これ砂時計の焼き直しだったんだ。この作者さん人の死を絡めたり、キャラを精神的に追い詰められたりするのが好きなんだなーと思ってたらそーゆうことだったのか。でも個人的には違う作者さんだけど、僕等がいたを思い出して、成海と矢野を重ねてしまうところあった。終わり方は賛否両論そう。生まれてからハタチに...続きを読むなるまで観察対象として生きてきた人間がそう簡単に沢山のものを吹っ切れて水帆の元に戻ってくる事なんてなさそう。でもいずれ、何年も経って戻ってくる事はあるんじゃないかなって思いたい。最後の水帆のお母さんが成海母のクリニックに通ってるのは驚いたし怖かった。これでなんで成海母が水帆を知っているかのように話してたのかも分かったし、成海母にとって、皓も水帆も観察対象だったんだとわかった。納得。でもなんだか悲しい終わり方。
Posted by ブクログ 2016年07月09日
成海皓が好き。水帆が好き。成海がとにかく好き。
だから、ラストは納得いかないって言うか、もやもやするけれど。でもこの2人のラストは、確かにこうかな、とも思う。
成海が愛おしくて、水帆が好きで、2人の関係が好きだった私が持つのは、彼女らへの羨望か、或いは自己愛か。
伏線もしっかり、いろんなメッセージも...続きを読むある話だから、また読み返したい。
成海と水帆は、再会すると信じてる。
結末をそこにもってくる必要性があったかは分かりませんが、成海母と成海はいい意味で決別を向かえ、主人公も変われたという自信がついた面では素敵な物語でした。
主人公の母の物語はまた別の物語なのでしょうね。
これは、賛否両論な終わり方をしてくれましたね。
嫌いじゃないけど、これを求めて読者は読んでないと思います。
なんか鬱っぽい作品。。
でも、はまります。半日で一気読みしました。
複雑なお話でした。
パズルのピースは全てはまったのか、しっかり読み込んで理解しないと難しいかもしれません。
水帆を中心に進んできたストーリーだけど、最後に成海母が出てくることで水帆の行動さえも成海母の手のひらの上だったのかと思えるような。成海母、恐ろしすぎる。
ハッピーエンドとはならない予感はしてた...続きを読むけど、それぞれの未来も明確には描かれていなくて、それも読む人それぞれの解釈でいいのかと思わせるような終わり方。読み終えた瞬間、なんかスッキリしない。
成海母によって過酷な子供時代を送った二人の兄弟の行く末が気になりますね。
比呂はきっと周りに助けられながら生きていける。皓は?どうか普通の幸せを感じられる大人になって欲しいと願います。
Posted by ブクログ 2015年07月14日
高校の同級生の死をきっかけに、その子の元彼探しが始まり、そこから様々な真実が明らかになっていく少女漫画だけどミステリー漫画。
水帆の恋愛感情と、ただ形容してしまっていいのかわからないけど(笑)成海に対しての気持ち立ち振る舞い(同様に成海も水帆に対して)その二人のやりとりは考えさせられるものもあった...続きを読むかな。恋愛って目的だけで見てしまうと、この作品は人によっては物足りないかもしれないけど…二人の人間的な変化を見ているのは面白かった。二人がハッピーエンドじゃない意味も、ラストの意味もこの作品の良さなんだと思う。
"知ってる?人間には4種類いるんだよ。間違ったバスに絶対乗らない人間と、間違ったバスにしか乗れない人間と、間違ったバスに乗ったと思ったらすぐに引き返せる人間と、間違ったバスと知りながら乗り続ける人間と”
Posted by ブクログ 2014年06月15日
全然スッキリしない~~~っっ!!!!
ど恋愛モノって芦原先生が書いてたのに、にゅるっと終わってしまったなぁ…。
こんなにシリアスな話なのに最後までモヤモヤして、読みきった爽快感がない。
作品全体の切なくて苦い感じは好き。
Posted by ブクログ 2014年02月09日
両腕は自分を防御するものではなく
ただ欲しいモノに手を伸ばし抱きしめるもの
記憶の改ざんをしても誰も傷つけないというが、そうなのだろうか。
決して忘れてはならないものも存在する。
ただ、ありのままに受け入れて直視しなければならないこともある。
結果、どうなったのか
というのをあまり見せないまま...続きを読むに終えてしまったのは残念。
Posted by ブクログ 2013年07月02日
最終巻を読んで、これは賛否両論だろうなぁと思いました。
案の定そうみたいですねー。
これはこれでアリだと思いますが、やっぱり鳴海についてもう少し記述が欲しかったな。
鳴海に少し光がさした描写があるのが唯一の救いですが、それでもなんだか物足りない感じ。
彼の今後はどうなったんだろう。
また、水帆母が鳴...続きを読む海母に未だ依存し続ける描写で終わり、読後はモヤモヤ感が…。
水帆自身はだいぶ救われているんですがね。
Posted by ブクログ 2013年07月01日
待ちに待った10巻発売ということで楽しみにしてました。
この流れにどう決着がつくのか、と。
心理戦で、結構影のある作品だったので、終わりには希望が見えるのではないかと勝手に思ってたんだけど、最後の最後でまさかの結末。
いや、途中でなんか付箋が見えてきて、ちょっとずつまさか…と思ったのだけれども、本当...続きを読むにそうなってしまうとは。
んー、わかるんだけど、なんともすっきりしない終わり方だったなぁ。
Posted by ブクログ 2021年01月24日
【やや辛口注意】この作品は前半から細かい心理描写にたくさん感動させられました。主人公の成長がとてもキレイに感じました。
そのぶん、自分の中では自然と、最後はキレイにまとめてくれると期待してたとこがあったと思います。
終わり方はそんな王道なんてものではなかった。
すっきりしない完結だったので意外でした...続きを読む。
作家様がどう表現しようが自由だともちろん思います。アリな終わり方でもあると思います。
ただ、いち読み手としては、この作品に出会った意味や読み続けた時間を考えると、あまり満足感の得られない読後感となりました。
Posted by ブクログ 2013年07月01日
全十巻。
最初は面白かったが、最後は
「え、あ‥こういう終わり方かぁ‥」
という感じになりました^_^;
番外編は出ないのかな‥とも思ったり。
Posted by ブクログ 2021年02月24日
「間違ったバスに乗らない人」
「間違ったバスに乗ってもすぐに引き返せる人」
「間違ったバスと知っても乗り続ける人」
成海のような人に惹かれる自分はおそらく3つ目の種類の人間なのだろう。
Posted by ブクログ 2013年09月21日
やっぱ、水帆にとってハッピーな終わり方をして欲しかったなぁ。
水帆のキャラが好きすぎて、思い入れが強いので最後の結末が…どうもモヤモヤが残る感じというか。
もともとハッピーエンドな終わり方はあまり好きではない方なんだけど、今回はハッピーエンドであって欲しかった!!
芦原さんの代表作の「砂時計」...続きを読むの方をまだ読んでないので、ぜひそっちも読んでみたいと思う。
Posted by ブクログ 2013年07月16日
芦原妃名子さんの作品はすべて読んでるんですけど、このシリーズは微妙。途中ちょっとおもしろくなったように感じたのに、最後えーって感じの終わり方でした。
成海と水帆が別れたあと、それぞれ時間が解決するのは分かるのですけど、成海と再会しないのかって感じでしたし、最後成海母と水帆母に接点があって、結局水帆...続きを読むも成海母の調査対象だったのかっていう気持ち悪さがあって、あそこで終わらなくてもよかったんじゃないかなぁって思います。
唯一の救いは、娘が妊娠してたと思っていたはるか母が真実知ってよかったってところでしょうか。
Posted by ブクログ 2013年07月10日
少し、もったいないなあという印象でした。
おそらく著者にとっても挑戦的な作品だったと思うし、試行錯誤しながら描いてたのは伝わってきてましたがあまりにもクライマックスで読者を無視しすぎてしまっていたと思います。
伝えたいことがあるのは分かるのですが、うーん…。
でもきっとこの作品は著者が「表現者」とし...続きを読むて成長するために必要な過程になるとは思います。
次回作、期待しております。お疲れ様でした。
Posted by ブクログ 2013年06月30日
成海が1歩踏み出して、ちゃんと笑うとこが見たかったな…
別れのシーン、なんて言ったんだろ…?
それぞれの問題は、時間の経過が解決してくれる って風にしか、読みとれなかったです(´・ω・`)
Posted by ブクログ 2013年06月28日
201306/全10巻のわりには、もたついた展開で単に登場人物がやたら多かった印象に思うけど、面白かった。途中ドロドロダーク、ラストは後味悪い系、芦原作品らしいというか。