芦原妃名子のレビュー一覧

  • 砂時計 1

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    小学生くらいのころこの漫画を分からないまま読んでいたけど、最近なんとなくまた読みたくなって最後まで読んだ。実家に帰ったから思い出したのかも。
    ・杏ちゃんはナイーブなところはママに似たけど、それ以外はあんまり似てない。周りの人の助けは勿論だけど、パパに似た真っ直ぐで強いところがあったから最後ああなったのかなって思った。
    ・大人になってから読むとママの気持ちがちょっと分かる。生きるのめんどくさい。いつまで続くんだろうって思う。
    ・最近考えていた「頑張るのか頑張らないのか問題」がここでも出てきて困った。頑張るって何?頑張ったから何になるの?でも頑張らないのも違うし、誰を参考にして頑張ったって頑張らな

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    2025年08月17日
  • Piece 1

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    『一つだけ確かな情報を教えてあげる。
    どんなに辛くてもその痛みは永遠には続かない。必ず、必ず時間が解決するよ。だから今は安心してボロボロになっていいんだよ。大丈夫。』 

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    2025年07月23日
  • セクシー田中さん 8

    購入済み

    大好きでした

    レビューではなく、ファンレターです。大好きな作品でした。出てくる人物がみんな魅力的で、素敵で。これからこの作品がどんなふうになるのか、楽しみで仕方ありませんでした。ドラマ化された時はこの魅力がたくさんの人に伝わっているんだと、嬉しくてたまらなかったのに。先生がこの世から去った時いたとき、私の中には憎悪しかなかった。でもきっと先生は、「悪い人は誰もいないの。」と言いそうな気がする(あったこともない私の想像だけど。)きっと純粋で優しい先生が、重い現実の肉体もなくなり、蝶や花のようにどこかで朗らかにあることを祈るばかりです。先生、そして支えたスタッフの皆様、素敵な作品をありがとう。最後までよめず、さ

    #切ない

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    2025年06月19日
  • セクシー田中さん 1

    あああああああああああああああ

    いろいろと話題になっていたため読みました。
    芦原先生の作品を久しぶりに読みましたがとっても良かったです✨🏠🌵

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    2025年06月05日
  • Bread&Butter 1

    J

    購入済み

    単純に原がかっこいい。
    背高くて、一見気難しそうで、案外笑うとかわいい。
    ミステリアスで、過去になにかあったことが示唆されている。
    柚木、かなりラッキーだな。

    #ほのぼの #感動する

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    2025年02月13日
  • 砂時計 10

    匿名

    購入済み

    悔しいなぁ…

    先生の作品が今後見られないのは本当に悔しい。
    こんなに繊細な作品を描ける人は多くない。
    当時の印象で凄くセンセーショナルなストーリーで、メンタルが強い時にしか読めないなぁって思っていて、そのままになっていたけど、歳を重ねて、今読んだらどう感じるか、もう1度先生の世界が見たくなり10年振りに読み返しました。
    自分も大人になり、色々な事が分かり始めてきて、改めてこの作品を読み返した時、こんなに心の表現を深く濃く描けるほどの方だったんだと思うと、ただただ悔しくて残念です。
    素敵な作品をありがとうございました。

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    2025年01月06日
  • セクシー田中さん 8

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    ネタバレ

    大人になると、それなりに自分の価値観や評価基準が出来てくる。周りの声も大きくなっていって、そこには善意や正義があって。自分のための、周囲の優しさや愛情、助言はちゃんと受け取りつつ、自分の感覚もきちんと研ぎ澄ませておきたいなと思う。自分を出しても、それがすれ違っても、ちゃんと向き合える関係性も大切にしていきたい。

    この8巻を通して考えたこと。本当に素敵な作品。

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    2024年12月31日
  • セクシー田中さん 8

    購入済み

    続きを読みたかった

    以前プチコミックで最新話まで追っかけていましたが、田中さんが表紙の第8巻、最後なら買わねばと。表紙もだけど、カラーのイラストレーションギャラリーが素敵すぎます。過去話が蘇りました。
    また、編集後記、芦原先生の考えていた「この先」を読ませて頂きありがとうございました。すごく「次何が起きるの⁉︎」と気になる15幕の最後だったので、単行本8巻購入してよかったです!
    でも、、尚更続きが楽しみすぎて、この先を漫画で最後まで読みたかったです。やっぱり読者としては悲しいし悔しい。田中さんや朱里の未来は、私の頭では描けないですよ。。。
    大好きな漫画でした。
    芦原先生のご冥福をお祈りいたします。

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    2024年11月16日
  • セクシー田中さん 8

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    自分はドラマから入りました。
    ドラマがとてもよかったので大人買いをして原作を楽しみました。

    しばらくしたら色々炎上し、信じられない悲しい結果になりました。


    8巻は2024.10.10(確か)、発売日当日に買いました。

    しばらくそのまま置いて…本日(11.15)やっと読みました。

    コミックで、絵で最終回までを読みたかったです。


    同時収録の短編も、辛い経験を健気に一生懸命耐える主人公が最後に新しい光を感じる本当に心がほっこりする作品でした。

    ありがとうございました。

    書いていて涙がたまってきました。

    心からご冥福をお祈り申し上げます。

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    2024年11月17日
  • セクシー田中さん 8

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    新刊が出ていて嬉しい気持ちとこれが最後になってしまうんだ…という気持ちです。
    内容はとても面白く、今回も楽しかったです。
    私の身内は騙されていたパターンですが不法滞在者に結婚させられ離婚しました。
    本当にそういうのあります。
    離婚もできずに逃げられるところでした。
    もしかしたら三好さんの奥様もとっくに帰国して離婚できないようにしている可能性もあるなぁと思いました。
    でもそれを許す三好さんは好きではないです。
    彼がどんなに魅力的でも…
    他の人たちの恋愛関係やこれからの変化、たくさん気になることがありました。
    自分も自己肯定感が低く生きづらい1人です。
    田中さんの生き方に支えられ、力をもらっていた

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    2024年11月10日
  • 砂時計 1

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    発売当初以来の再読。とても重いけど大事な言葉や気持ちが詰まっていて悲しみの中にも笑いや楽しさがたくさんあり元気ももらえる、大好きな物語。杏のお母さんが最期に選んだ場所が雪山で…読み返して胸が痛む。ここでお母さんに「裏切り者」と怒る杏…やっぱり悲しい。杏は強くて真っ直ぐだけどまだ小6や中学生くらいの年齢で抱えるには残酷すぎる。だけど大悟の存在がたぶん何よりも光で杏を支えてくれることが救いに思える。おばあちゃんとのやり取りがすごく好き。帰りの電車でぎこちなくとも心を通わせた幼さの残る杏と大悟にあったかくなる。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 2

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    杏15歳の秋、どんなに願っても大切なものをひとつには出来ないし出会いがあれば別れもあって全部を手に入れることは難しい。高校受験を前に迎えに来た父親と共に東京へ行く決心をした杏。大悟との別れが切ない…若い時って直ぐ会えるとわかっててもその時間て永遠のように感じる。杏16歳の春、遠距離恋愛、長距離電話が甘酸っぱい。昔の友達や藤くんと楽しく過ごしながらも大悟がいない毎日に押しつぶされそうになってるような杏がいたたまれない。やっと会えた大悟とも直ぐにまた別れで泣ける。藤くんのルーツがわかり杏への気持ちが洩れ出た。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 3

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    杏16歳の夏、夏休みで島根に帰省。大悟やみんなと過ごす中で月島家のお手伝いさんがもらした藤の噂に波瀾万丈。杏と藤の東京での出来事が揉めさせるけど大悟と杏が過ごす満月の夜がきっと2人を強くして更に仲を近付ける。杏16歳秋、月島家の真実がわかるけど知ったのは椎香で彼女の心が折れるほど残酷なことだし藤にしても周りの子供たちが不憫でならない。勝手で奔放な大人にどれだけ子供たちが振り回されて傷付けられてるのか。遊園地に花火、藤が最後の思い出作りとばかりに過ごす時間が切ない。藤はどこへ。椎香の大悟への気持ちに複雑。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 4

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    杏16歳冬、雪ってどうしてこんなに人を儚げに見せるのか。儚くて消えてしまいそうで怖くなる。藤が消えてからあちこちに歪みが出て周りが変わっていく。大切な誰かを失うのと、誰かの大切な人になれない自分、どちらが悲しく辛いんだろう。椎香の立場が辛くてもだからって人を傷付けるってわかっててする行為にはやっぱり腹が立つ。杏17歳春、再会した藤と水商売でのバイトや遥との出会いや子守りでまた物事が動き出す。藤と両親は一応の和解で解決、だけど杏と大悟が上手くいかなくすれ違い。希望になれなかった…しんどくなるくらい切ない。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 5

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    杏17歳夏、何度読んでも大悟とのすれ違いがもどかしくて悲しく感じてしまう。命を人を繋ぎ止める手段に使う人は本当に嫌だなぁと感じるので椎香のやってることは気持ちをわかっていても不愉快だし最低だと思う。杏は、自分は大悟を振り回してると言うけど椎香の方が振り回してるような。杏17歳冬、杏の担任の先生の言葉がすてき。スノードロップの「希望」と「初恋」まるで2人のためのような花言葉。藤くんと杏の距離感、大悟と楢崎さんの距離感、みんな恋に真っ直ぐ。だからこそ杏と大悟の別れ方が切なくなってしまう。幸せにするって難しい。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 6

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    杏18歳夏、誰かに必要とされてその優しさに甘えたり自分の中の好意に気付いて前に進んだり、藤くんともそんな風に始まった恋。だけどふとした時にほんとの気持ちに目を向けちゃったら見ないふりはできないもの。18歳冬、椎香はカナダへ留学へ大悟は楢崎さんとパパは楓さんと、それぞれの道を前へ。だけど杏だけ立ち止まったまま。とりあえず進路は決まったものの独りですと報告する杏が切ない。いつか、大悟よりも藤くんよりも杏を理解して受け止めてくれる人は現れるのかな。でも藤くんといたら大悟を思い出す、それはしんどいよなぁ。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 7

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    杏20歳冬、時が経つのは早くて大悟に会わないまま3年以上が経過。島根での成人式で再会した大悟に初めて杏が本音をぶつけたのにきっつい別れ。確かに自分を幸せにするのは結局自分なのだけどこれじゃ突き放されたように感じてしまう。強く、泣かない、自分で立てる女になると決めた杏がどんどん壊れていきそうで悲しい。26歳冬、仕事に邁進する杏にようやく新しい出会いが…と思いきやとんでもな男。周りが前に進んで幸せそうだと「自分も」って思っちゃうんだよな。だけどこんな人と結婚しなくてよかったと言いたい。とうとう杏が…悲しみ。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 8

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    本編完結巻。杏26歳冬・祈り。タイミングが合わない時ってあるけどもしかしたらその合わないことも歯車の中にちゃんと組み込まれてるのかも。思い残すことがないと感じてしまったり、もういいかなって思う瞬間てあるもの。大悟を頼ったおばあちゃんは正解だし、おばあちゃんの言葉に愛情に涙が出る。厳しい人だけど不器用で優しくて大好き。杏と大悟にはこれからはお互いを幸せにし合っていってほしい。普段、再読はしないけどこの作品は痛みを感じても改めてまた読んでよかったと思える。弱さを強さに変えて優しくなれる人たちを描く素敵な話。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 9

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    番外編。1話目は美和子の高校生時代の話で大悟の母親と出会いから。噂好き、詮索好き、誰かを爪弾きにしたがるような村の閉塞感が嫌いだし苦手。群れる人たちも嫌い。なので閉じ込められたカナリヤみたいに籠から逃げ出したくなる美和子の気持ちはわかる。村を出る選択がよかったのかはわからないけどそれでも杏が産まれて大悟と出会えるから。2話目は杏の妹の千衣ちゃんがニューヨークで杏の元婚約者と再会する話。敵の多い人っているけどここまできたら気持ちがいいくらい。千衣ちゃんの言葉は小さい子供なりの純粋さと真っ直ぐさで心に響く。

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    2024年10月29日
  • 砂時計 10

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    番外編、そして本当の完結。大悟が小4の時に埋めたタイムカプセルを掘り出したり、大悟の教え子がクリスマス劇で「パンドラ」をやったり、子供たちと杏と餅つきをしたりと行事が満載。その中でキーポイントなのが幸田先生。大悟が教えてもらった言葉や思い出の数々が今の大悟を作ってるというくらい影響を与えたくれた人。どんな人でも過去はあり人に言いたくないこともある。それでも前に進めたり形を変えられたら。藤くんも無事ご成婚よかった。こんな風にずっと仲間でいられる関係っていいし杏が幸せそうで嬉しい。大悟の50くらいの姿に

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    2024年10月29日