芦原妃名子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
全く新しい「ラブ×サスペンス」の新境地!
亡くなった高校の同級生、折口(おりぐち)はるかの「彼」が描いたという絵。その絵にあった「H・N」というイニシャルを見て、「皓(ひかる)・成海(なるみ)」を思い浮かべた水帆(みずほ)は、3年ぶりに彼の家に向かう。かつてここで毎日のように、成海と過ごしていたが、心理学者の母親に「実験材料」として育てられていたという成海の過去を知ってしまって以来、彼を避け続けていた…
はるかの元彼は成海じゃない…そう信じる水帆は、はるかの元彼探しを再開。すると、成海と同じように「実験材料」として別の場所で育てられた、成海の兄・比呂の存在が浮上。真相を確かめるべく、水帆は成 -
Posted by ブクログ
社会の流動性の高まりによる恋愛のフラット化をここから感じた。
最初に言わせて頂きたいのは、杏と、大悟はその例から外れるということ。
ここでこの二人を除外するのは「主人公とその次に重要な人物」であるが故の例外性によって顕著な例とは言えないからである。
結局相手は誰でもいいのだ。
あの女がだめなら他の女、
あの男がだめなら他の男、というように、
不都合が生じれば人は次に乗りかえていく。
そして、かつて執着していた対象物などには見向きもしなくなるのである。
こういった理想とは離れた現実的な恋愛がこの漫画のなかにはある。
よくいえば「現実離れしていない」恋愛漫画だが、非日常を求める者が顧客である