芦原妃名子のレビュー一覧

  • 砂時計 1

    Posted by ブクログ

    最後の方はえらい暗い話になってたね。。。
    小~高校最初らへんは可愛くて好きです。

    しっかし、少女漫画は初恋(もしくは初彼氏)と
    結婚までしちゃう話が多いのですが、
    それって果たして幸せなのか??
    とか思っちゃう年齢になっちゃったな。

    この主人公カップルは他の人も見ながら、
    最終的に選択しただけだから、マシなような、余計怖いような……。


    島根弁は良い!!とっても良い!!

    0
    2010年07月07日
  • 砂時計 8

    Posted by ブクログ

    社会の流動性の高まりによる恋愛のフラット化をここから感じた。

    最初に言わせて頂きたいのは、杏と、大悟はその例から外れるということ。
    ここでこの二人を除外するのは「主人公とその次に重要な人物」であるが故の例外性によって顕著な例とは言えないからである。

    結局相手は誰でもいいのだ。
    あの女がだめなら他の女、
    あの男がだめなら他の男、というように、
    不都合が生じれば人は次に乗りかえていく。
    そして、かつて執着していた対象物などには見向きもしなくなるのである。

    こういった理想とは離れた現実的な恋愛がこの漫画のなかにはある。
    よくいえば「現実離れしていない」恋愛漫画だが、非日常を求める者が顧客である

    0
    2010年04月19日
  • Piece 2

    Posted by ブクログ

    君の瞳(め)に映る 世界を 想(おも)いを 感情を お願い 私と共有して――

    折口(おりぐち)はるかの「過去」を調べるうち、高校時代のアイドル・瀬戸内円(せとうちまどか)に対するストーカー事件に辿(たど)り着く水帆(みずほ)。はるかとは接点のなさそうな円だったけれど、なんとその先に「はるかが教師と不倫していた」という疑惑が浮かび上がる。そして同時に、水帆の中で封印していた成海(なるみ)への想(おも)いもふくらみ続け、ついに…!? 芦原妃名子の新感覚ラブサスペンス、待望の第2巻!

    0
    2009年10月04日
  • 砂時計 10

    Posted by ブクログ

    大悟(だいご)は小4のとき、クラスのみんなとタイムカプセルを埋めた。それから20年後、小学校の教師となって杏(あん)と新婚生活を送る大悟は、忙しいながらも充実した毎日を送っている。そんな中、カプセルを堀り返す日がきて、旧友や恩師・幸田(こうだ)先生と再会した大悟は…!? 名作「砂時計」シリーズ、ついに完結!!
    ●収録作品/time letter/番外編・19歳夏/砂時計・裏話

    0
    2009年10月04日
  • 砂時計 9

    Posted by ブクログ

    杏(あん)の母、大悟(だいご)の母、藤(ふじ)の母…三人がまだ少女だった頃の恋物語を描く『カナリヤ』。杏との婚約を解消した佐倉(さくら)が、赴任したN.Y.(ニューヨーク)で千衣(ちい)ちゃんと遭遇する『夏休み。』。少年時代の藤が体験した、忘れられないクリスマスの思い出がつまった『プレゼント』。「砂時計」ファン待望の番外編を3編収録!
    ●収録作品/カナリヤ/夏休み。/プレゼント

    0
    2009年10月04日
  • 砂時計 8

    Posted by ブクログ

    未練を残しながらも大悟(だいご)と決別し、一人で前に進み始めた杏(あん)。そんな時に出会った男と婚約するが、結局破談に。それをきっかけに、今まで張り詰めていた心の糸が切れてしまう。傷ついた心を抱え、思い出の砂時計を目指して旅に出た杏だが…。現在、過去、未来をつなぐ杏の恋物語、クライマックス!!

    0
    2009年10月04日
  • 砂時計 7

    Posted by ブクログ

    大悟(だいご)への想いと決別するように、藤(ふじ)と付き合い始めた杏(あん)。しかし忘れようとすればするほど、想いは強くなるばかりだった。藤のことを好きな気持ちは本当。でも、もっともっと好きな男(ひと)がいる−−−それが、杏の出した答えだった。そしてまた独りに…。現在、過去、未来をつなぐ恋の物語、第7巻!!

    0
    2009年10月04日
  • 砂時計 6

    Posted by ブクログ

    好きだから一緒にいられない・・・一緒にいると不幸にしてしまう・・・痛切の想いで大悟に別れを告げた杏。あれから半年が過ぎ、進路問題に直面した杏だったが、いまも別れの痛みや想いを引きずったままでいた。そんな杏が前に進むためとった行動とは!?現在、過去、未来をつなぐ恋の物語、第6巻!!

    0
    2009年10月04日
  • 砂時計 5

    Posted by ブクログ

    流れる月日は人を強くも弱くもする。迷いながらも自分と向き合い、成長した藤(ふじ)。一方、大悟(だいご)に「距離をおこう」と言われ、不安な気持ちに囚われる杏(あん)。そして、とうとう苦しみながらも、ぎりぎりの愛情の表れとして、彼女が大悟に出した切ない答えとは…!? 現在、過去、未来をつなぐ恋の物語、第5巻!!

    0
    2009年10月04日
  • 砂時計 4

    Posted by ブクログ

    藤が失踪した。不安な気持ちを抱えたまま、島根で大悟と冬休みを過ごす杏。母の死から4年たった今でも、冬という季節は杏の古傷をうずかせる。そんな時は大悟の存在がなおさら温かく感じられるはずなのに、4年の歳月は2人の関係を微妙に変え…!? 現在、過去、未来をつなぐ恋の物語、第4巻!!

    0
    2009年10月04日
  • 砂時計 3

    Posted by ブクログ

    不器用でもまっすぐな恋をする杏と大悟だが、杏の父親との再会によって2人の仲は一変する。形は違えど亡き母を想う父と東京での生活を杏は選び、大悟との遠距離恋愛が始まった。一方で、名門月島家の跡取りとして、同じ東京で暮らし始めた藤だが…。現在、過去、未来をつなぐ恋の物語、第3巻!!

    0
    2009年10月15日
  • 砂時計 2

    Posted by ブクログ

    なれない田舎での生活、そして突然の母の死を祖母と仲間たちと乗り越えてきた杏。幼なじみの大悟と付き合い始め、ようやくフツーの女の子らしい生活に。恋する心の愛しさとはかなさを感じながら、多感な15歳という今は別れの季節でもあるようで・・・!?現在、過去、未来をつなぐ恋の物語、第2巻!!

    0
    2009年10月04日
  • 蝶々雲

    Posted by ブクログ

    『蝶々雲』、『中学1ねんせい』、『中学2ねんせい』、『中学3ねんせい』の短編集。
    主人公の設定が幼く、どこか懐かしい気持ちにさせられる。自分の気持ちに素直で真っ直ぐな主人公達が印象的。
    『蝶々雲』を読んだ後にカバーを見るとなんだか切なくなります。

    0
    2009年10月04日
  • Piece 1

    Posted by ブクログ

    いつも未完成なそのパズル 何を思って 何を望んで 何を厭(いと)うのか あなたを構成する欠片(ピース)…

    高校を卒業して数年、水帆(みずほ)に突然かかってきた電話…… それは高校の同級生・折口(おりぐち)はるかの訃報(ふほう)。地味で目立たないはるかだったが、水帆は、高校時代はるかが妊娠していた事実を知らされる。しかも、はるかの母親に「その子の父親を捜してほしい」と頼まれてしまう。しかし、水帆は恐れていた。高校時代、キスを交わした「成海皓(なるみひかる)に再び関わってしまうことを……
    芦原妃名子、待望の新シリーズ第1巻!

    0
    2009年10月04日
  • 蝶々雲

    Posted by ブクログ

    瀬戸内(せとうち)に浮かぶ過疎(かそ)の進んだ小さな島。そこで暮らす清(きよ)、完太(かんた)、ゴマは同い年の仲良し三人組。そんなある日、東京から転校生がやって来る。色白でかわいいその女の子・六花(りつか)は、いつしか三人と一緒に行動を共にするようになるのだが…!? 読者待望!! 芦原妃名子のセンシティブ・ワールドが単行本化!!
    ●収録作品/蝶々雲/中学1ねんせい/中学2ねんせい/中学3ねんせい

    0
    2009年10月04日
  • 天使のキス 1

    Posted by ブクログ

    【完結済】<全4巻>
    砂時計以外にもコンスタントにいい話書いてたんだ、という印象。ただやっぱこの作者って手首を切る事に執着しすぎて怖い

    0
    2009年10月04日
  • 月と湖

    Posted by ブクログ

    月が二つあればいいのに

    付き合っている先輩と仲が良い女の先輩
    いつか取られるかもしれないと 怖かった

    二人は同じ大学に行ってしまい不安は募る
    大学見学に行った日、二人が付き合っているという事実を知る

    先輩は何も言わないから黙っていた
    笑ってそばにいてくれるなら それでいいと…

    0
    2009年10月04日
  • 月と湖

    Posted by ブクログ

    作家だった祖父の死後、遺品の中から見つかった未発表の私小説。そこには、愛妻家だったはずの祖父の愛人に寄せる想いが綴(つづ)られていた。人の心の移ろいに戸惑う一菜(かずな)だったが、その愛人のもとを訪ねることになって…!? 芦原妃名子の描く甘く切ない長編恋物語集。
    ●収録作品/月と湖/12月のノラ

    0
    2009年10月04日
  • 月と湖

    Posted by ブクログ

    表題作;語りすぎることなく、複数のエピソードを重ね合わせることで読者に読み取らせるという構成は好き。短編のよさだと思う。そのところが良く出来ているのではないでしょうか。そして、祖母の気持ちもわかる、祖父の愛人(!?)の気持ちもわかる…どうすればいいかわからない主人公の気持ち、恋愛における泥臭い感情が描かれてて良いです。

    *同時収録「12月のノラ」;こっちは、ちょっとベタすぎてツボじゃなかった。また、幼少期〜青春期になって。って話だし、ハッピーエンドだし。

    0
    2009年10月07日
  • 蝶々雲

    Posted by ブクログ

    表題作;不覚にもウルっときた。幼少期の初恋が何年後かに時を経て解決するというお話。
    ▲時間の流れが解決するというのは芦原氏の作品にはありがちで、鉄板なのかしら?とか思うけど、ストーリーだけを追うとベタだわ…と、何の感慨もないのに、読むとけっこう揺さぶられるのはなんなんでしょうね。▲絵が良いのかなぁ?なんか線の細い感じ。
    *同時収録「中学1年生」「中学2年生」「中学3年生」・・・あんまり覚えてないけど、こっちの方が表題作より面白かった気がする。(泣き形じゃないから?)

    0
    2009年10月07日