吉田秋生のレビュー一覧
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温泉に行きたくなる!
海町ダイアリーのすずの弟だった和樹の物語。最初は登場人物が多くて圧倒されましたが、説明も繰り返し入るし、しばらくしてどっぷり世界観に浸れました。温泉宿の田舎町、良い人もいれば、うーんな人もいる。でも人付き合いって良いなと思えます。
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Posted by ブクログ
鎌倉で暮らす4姉妹の生活を描いた傑作『海街Diary』のスピンオフとして新たにスタートした本作。4姉妹の一番下、すずがかつて生活していた山形県の温泉街を舞台に、すずの義弟となる和樹を主人公として、新たなる家族の姿が描かれる。
まずは吉田秋生の新作をこうして読めるという点をファンとしては喜びたい。第1巻ということでこの物語がどのように進んでいくのかはまだ分からないし、これが傑作として残るようになるかも分からない。
不安要素をあげるとするならば、既に幾つかのレビューでも示されているように「良く出来た祖母→出来の悪い母→良く出来た娘」という『海街
Diary』と全く同じ親子関係がここでも踏襲され -
Posted by ブクログ
やっぱり連載当時の時代背景でアニメ化してほしかった。
なんでかというと、ブランカのプロフィールの核部分に関わってくるから。この番外編まではアニメ化しないとしても、東西冷戦の落とし子ともいえるブランカが、ベトナム戦争の悲劇の間接的な落とし子といえるアッシュと師弟関係を結ぶのが熱いのに!!
ブランカ好きならそこはこだわりたいポイントなはず……
それにしてもアッシュは相変わらずモテモテ。42歳女教師なら抵抗すれば拒絶できたんじゃ……とか、基礎的な攻撃マニュアルマスターしてたなら他の男性教師もはねのけられたんじゃ……成人男性に近寄られるたびアレだけ重篤な発作を起こしてたら、パパディノの時ホントどうして -
Posted by ブクログ
すずのいとこの直人さん、方向音痴だけど和めるいいキャラですね。「地図にない場所を探す」って、ロマンを感じます。
すずが進学のことで悩むけど、悩めるということは時間も選択肢もあるということ、つまり居場所があるということなんですね。かつてのすずは父も母も亡くなってしまって居場所がなかったから、香田家の姉たちに一緒に暮らそうと言われて即答したのはそれ以外選択肢がなかったから。進路に悩むことが出来るというのはある意味幸せな証拠なんだなぁ…。
仲良しのチームメートたちもやがてそれぞれの道を歩いていくようになって、わかれわかれになっていく。そのわかれの始まりの切なさが伝わってきました。風太って、いい子です -
Posted by ブクログ
「細雪」みたいに、長く長く続く四姉妹の話かと思っていた。そう思った途端に終わってしまった。永遠に続く物語というのは無いんですね。
「人の幸不幸は、本人にしかわからへん」(73p)
「あーウマ。腹がへって、めしが食えるって、すげーことだ。幸せって、コレでいいんだよな。生きてるって、それだけで超ラッキーだ」(113p)
「お姉ちゃんも、もうどこにも行けるでしょ」
「は?」
「『うちでいっしょに暮らさない?』あの時すずにそう言った時から、責任があるって、思ってたんでしょ?もうすずは大丈夫よ。子育て終了!婚活上等よ」(156p)
あゝもう一度、広瀬すずが浅野すずになって、スクリーンに帰って来て