吉田秋生のレビュー一覧

  • 海街diary 4 帰れないふたり

    Posted by ブクログ

    昔の吉田 秋生って、絵が安定しない人だったんですよねぇ。
    でも、最近は、凄いです。

    特に、このお話の4人姉妹。
    ものすごく個性的な4人姉妹の物語なのですが、なにかの弾みで、ふっと「やっぱり兄弟だなぁ」と似ている絵があって、ドキっとします。

    さちとすずが似ているのは設定的にもそうなんだろうと思うのですが、これが、よっちゃんや、チカも、あっ、似ていると感じるときがあって、それがよいなぁ。

    0
    2013年07月29日
  • 海街diary 4 帰れないふたり

    Posted by ブクログ

    姉妹それぞれに新しい展開のある4巻。次女の佳乃と末妹のすずが微笑ましく、長女の幸に切なくなる。表紙の木は鶴岡八幡宮の大銀杏。この本の出版前年、2010年に強風で倒壊。再生への希望として描かれている。

    0
    2013年06月07日
  • 海街diary 4 帰れないふたり

    Posted by ブクログ

    本巻は、三姉妹の大人の恋愛ネタがメイン。

    それにしても、鎌倉、いい街だなぁ。
    GWに遊びに行ったけど、また行きたくなった。

    0
    2013年05月30日
  • 海街diary 4 帰れないふたり

    Posted by ブクログ

    自分も風太キャラなので風太めっちゃ応援したくなる。風太ガンバレ、超ガンバレ!(笑)

    すごい読んでてほのぼのーとします。鎌倉住んでみたいです。
    あと作者さんの細かい取材に感心します。看取りとか緩和ケアとか、「え?医療従事者の方ですか?」って思っちゃうぐらい正確です。

    次巻で終りなのがさみしいです…。もっと読んでたい。
    あ、すずちゃんの鎌倉さんぽは絶対買おう(笑)

    0
    2013年05月05日
  • 海街diary 4 帰れないふたり

    Posted by ブクログ

    今回の話も面白かった。
    風太とすずがどうなっていくのか、というところも展開が
    気になるところだけど、4姉妹の姉たちもどうなるかが
    気になるところ。
    あと、最後の「おいしいごはん」に出てきていた
    おばあちゃんの焼きそばは食べてみたくなってきた。

    0
    2013年04月30日
  • 海街diary 5 群青

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この巻は、海猫食堂のおばちゃんが亡くなってしまう。
    残された人達のそれぞれの気持ちがよく分かる。

    多田くんが、サッカー辞めなくてよかった。

    「海街」シリーズは、
    普通に生きていて起こる悲しい出来事を
    乗り越えていく強さと優しさを感じる。

    >ひとごとでかまわんのとちゃう?

    優しさが溢れてる。

    すずのお母さんとお婆さん。
    >許さないことで筋を通し
    >許されないことで筋を通そうとしたんだろう

    ここにも愛がある。

    0
    2014年02月27日
  • 海街diary 5 群青

    Posted by ブクログ

    それぞれが悩み、秘密を持ってる。すずのお祖母さんからの突然の遺産の話しから母親の思い出にはぜる。裕也のオクトバス退団の意志にその思いがしみじみ。海猫食堂のおばちゃんの死。あまりにもあっけなかった。そして幸は主任となるが自分の身体の異常に気づく。良性という診断がでるけど何となく心配だ。
    こうしたしんみりとした話しの中、三女千佳の能天気なとこがいいアクセントに。
    おはぎもいいけどアジフライ食べたくなった。最後は食い物かよって誰か言ってた人いたよな(^○^)
    ホノボノしんみり、海街まだまだ続け

    0
    2014年01月04日
  • 海街diary 5 群青

    Posted by ブクログ

    鎌倉を舞台にゆっくりと作中時間は流れていく。新たな道を見出す者あり、この世からいなくなってしまう者あり。人の紡ぐ縁というものをこんなにも暖かくしなやかに強く描いた作品はちょっと他にはない。良かった。

    0
    2014年09月06日
  • 海街diary 5 群青

    Posted by ブクログ

    今回も良かった~
    このシリーズに限らず、吉田先生の本は主人公だけの話ではなくて、その周りの人も皆それぞれ生きているな〜と感じる。
    いろんな人の一言一言が染みる一冊でした。
    個人的には、風太は本当に良い子なんだけど男の子としては好みじゃなくてねぇ…
    いや、すずが好きならそれで良い話。

    0
    2017年06月07日
  • YASHA 夜叉 1

    Posted by ブクログ

    『BANANA FISH』に次ぐ吉田秋生の最高傑作。
    この2作品は全ての人に読んでもらいたい。

    神の禁じ手・遺伝子操作により生まれた静。驚異的な頭脳と運動神経を持った静は自由を奪われ、研究者として米ネオ・ジェネシス社に囲われている。
    研究のため故郷の日本を訪れた静は、そこで双子の凛と出会い、歓喜するが――

    0
    2012年12月05日
  • BANANA FISH 1

    Posted by ブクログ

    当初の予定より10ヶ月遅れて500エントリ目に到達。せっせと読書メモをつけるというのは、予想以上に大変だね…。それはさておき、今回のお題は「BANANA FISH」である。1985年~1994年にかけて「別冊少女コミック」に掲載された大型連載であり、当時のアメリカ社会の矛盾をリアルに描いたストーリーと、大友克洋ばりのきめ細やかなアクションシーンにより、少女漫画というジャンルの枠を超えて幅広い人気を博した。
    また、ニューヨークのギャング団のボスであり、容姿端麗・頭脳明晰な主人公(アッシュ・リンクス)が、強大なマフィアや国家権力との孤独な戦いを強いられる中で、いつも隣にいる純粋無垢な日本人(奥村英

    0
    2016年05月21日
  • YASHA 夜叉 6

    Posted by ブクログ

    久々にこの巻のみ再読。展開がBANANA FISHによく似てるかな。ラヴァーズキスとか海街シリーズが最高!と思いつつもやっぱりこれも好き!!!

    0
    2012年10月11日
  • BANANA FISH 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結末には納得いきませんが(好き過ぎて)、政治的要素や心理描写が巧みで面白いです。また、アッシュは今まで読んだ漫画の中で最高の男の子です。

    0
    2012年09月02日
  • 櫻の園

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この漫画を原作にして、中村明日美子先生にリメイクしてもらったらそれはそれはえろ素敵な雰囲気漂う女子高漫画になる気がする。
    このままでも素敵なんだけどね。

    0
    2012年07月31日
  • BANANA FISH 19

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    永遠の名作!中学の頃に読んで泣いた。絵柄が一巻と全然違うなあ…(笑)

    最初はBLチックなのかと思ってたけど、英二とアッシュの関係はそんなものじゃ括れない。
    美しく強いアッシュは欲され、羨ましがられるけれど、周りが思っている程幸せじゃない。
    寧ろ彼は搾取されるばかりで誰も何も与えてはくれなくて、荒んだアッシュにとって、何を求める訳でもなく寄りそう英二は新鮮で待ち望んでいた存在なんだろうなあ。
    ラストは衝撃的だったけど、ああでなければ終われなかったとも思う。
    アナザーストーリーの光の庭を読んで本当の完結。

    漫画なんて娯楽だと言わせてくれない一作だと思う。

    1
    2012年04月09日
  • ラヴァーズ・キス 1

    Posted by ブクログ

    少年愛が少女漫画の主要なテーマのひとつだった時代というのがあって、私の世代なら誰でもセルジュ派とジルベール派に分かれて対立抗争を繰り広げた経験があるはずなのだが(嘘です)、それから10余年を経た1990年代後半の吉田秋生はずっと自然な筆致で少年同士、少女同士、そして少年と少女の愛の行方を描いている。

    舞台もフランスの寄宿学校ではなく湘南のありふれた県立(たぶん)高校で、埃っぽい制服の高校生たちがむしろ淡々と日常を紡いでいく。こんなドラマはなかったけれど、やはり自分も埃っぽい県立高校生だったころを思い出す。

    南が海に面した湘南の空は明るい。余白の多い吉田秋生の画風が、あの空の下に溢れる光を見

    0
    2017年02月26日
  • YASHA 夜叉 1

    Posted by ブクログ

    吉田秋生の漫画の中で一番好きな作品。
    小さい頃に読んでたこともあって、たぶんだいぶ影響された漫画だと思う。作者の描く海がきれい。雰囲気とか

    0
    2012年03月09日
  • 吉祥天女 4

    Posted by ブクログ

    【3巻感想の続き】

    暁に父親を殺させるよう仕向ける小夜子~暁と涼の死~
    目的を完遂するために様々な犠牲を払った小夜子が去っていく、
    物寂しいエピローグ。

    0
    2013年09月19日
  • 吉祥天女 3

    Posted by ブクログ

    【2巻感想の続き】

    暁による涼への報復~小夜子の祖父の死。
    家を守るため、知謀を巡らす小夜子の姿が神々しくも痛々しい。

    【3巻感想へ続く】

    0
    2013年09月19日
  • 吉祥天女 2

    Posted by ブクログ

    【1巻感想の続き】

    叶家の園遊会~小夜子強姦被害未遂その2・3→逆襲
    ~暁の更なる追撃を涼の手助けで躱す小夜子。
    どうしてこんなスッキリした描線で、モノクロで、
    これほど血腥い表現ができるんだろう……と戦慄した。

    【3巻感想へ続く】

    0
    2013年09月19日