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『BANANAFISH』、『夜叉YASHA』などの話題作を発表しつづけ、小学館漫画賞を2度受賞したトップランナー吉田秋生が描き、2003年1月に、平山綾、宮崎あおい、成宮寛貴らの出演で映画化された話題作!! 鎌倉の県立高校に通う少女たち、少年たちの熱い日々。そして、その彼女たちの揺れ動く青春をキスをめぐるドラマを通じて描く、ラブロマンス。
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Posted by ブクログ
少年愛が少女漫画の主要なテーマのひとつだった時代というのがあって、私の世代なら誰でもセルジュ派とジルベール派に分かれて対立抗争を繰り広げた経験があるはずなのだが(嘘です)、それから10余年を経た1990年代後半の吉田秋生はずっと自然な筆致で少年同士、少女同士、そして少年と少女の愛の行方を描いている。...続きを読む 舞台もフランスの寄宿学校ではなく湘南のありふれた県立(たぶん)高校で、埃っぽい制服の高校生たちがむしろ淡々と日常を紡いでいく。こんなドラマはなかったけれど、やはり自分も埃っぽい県立高校生だったころを思い出す。 南が海に面した湘南の空は明るい。余白の多い吉田秋生の画風が、あの空の下に溢れる光を見事に描写している。
吉田マンガの中で、一番好き。 いまいちマイナーなのかな? 年齢的にジャストなときに読めたのも、良かったのかも。 学生時代、周りには少し変わった子が多くて、あたしも似たようなものだったけれど、どうしてみんなとおなじように出来ないんだろう、とか、誰といてもなにかピンとこない、とか、「普通」って言葉が嫌...続きを読むい、とか、固定概念で私をくくらないで、とか、今から思えばちょっと感受性が鋭めな現代思春期少女のステレオタイプ同士で集まって、BANANA FISHから入って、自然にこっちにも辿り着くわけ。 私はリカコと藤井の話が好きで、むしろそこしか興味がなくて、他の4人の恋愛は、話としてはなるほどねと思ってもなにかピンとこなくて、結局このマンガ=リカコと藤井だったんだけど。 周りの子達はみんな他の4人の話がイイって言ってて。 そうかなあ。私はリカコ視点で読んでたし、一番共感したのもリカコだし、藤井に惹かれるのもすごく分かるし、藤井の立ってる場所の不安定さを想うときが一番泣けるんだけどナって言うと、 「だってあの二人って別に普通じゃん」 って返されることがあって。 要するに、通ってたのは女子高だったし、仲良かったのはみんな、女子高にいながら積極的に彼氏が作れるようなタイプじゃなかったし、だから同性にちょっと惹かれたり、というのが多くて、そんな中で、ひっそりと同性の友人を愛してる、っていうメンツの、一般的には普通じゃないけど自然に描かれてるとこに惹かれてたってことなんだろうけど。 私にはじゃあリカコと藤井のなにが普通で、他の4人のなにが普通じゃないのか分からなくて、でもその頃はまだ「普通、と普通じゃない、って要するに同じ意味だよね」とかも言えなくて、結局なにも言い返せなかった。 まあ、それも10代のときの話なんだけど。 ちなみに藤井のキャラクターは私が一番「ひっかかる」キャラの原点だぜー。
BNANA・FISHから大好きな作家さん、吉田秋生さんのラブストーリーです。問題を抱えつつ、それを乗り越え、どんどん素敵なカップルになっていく登場人物にあこがれました。その周りの友人達の感情やエピソードもメインのカップルにリンクしてて、それぞれの感情を感じる事ができる素敵な漫画です。作品の舞台は湘南...続きを読む(鎌倉)です。?と?があって、?はメインとなる?のカップルのお話です。
吉田秋生は、イレギュラーな人物像を描くのに、それが違和感なくリアリティのあるストーリー展開に持っていく才能が桁違いだということ。人間のもつ感情や悩みをリアルに表現できるからこそ、その人物の特異性に違和感を感じずにすんなり感情移入ができるのだろう。ラヴァーズ・キスはまさにその最たるもの。
吉田 秋生さんの作品。ラヴァーズ・キス全2巻。BANANA FISHより話が難しくない分頭に入ってきやすいです。BANANA FISHとおんなじくらい好き。
男女 女同士 男同士 6人の男女の恋愛ストーリー。 映画をみて好きになったんですが原作も大好きです。
Boy meets girl, Boy meets boy, Girl meets girl. 2巻完結と短いが、複雑に絡み合った感情をここまで繊細に描けるのはこの作者ならでは。2003年に映画化されたが、怖くて見れなかった(笑)
好きです。すごい好き。とっても好き。何度読んでも飽きません。吉田先生はほんとうに素晴らしいです。朋章がとっても好きです。本当に、本当に皆幸せになって欲しいのに。歯がゆいです。
想像上の「江ノ島」。 想像上の「家庭」。 想像上の「愛しているとか好きだとか」。 だから全ては美しいのです。
もう、良すぎる・・・ 「BANANA FISH」や「夜叉-YASHA-」の影に埋もれてしまった感があるのが(そんな事はない)惜しい。 鎌倉と「テンペスト」… 良い組み合わせですよね。 (全然関係ないけど)清水美砂と河合みち子主演の笹沢佐保サスペンスでは神戸・佐賀と「テンペスト」だったけど、あれも良か...続きを読むったなー。 里枷子の恋は、読み終えた時「私も女の子なんだわ…」と思えてしまいました。(キモがって逃げないで下さい) 映画はまだ観てないです…
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