西尾維新のレビュー一覧

  • ニンギョウがニンギョウ

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    『ドリンクの味はガソリンのように酷かったが、それでもガソリンを飲むことに比べれば幾らかマシだ。ガソリンは飲むモノではなく愛でるモノである。』

    『このままでは日が暮れてしまう。太陽の数はたかが知れている、明日が来るまでにそれほど時間は余っていない。』

    『私以外の誰でもありません。私は、私です。たとえ万が一に私が私でなくとも、私は、私です。』

    『眠っていたのだ、仕方がない。眠りは誰にでも平等に優しい。』

    『月日の流れとは残酷なモノですね。それとも月日によって流れてしまうようなモノが、最初から貧弱だったと言うべきなのでしょうか。』

    『諦めなければ大抵のことは大丈夫です。夢ばかり見ていないで

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    2012年10月11日
  • めだかボックス モノクロ版 1

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    キャラクタ達がそれぞれ本当に個性的で漫画で漫画を皮肉ったり台詞がしゃれている。WJで読んでいますが手元にほしいです。

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    2012年10月10日
  • きみとぼくの壊れた世界

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    ネタバレ

    夜月ちゃんがとにかく可愛い。それしかない。p104-105がたまらない。泣きながらすがりついて、好き好きわめいて、床に落ちた麻婆豆腐を食べようとして、また好き好き、誰とも喋ったら嫌だと言いながら、一番じゃなくても良いから嫌いにならないでぇ!ってもう、なんだろうこの感情。動揺。ときめき。

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    2013年02月05日
  • 猫物語 (黒)

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    軽いようで、軽くない。むしろ重めの羽川さんのお話。彼女のことを知れば知るほど好きになる。ルンバに頭をこつかれて毎朝目覚めるなんて。少し萌えたけれど。彼女の痛々しいほどの正しさは胸が痛くなる。 でもところどころ抜けているところがあって(と言っても正常な精神を保つための防衛本能だろうけれど)可愛らしいなとも思う。 阿良々木くんに言わせると、「不幸な女子なんて萌えるだけだろ」
    そして何よりも、前半部分の月火ちゃんはもうなんだこの可愛い生き物。いちいち可愛い。一挙一動に萌えてしまう。バールがよく似合う。浴衣にハイソックスというのは斬新なコーディネートだなぁ。さすがです。

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    2012年10月07日
  • 憑物語

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    ネタバレ

     物語シリーズ第13弾!。このシリーズを読むことが待ち遠しくて堪らない。西尾維新の作品特に物語シリーズは他の小説と一線を画していて、このシリーズを楽しむために他の全ての小説があるんじゃないか、なんて冗談交じりに思ってしまう。今回の構成としては偽物語に近かったかな。前半ギャグで後半ストーリー。毎回と言えば毎回か。やっぱり前半のギャグパートは面白い!風呂がアニメと違うとかもうどこから突っ込めばいいのかw。なんていうか西尾維新にしかない笑いなんだよね。後半は今回少し退屈だったかな。いつもはストーリーを進めながらもギャグを混ぜてくるのが今回はあまりなかった感じ。物語シリーズもあと2巻ということで残念だ

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    2013年08月08日
  • 偽物語(下)

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    無意味な掛け合い部分が少なくてちょっとさびしいな〜
    だんだんキャラもシリアス化してる??でも当初シリアスだったキャラ達は逆にはっちゃけ出しています。
    個人的には八九寺との掛け合いが一番好きだけど、この後の巻でもっかいフューチャーされたらシリアスになっちゃうのかしらと不安。

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    2014年12月24日
  • めだかボックス モノクロ版 17

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    ネタバレ

    色々とこれまでの流れを断ち切る新章開幕。
    舞台は学園の外に移り、これまでの閉鎖的な世界で起きるドタバタ事件ではなくなりました。
    外に出て酷い変態が増えたけどね!
    しかも登場早々使い捨てられる変態ども。ココら辺はまさに西尾維新作品と言ったところでしょうか。
    『人生はパンツと同じだ 儚くともまた美しい』がうまいこと言ってやがる……。
    この話の見所を分けると、
    前半:変態を蹴散らす安心院さん
    中盤:新能力『スタイル』
    後半:江迎ちゃんの失恋
    ってところでしょうか。

    前半はわかりやすい全能感でスキルを使い捨てまくる安心院さんが素敵。
    背景にびっしり書かれたスキルの数々という演出は凄まじいものがありま

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    2012年10月04日
  • 猫物語 (黒)

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    暦と月火ちゃんの見開きだけ予定「パンツ」談義が数十ページに及ぶ前半。
    (どこまで続くんだ? アニメ化するときどうなるんだ?)と思いながらもサラサラ読んで。

    後半は委員長とのバトル篇。
    忍野の言葉に脳が引っ張られる。
    「正しさ」を圧倒的に浴びせられる側がどうなるのかという描写に考えさせられた。

    あとがきに、
    「問題は解決しないよりも解決したほうが良いに決まっているけど、解決したことによって混乱や戸惑いがむしろ増すことも少なからずあったりなかったり」
    とあります。
    どこかの元首も言っていた。
    「現世代では解決できない。無理に解決しようとせず未来の人たちが良い解決策を生み出すことに期待すると」

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    2012年09月16日
  • めだかボックス モノクロ版 17

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    新章突入!

    相変わらず難しい名前の登場人物を大量に出して

    華麗に1話で退場させる!

    それが西尾ワールド!

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    2012年09月11日
  • めだかボックス モノクロ版 17

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    江迎さんが良いなぁ……。
    このどうしようもなく愚かで素晴らしい世界で、一人の少女の恋の行方は……。

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    2012年09月10日
  • めだかボックス モノクロ版 16

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    ここまで読んでおいてあれなんだけど、まずこの漫画は少し頭使うな。絵はクセあるんだけど綺麗で言うことなし!戦闘描写も上手い。原作者、西尾維新に合う言葉って無いのかなーと思うんだけど、僕は単純に言葉の知識量、使い方、用途、まあ使い道ですね。それらから心の中で言葉の策士、文匠西尾維新と呼んでいます。通じないんで使いませんがねo(^▽^)o

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    2012年09月03日
  • めだかボックス モノクロ版 16

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    生徒会選挙編終了。
    今作はメタ表現の極地と言えましょう。西尾先生の脚本がすげぇ。が、それが漫画的面白さに直結するか、と言うと…まあそれもまたよし。

    それはそれとして、とにかく人吉くんが報われてよかった…

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    2012年08月29日
  • めだかボックス モノクロ版 16

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    WJでたまに読んでましたが、戦いが突飛すぎて、
    訳わからんかったんですが、一気に全巻読んだら、
    面白かった。キャラがみんな楽しいね。
    めだかちゃんも、可愛い。

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    2012年08月18日
  • ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹

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     今巻のパーティ探し。君に決めた!

     ……毎巻毎巻違う美女美少女を連れて、事件に遭遇するいーくんが、メンバーを探すくだりにワクワクしてました。何ぶん今巻は序盤の登場人物が多いもので。
     むいみさん、姫ちゃん、玖渚、匂宮兄妹、哀川さん、春日井さん、はたまた名前だけ登場の七々見さんか? ……とか色々考えて楽しんでました。

     いーくんは過大評価なんていうけれど、これだけ周囲の人々に恵まれている点だけは、過大評価でもなんでもなく、単なる事実なんだと自覚すべきです。
     そして彼の成長が留まる所を知らずに、続巻でハッピーエンドを迎えてくれることを祈ります。次巻はネコソギラジカル(上)十三階段。

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    2012年08月11日
  • きみとぼくの壊れた世界

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    ネタバレ

    これを初めて読んだのは中学の時だけど、高校の時に正直買うかどうかすげー迷った覚えがある。でもなんてゆうか改めて読んでみたら、主人公が一番、敢えて辛い立場に立つっていう話だった。
    「嘘をつくことよりも嘘をつき続けることの方が難しい」を敢えて実践するというか…
    関係ないけど「君の頭は髪の毛を育てるための苗床か?」はツボだった。

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    2012年08月01日
  • サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し

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    戯言シリーズ第4弾

    相変わらずすっとんきょうなお名前の方々が勢揃いです。
    この上巻では、まだ説明段階という感じ。

    癖のある文体なのに飽きずにここまで読めたのは、やっぱり好きだからかな。

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    2012年07月23日
  • めだかボックス モノクロ版 1

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    ネタバレ

    球磨川くんがいいキャラですね。
    好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は好きです。
    風紀委員長の登場~バトルのシーンで面白いと思えたら続きも面白いと思えるんじゃないかな。

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    2012年07月17日
  • ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い

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    イエイ、ちゃんとハッピーエンドで終わったね。
    お疲れ、いーちゃん。
    たくさん死んだけど、ちゃんと残った人もいるね。
    よかった、よかった。

    そして人識、やっぱり良いところ掻っ攫っていくなぁ。
    正義のヒーロー、でも通り魔殺人鬼みたいなー。

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    2012年07月14日
  • ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹

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    戯言遣いの成長が垣間見えるシリーズの転換点ともいえる作品。
    みいこさんの言葉は胸に響くねぇ。
    最終章がどうなるのか非常に楽しみで仕方ないです。

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    2012年07月13日
  • 零崎軋識の人間ノック

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    家族とか自己とか身近な主題をもとに、これでもかってほどキャッチーにエンターテイメントするのはこのシリーズの型なのだろう。
    今作はシリーズ全体として「必要だから」できた話な感じがする。キャラや設定の穴を埋めるための話って印象。今回の主人公はその引き立て役で驚くほど補正がない。深読むし狼狽えるし負けちゃうし。ただ、それでも主人公の魅力を落とさずに描くことや、地の文でハシャぐバランス感覚は好き。次作が気になる。

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    2012年07月13日