西尾維新のレビュー一覧

  • 鬼物語

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    暦の語り。忍の400年前の話とくらやみが襲ってくる話。キスショットが吸血鬼なのに神になったこと、成仏すべきなのにまだ居続けている真宵。あるべき形でない怪異を、それを見た物をのみこむ何か。真宵は成仏を選ぶ。キスショットの一人目の眷属があっさりしていた。もっと期待してた。猫物語白で何かと戦ってたのはがえんいずこからの依頼だった。詳しく知りたいところ。暦にキスされた忍の態度が可愛かった。オチの語りでは扇に暦が語っていた。扇が何者かいい加減もう少し明らかにしてほしい。

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    2013年08月15日
  • 花物語

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    荒良々木暦も戦場ヶ原ひたぎも羽川翼も卒業していなくなった直江津高校にひとり残された神原駿河。これは神原駿河のストーリーであって、続編を読んで見ないことには分からないが、物語の本道から外れたサイドストーリーであるようだ。そして駿河は猿の手から解放された、それにやはり暦には恋心を持っているようだ。

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    2013年08月09日
  • 囮物語

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    撫子の妄想と現実の話。撫子の独白。難しい漢字は平仮名だった。忍の可愛いは凶悪の武器に納得。撫子は天然で可愛いが忍は自分磨きに余念がないとか。天然で可愛いは魔性。月火とのやりとりは月火に軍配。絶対に振られることのない相手に恋をするのって、楽だよね。臥煙伊豆湖から託された呪いの札を撫子は飲み込み神様になった。それに暦も忍も殺されかけたところに戦場ヶ原から電話が。彼女の願いで戦いは卒業式までに伸びることに。撫子ラスボス。今回も扇が暗躍。今回は女

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    2013年08月08日
  • 花物語

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    (悪魔、猿の手)なんかに願い事をするよりも生き方、人生を選ぶべきだ。自分が思う自分と周りが思う自分は違っているんだよ、という話だった。沼地が自殺して幽霊になってまでも不幸及び悪魔を収集する執念。暦が最後に言った「お前は青春をしたんだ」に尽きる。神原の独白で終始。神原はとても真面目な人間だった。暦との会話の時とは全く違った。そういえば暦が伝説になってたな。なんでだろう。この巻では扇は男。

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    2013年08月06日
  • 傾物語

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    夏休みの宿題をやってないからという理由でタイムトラベル。そこではちくぢを交通事故から救う。そしたら世界が滅んでいた…
    暦と忍の絆の物語。忍が家出をしてみつけてもらえなかったから世界を滅ぼす。嫉妬だろうか。
    お前が死んだら俺も死ぬとお互いが言っている、そんな絆
    xルートのキスショットと一戦あるのかと思えばなかった。ひたぎとの付き合いはもはや運命か。扇はこの巻では女

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    2013年08月04日
  • 猫物語 (黒)

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    化物語のつばさキャットの章で同じ話を読んだ気がするが、時間軸的には、この物語は暦が戦場ヶ原を知る前の話で、つばさキャットは後の話になるようだ。障り猫化した翼は魅力的で、何でこんなに翼に恋してた暦があっさりひたぎに心移りしたのかが信じられない、そんなにツンデレがいいのだろうか。翼も暦に恋しているだけに、その恋心が切ない。この先どう恋愛関係が進展して行くのだろうか

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    2013年07月30日
  • ニンギョウがニンギョウ

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    維新さん独特の言い回しや、雰囲気がやっぱり特徴的なおはなしでした。

    あきらかに現実にはない物や事がおはなしの中では、ごく当たり前として存在している、そんな所に異様さと面白みを感じた作品です。

    くまのお嬢さんや妹達という人物がすきだなあって思いました、昭和を感じさせる本書の印刷や言葉遣いに惹かれたりするんじゃないでしょうか。

    ただ、本当に読む人によって、色んな感想に分かれるおはなしだと思いました。

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    2013年07月27日
  • 猫物語 (白)

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    暦は裏でなにと闘っていたのか気になるところ。本物で白々しい羽川が初めて自分とむきあう。泣いたことがないといっていたが暦にふられておお泣き。人間味がでてきたね。いいところで登場の暦。心渡を使いこなしてるようで

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    2013年07月28日
  • 猫物語 (黒)

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    翼の黒い部分。誰にでも二面性はある。翼の部屋がなく、廊下で寝ている事が暦が震えるほど異常だろうか。心渡を貸したキスショットの心情が気になるところ。忍は翼を嫌っているだろうし。翼の「私なんか死んじゃえ」なんて言わないほうがいい。そんな人間はいないのだから。

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    2013年08月04日
  • 偽物語(下)

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    かれんの話。不死。貝木の再登場にびっくり。ミスド似合わない。敬老呼ばわりされてキレ気味な忍可愛い。戦闘シーンがもうすこしあればよかったな。忍のほうはどんな戦闘をしたのだろう。義理の妹なんて萌えるだけだろ。

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    2013年08月04日
  • 偽物語(上)

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    かれんの話。かこい火鉢。忍がしゃべった!翼が手助けして貝木にたどりつき己の信じる正義でかれんが立ち向かう。暦に言わせれば正義のヒーローごっこ。正義を貫くにはそれに見合うだけの強さがいるんだ。騙すほうも悪いが騙されるのも悪い。何が本物か見極めないと。

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    2013年08月04日
  • 囮物語

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    空き巣の会話が今回の話の全てな気がしました。忍び込んだら蛇が出てくる所か怪異が居た、みたいな。
    口に隠れてた化物。
    口へ入れた化物。
    囮にしていた物語。

    化けの皮って意味なら確かに綺麗に隠れたたわねって

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    2013年07月19日
  • 鬼物語

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    物語シリーズでしのぶ編かと思ったら前半だけだな。突然の敵くらやみとの戦いってより、逃げ回ってるだけ。この謎の部分があまりにも適当で(笑)正体が分かれば、逃げ回れる事自体が不自然では~
    まぁ、しのぶの過去と真宵がメイン。暦の犯罪的ロリコンが判明って・・今更か・・それにしても居直って書いてあるが、初期設定と内容もキャラも微妙に変わっているなぁ~最初の眷属のエピソードは期待はずれ。でも、シリーズの中では面白い部類だな。

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    2013年07月12日
  • 鬼物語

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     今までの流れを収束させる役目をもった巻である。
     で、臥煙伊豆湖とアララギが直接出会うという、次の展開へのスイッチも入ってしまう。

     作品の流れとして通過点的な役割を果たすことで、八九寺のアレはそうそう感動的にならずに済んでおる。いいことか悪いことかったら、よくも悪くもなく、当然の帰結だ、というスタンスがはっきりしている。八九寺は作者にえこひいきされんかった。

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    2013年07月09日
  • 花物語

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     こういう話を途中にカットインする辺りが、長いシリーズの構成としてすこぶるうまいなぁ、と思うのでした。モノカキの端くれとして非常に感心する。

     この話があることで、多分作品がある程度先まで進んだあとでの阿良々木暦の安全を担保する作りになっておる。
     が、それも西尾維新のブラフかもしれない。

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    2013年07月09日
  • 傾物語

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     これは「ドラえもん」である。
     どこかで読んだことのある感触だったなぁと思ったら、タイムワープ、パラレルワールド、滅亡する世界、と、きっちりSFなのであった。

     全体の流れを見ると、これだけ番外編みたいな感じがする。
     番外編というか、伏線の補強というか……うまく云えないけど。

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    2013年07月09日
  • 刀語 第八話 微刀・釵

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    ネタバレ

    結構好きな話。
    とがめの発想には圧倒された。その発想はなかった。ちょっと刀の大きさ的に非現実だけど、それでも無理のない設定だと思う。
    左右田はどM。

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    2013年07月09日
  • 刀語 第五話 賊刀・鎧

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    ネタバレ

    鳳凰さんがすごくいいキャラしている!!けどこれ、本当は左右田のキャラなんだよね。意外。
    とりあえす鳳凰と一緒に仲良く皆で団子を食べればいいのに!!平和が一番です。
    とがめの絶叫は見もの。全く関係ないけど、とがめっていい名前だよなあ。そして七花は殴られても文句は言えない。ちぇりお!

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    2013年07月21日
  • 刀語 第二話 斬刀・鈍

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    ネタバレ

    白鷺の喋り方半端なかった。おいおいなぜ殺したし……。
    銀閣はゆるーいおっさんでとてもツボる。
    でも最後の場面で刀を上へ向けて振り回さなかったのはかなり謎。変わってくるんじゃないのか、やるだけでも。

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    2013年07月09日
  • 刀語 第一話 絶刀・鉋

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    ネタバレ

    蝙蝠なぜ死んだ……。きゃはきゃは笑い好きだった。
    七花の人間を認識できないということに驚いた。未だにそれが本当に起こりうるのか分からず読み返すたび考える。
    七花のタイプの西尾さん作品の主人公はあんまり見ないなーとか思っていたけど、これで納得した。人間を特別だと自然に思っていない。

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    2013年07月09日