西尾維新のレビュー一覧
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ネタバレ伝記シリーズ堂々完結、終わってしまうのが寂しくてならなくて、それでも面白くて止められなくて、相反する気持ちを抱えながらようやく読みおえました。
読み終えての印象は、ああ、この物語はそらからくんが心を得るまでの物語なんだなってこと。
心を得るっていう表現が正しいのかは分からない。自分に気づく、とかなのかもしれない。
少年が青年になる。自分というものを確立させる。よくいわれるアイデンティティの確立なんてものに近いのかも、なんてことを思う。
そらからくんと剣藤犬个、わたしにとっては2人が永遠。
剣藤犬个からのメッセージのシーンで、そらからくんはようやく自分を見つけられたんだろうなと思う。
そらから -
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ネタバレ今回は地球居残り組である杵槻鋼矢、花屋瀟、手袋鵬喜が中心の話。
病み上がりで如才なく立ち回る鋼矢さんや、リーダーシップ内で情報収集に余念のなかった花屋の頼もしい姿がある一方、何も知らず何も分からないまま人間王国の中枢で空々達の情報を得る手袋鵬喜はある意味〝持っている〟様に思います。
そして、この巻に驚いたのが1巻に出て以降名前すら出てこず半ば忘れ去られていた牡蠣垣閂が登場したり、死んだと思われていた火星が人間王だったりした事です。意識から完全に外したところでの再登場という事もあり、そういえば居たなと驚かされました。
次巻は遂に最終巻との事で、空々達が地球との戦争にどの様な結末を迎 -
ネタバレ 購入済み
3巻は静かな印象です。
今回の巻で「まよいマイマイ」は終わりですね。1・2巻が「動」だとするならば、
3巻は「静」な内容で会話のシーンが多かったですが、読者を飽きさせず読ませるのは
流石だと思いました。
次はいよいよ「するがモンキー」が始まるので、又アクションシーンも多くなるのかな。
楽しみです。 -
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ネタバレ四国ゲームを生き残った面々で新たに結成された空挺部隊。経緯が経緯だけに尖った面子ばかりなうえに、所々で衝突が起こりそうな関係性が残っている、先行き不安な部隊が今巻の話の主軸でした。
2人1組の計6組、各々が内偵任務に就き、6者6様のやり方で任務を熟していて各々の個性が際立っていました。特に地濃鑿が出鱈目に行動していながら最適解の様な結果を出していたり、杵槻鋼矢が独自の情報網を使い安全そうな内偵先を選んでいながらも1番悲惨な目に遭っていたりと、経緯と結果が結びつかない部分もあり、読んでいて楽しめました。
次巻は遂に地球を飛び出し宇宙へ行くという事で、どんどんスケールが大きくなっていき -
Posted by ブクログ
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