ukiのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「結婚してもしなくても、人生は続きます」
発売前の著者のXで見かけたポスト。
結婚しても経理部の森若さんは森若さんなんだと、Netflixでドラマの配信もしてることを知ったので、ドラマも全話見てから、新作を読んだ。
業務効率化の為の新しいシステムの導入、太陽が大阪から戻って来る為の人事調整。様々な変化が起きることは生きていれば当然のこと。
でも、でも!!!
経理の話が全く出て来ませんよ、森若さん!!
私は兎を追っていた頃の森若さんの方が好きです!
結婚がただの通過点であれば、結婚してもしなくても、数字に対してもイーブンな森若さんを読んでいたいんです。
もう最近は同じような内容の感想で申し訳ないけど、やはり話をシリーズ当初の頃に戻していただきたい。
経理を取り巻く法改正も非常に多く、付いていくのは大変だと思うし、天天コーポレーションの人たちが森若さんの努力でみんな改心してると言うなら、しようがないけど、やっぱり何か物足りない…
追記
ごめんなさい
もう離脱します -
Posted by ブクログ
年間97冊目
ああ、ああ、さなこさんが尊いぞ。
クール経理部のさなこさんが恋をするなんてこんな展開まったく予想してなかったんですけども!!
【やめてくれ、そんなに優しくしないでくれ。こんなにきれいな月明かりの中で。誰もいない公園で。そんなふうに言われたら、泣いてしまうではないか。
「いいえ。一緒のほうがいい」さなこは手を伸ばし、太陽のスーツの袖をつかんだ。太陽は少し驚いたようだが、すぐに笑ってさよこの手を取った。「だったら、一緒にいよう」ああ、だめだ。わたしはこの男が好きなのかもしれない。人を好きになどなりたくなかった。頼ったり、頼られたり。他人のために自分を削ったり、辛さを人に押し付けようとしたり。そういうことがいやだったのだ。自分以外の人間によって、自分の世界が壊されるのが怖い。頭ではそうかんがえているのに、さよこは太陽の手をふりほどけない。ずっとこのまま歩き続けたいと思い、そう思う自分に戸惑っている。】 -
Posted by ブクログ
「結婚したら専業主婦になって、ぼくの収入は好きに使っていいよ」なーんて甘い夢を見て会社を寿退社したら、男はドロン。残ったのは428円の預金残高。
スタートから「あすみ、バカなのーーー!?」と肩を揺さぶりたくなるプロローグから始まります。もう、滑り出しは読者をイライラさせることに著者が全力を注いでいるのが分かります(笑)。でも、その罠にまんまと堕ちて、笑いながらイライラ読み進めてしまうのがこの本の恐ろしいところ。
客観的に見れば「絶対にやめておけ」という赤信号だらけなのに、元カレ・理空也の携帯代を「使っているのを確認して安心するから」と未練たっぷりに払い続けるあすみには、本当に呆れるしかありません。合コンに集まる「プロ彼女」たちの計算高さからも、秒で枠外にされるほど脇が甘い。
そんな金銭感覚ゼロのあすみちゃんですが、親友の仁子という最高の友達に恵まれたのが最大の救い。
「人間、そんなにすぐ変われるわけがない」と思いながら見守っていましたが、泥臭い日雇いバイトを経て、家計簿をつけ続けて金銭の収支が見えてくるにつれて、だんだんと自分の本当の立場(現在地)が分かってきたあすみちゃん。数字という現実の事実と向き合うことで、ようやく少しずつ変わり始めます。
とはいえ、まだまだ彼女へのイライラと呆れは止まりません。
ラスト、やっとここから少しは反撃が始まるのか……!?というところでまさかの「続きありき」のエンディング。連続物だったんですね。
このイライラにこれ以上付き合うのも癪なので、私のあすみ観察はこれにて終了。バカだねぇ〜とツッコミを入れ続けた、エネルギーの要る一冊でした。 -
Posted by ブクログ
通帳残高428円から始まった物語。ここまで来たあすみに、心からエールを送りたい。
ベンチャー「リモバス」に引き抜かれ、派遣と副業を掛け持ちする多忙な日々を送るあすみ。豊加から改めてプロポーズされ実家への挨拶も決まるが、仕事と家庭の両立をめぐり関係に暗雲が――。働く女子のサバイバル小説、第4弾です。
好きなシリーズの最新作です。1巻から振り返ると、よくここまで来たなという感慨があり、成長した姿にエールを送りたくなります。1巻の頃はレビューを見るとあすみの行動や考えに苛立っている方が多かった印象がありますが、もしかするとあすみの気持ちを理解できてしまうからこそ苛立つのではないかと邪推しておりました。ここまで成長できるのがあすみのすごいところだと思います。それでもまだつまらないことでくよくよしたり、心が引っ張られたりするところは彼女の愛嬌であり、人間らしく人に好かれる部分なのだと感じます。良い友達や先輩に恵まれているのも、本人に魅力があるからこそですね。次回作に続くのか何とも言えない終わり方でしたが、これからもあすみの成長を見守りたいと思わせてくれる一冊でした。