藤本タツキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コケピー一連の偽善っぽい嫌〜な感じと、アサとユウコの多幸感のある交流のどっちも描けるのが本当にすごい作家。このいいように情動を弄ばれてる感じが鼻につくといえばそうだけど、いまはただただ感服してしまう。
コケピーのことを偽善と言ってしまったけど、そんな単純な言葉では言い表せないような複雑さと嫌な感じを描けていて恐ろしい。
一部のときもそうだったけど、「チェンソーマン」っておもしろいのかといわれたらわからない。下手すれば破綻してるような気さえする。ただ、今まで味わったことのない感情を抱かせてくれる作品ではある。そんなことができる作品なんてめったにないので、やはり傑作だ。
ちなみに『ルックバック』 -
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背景も見えてきますが……
まだ他のメンバーが出揃って紹介しつつ、ちょっと闘っていたのが前半で、後半はある建物に閉じ込められる話が次巻以降に続くといった感じですね。
銃の悪魔が極めて強力な殺傷能力の持ち主でも行方不明で……この辺は第1部の最後とかにも出てくるのでしょうかね。
現在TVアニメも放送中で、私はまだ1話しか見ていませんので、原作、というよりは映像作品の方を先に見てから続き、読むかも知れません。
やはり主人公のデンジ君、頭のネジがぶっ飛んでいる感が強いのですが、マキマさんの部下は概ね、皆そんな感じですね。
(パワーさんのパッドを外したお胸をTシャツの上から揉んだものの、デンジ君にはイマイチだったようですね^_^; -
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先が読めない展開ですね……
1巻末に出てきたトガタという謎の女性が、話をまた全然違う方向に動かしだしていますね。しかも以上に強く、人体を強化している相手もあっさり次々と倒していくので……狂気じみた言動もあるのですが、この巻では完全に彼女が主人公でした。
どうやら地球は氷河期に入っていて、といった事実なども彼女は知っているようですね。
サンは捕らえられて発電用の家畜みたいな扱いになっていますが、果たしてどうなるのか……この調子ではまた本編の話は二転三転するのでしょうね。 -
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復讐譚なのでしょうが……
ちょっとまだ話が始まったばかりで見えない部分が多いですね。アグニ、なので火の神様なのは間違いないのでしょうが、苦難の末、ある種の地獄を制御していて、ちょっとどう展開するのか、気になりますね。
サンという少年も途中でアグラに合流しつつ、まだ簡単には話を動かせる感じでもなく、本格的な話が動くのは次巻以降でしょうね。
絵柄とかはもうこの時点では概ね完成していたようで……ちょっと映画に関連しては「さよなら絵梨」に出てきそうなシーンが巻末近くに出てきて、これも気になりますね。 -
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藤本タツキ作品は読切より入り
カラー版にもレビューを入れているので、ちょっと違う内容を書いておきます。
藤本タツキ作品の評判は聞いていましたが、実際に作品を読んだのは「ルックバック」が最初で、その直球勝負的な完成度の高さに脱帽し、他の初期短編集も購入しました。
その更に後に読んだ「さよなら絵梨」も単行本1巻の長さで、こちらは自己言及的な、ちょっと捻った作品で、こちらも気に入りましたが……肝心の連載作品がTVアニメ待ちになってしまい、なんか並行して読んだり見たりしている感が強いですね。
やはりストーリーテリングも卓越したものがあるでしょうから、チェーンソーマンのシリーズ、どんな風に展開していくのか、非常に楽しみです。
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無料の分を読みました。
ジャンプのマンガっぽくないけどぽいというか…。不思議な感じ。デンジ君の設定と言動に今時の若者感をちょっと感じる。刹那的と言うか。でもデンジ君自身は何も悪くない。だからちょっと切ない。 -
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藤本タツキ節ですねー
このカラー版1巻を試しに読んでみましたが、普通のモノクロ版の方が良かったかも知れません。
TVアニメ1話がほぼ冒頭の1話でしたね。(1話だけ配信で視聴済み)
氏の作品は「ルックバック」で非常に衝撃を受け、かつ感銘も受けたので、週刊少年ジャンプ連載作品の方を今回、初めて読みました。
ソ連がまだ存在している世界のようで、まぁ悪魔退治が主人公・デンジ君に課せられた使命のようですが……まだ作品の導入部なので、お話自体は上司や同僚になるメンバーが揃ってきたところくらいまででしたね。
作者の手腕には信頼していますので、この続き、読みたいですね。