江崎道朗のレビュー一覧

  • 緒方竹虎と日本のインテリジェンス 情報なき国家は敗北する

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    浅学にして存じ上げなかった人物。
    この方の人生を描きながら、国家の意思、そしてインテリジェンスがどれだけ大切かと言うことを描き出す。
    この方が、もう少し存命であったら、確かにその後の日本は違っていたかも知れないと思わせる。

    其れにしても、日露戦争後に日本の中枢、軍部のひどさ。
    いかに現場が優秀でも、あまりにも情けない。特に、レイテ沖海戦あたりの事情は腰砕けというか、こんなレベルで国民を死に追いやっていたのかと思うと、情けなさに涙が出るわ。

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    2021年10月07日
  • 危うい国・日本

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    対談つうこともあって、多彩な話題。

    これ読んだ後、深く知りたければ、江崎先生の他の著作を読むべし。

    日本は今、解体に向けて追い込まれている。

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    2021年07月18日
  • インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向

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    インテリジェンスの歴史と今後日本においてそれをどう活用していけばいいかについて論じた本。タイトルと内容がかなりミスマッチ。前半部分はインテリジェンスがソ連においてどう活用されてきたかということについて論じているが、多大な人権侵害を被ったポーランドやバルト三国の話に収束していっておりインテリジェンス自体とはかなり脱線している。また副題で「新型コロナに見る日本の動向」となっているわりに、それについて論じている部分は9章のうちの1章部分のみ(20ページ分)のみに過ぎない。他方、インテリジェンスの重要性や外交・軍事・経済との関係性(例えばDIMEという言葉)についてはなるほどと思う部分はあり、日本のN

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    2021年01月01日
  • 知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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    ニュースの裏側を見抜くうえでのポイント
    ①アメリカは、同盟国を見捨てることがある。
    ②アメリカ(中国、韓国も)は、一枚岩ではない。
    ③アメリカの外交政策をめぐる「強い日本派」と
     「弱い日本派」、「孤立主義」と「干渉主義」、
     「アメリカ・ファースト」と「ネオコン」、この
     三つの対立軸を理解する。
    ④日本を取り巻くアジア太平洋の危機は、ハワイの
     インド太平洋軍の動向に注意。
    ⑤インテリジェンス、とくに中国の軍事的脅威や共
     産主義に対する米軍や保守派の情報を理解する。
    ⑥政治にとって最も大切なのは、経済・景気。経済
     政策と株価を含む景気の動向によって政権の浮沈
     を判断する。
    ⑦アメリカ

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    2020年11月13日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    某国の支援を受けた共産主義・社会主義勢力の乗っ取りにより、日本が戦争への道を歩むことになった経緯が記されている。
    一般的な印象である、いわゆる「軍部の暴走」といえば「昔の話」という印象だが、本書で語られているのは現代の延長線上のような話であり、同じような状況は、現代の令和の時代でも起こりうることだと、気づかされる。
    引用多くて少々読みづらいが、当時の言論空間での議論を忠実に示すためのものであり、筆者の解説も丁寧に付されている。
    ただ、後半は同じ議論が繰り返されており、冗長な感じが否めなかった。

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    2020年09月13日
  • 言ってはいけない!?国家論 いまこそ、トランプの暴走、習近平の野望に学べ!

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    この手の本を読むと「あー日本ってホントダメなんだな…もう滅ぶんじゃね?」とか思ってしまう。どうせなら習近平とトランプの国家論だけに絞ってほしかった。まぁそれでも日本には絶望的な状況だけどさ…。

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    2020年03月09日
  • 知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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    最近、「ニュース女子」のコメンテーターとして登場しているので、彼の分析力についてある程度の予備知識があったのだが、その期待値を裏切らない良書でした。
    特に、衝撃だったのは第7章「アメリカは敵と味方を取り違える天才だ」というインドネシアの軍幹部の発言を裏付ける内容・・そして間違えるだけではなく同盟国(かつての南ベトナム)を見捨てることも彼らの国益次第だという点は日米安保を金科玉条にしている日本人には耳の痛い話である。
    さらに第8章「未来を読み解くDIMEという考え方」も示唆に富む、不正事件を起こした日本の会社に中国系企業が食指を伸ばしてくるのはハイテク技術を盗もうというしたたかな狙いがある(P2

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    2019年10月31日
  • 知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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    江崎先生に叱られる
    阿倍を許すヤツも、非難するやつも
    自分の目でみて、何をしているかで是非を決めろ
    何をしたか、していないかである

    難しいから江崎道朗の本をみる

    阿倍ダメじゃん
    他もダメダメじゃん
    誰か、救世主が出てこないのか!!

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    2019年06月28日
  • 日本版 民間防衛

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    ま、副題通りの本だが、何が起きるかはともかく何をすべきかにはあまり触れていない。
    三人の共著だが、各々の主張を簡単にまとめて書いてある感じ。すでに読んだことのある内容が殆どで、初めて触れる人以外にはあまり要らないかも。

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    2019年06月01日
  • 日本は誰と戦ったのか コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ

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    M・スタントン・エヴァンス/ハーバート・ロマ―スタイン著「Stalin's Secret Agents:The Subversion of Roosevelt's Government(スターリンの秘密工作員:ルーズベルト政権の破壊工作)」(Threshold Editions,2012,未邦訳)の紹介本。孫引きが多く、読者をミスリードさせる記述が多い。
    →「昭和史講義(1)、(2)」、「消えたヤルタ密約緊急電―情報士官・小野寺信の孤独な戦い」、「アレン・ダレス 原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘」参照

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    2019年02月03日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    ●:引用 →:感想

    ●革命を未然に防ぐためには適切な金融・経済政策をとって景気を回復させるべきなのに、なぜ政党政治を打破して「真の維新」と称するクーデターをするという形の飛躍するのか判然としない。何度も述べているように、大正時代から昭和初期にかけて貧困問題や労働問題に取り組もうとする人々が「民のための政治」を求めて政府を批判すると、非国民のレッテルを貼られて反体制派に追いやられるという流れがあった。そこに経済政策を理解していない「右翼」が政党政治を敵視し、薩長の権力独占に反発する徳川義親らが加わって、結果的に反体制派運動が強まっていったのだ。そして確かなことは、このような非常に不幸な構図を背

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    2019年02月03日
  • マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

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    アメリカの報道はサヨク・リベラルに乗っ取られているため、トランプを支持する名誉と忠誠心と良心を持つ保守の有識者の声は、日本に届かない。オバマは軍縮や社会主義的政策でアメリカを疲弊させた。

    アメリカの分析のはずが、いつのまにか日本のサヨク・リベラルに対して、真の保守派こそが強く賢くなれになりましたが、違いがわからないというか、結局よりベターを目指すなら同じじゃないかと思えました。

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    2017年07月16日