江崎道朗のレビュー一覧
-
購入済み
軽快且つ雄弁
昨日買って、止まらず一晩で読了してしまった。
面白すぎるし非常に勉強になった。
含蓄深く、それでいて分かり易い。
政治、経済、社会の情勢は常に変わっていくので
出来ればこの二人の対談本を年に一回は
出して欲しい。切実なお願いである。 -
Posted by ブクログ
2017年に出版ですから、今から(2020年)3年前の本となります。
帯の中西輝政さん推薦とにひかれて購入も、
その当時は特に理由はなく流し読みだったのですが、、
今まさに、この時期に読んでおきたい一冊です。
事象としては、日本が普遍的価値観を共有できている、
ないしはできそうな国々で、同時多発的に、、
一方では綺麗事を唱え、一方では戦争を煽り、
戦争を起こさせ、それを終わらぬようにする。
金持ちへの嫉みや不信を煽り立てることで「自由」の基盤となる
議会や自由主義経済を否定し、全体主義的な統制への道を切り拓く。
社会を分断し、混乱させ、人々の不信感と憎悪を高める-。
このようなコミンテルン的手法は、あまりに悪魔的といえる。
との現象が勃発しているのが見て取れるからです、不思議と、
日本国内のオールドメディアはあまり伝えてくれませんが、。
またここ最近、右も左も極点まで行くとどうしてこうも「全体主義化」するのか、と、
都知事選候補者(2020年7月投票)の方々の在り様等からも、疑問だったのですが、、
「右翼全体主義者」と「左翼全体主義者」が結びついて、
大政翼賛会などをつくり、大日本帝国憲法体制を破壊した
なんてことからも、戦前との類似性が出てきているのかな、と、
歴史は繰り返す、その面差しを変えて、なんて風にも感じてしまいますね。
戦前の日本のあり方は、本来、帝国憲法体制であり、
美濃部達吉が天皇機関説で説明していた立憲君主制であって、
自由主義に基づく体制であった。
だが、左右の全体主義たちによって帝国憲法そのものが骨抜きにされ、
選挙によって示された民意を重んじる憲法習律も否定されていった
戦後、WGIPからの公職追放などで漁夫の利的に引き上げられた、
「左翼(敗戦利得者)」によって「右翼全体主義」ばかりに、
戦前日本の舵取りの誤りの責任を負わされてしまっていますが、、
戦前での「全体主義」とのくくりには「右翼も左翼」も同じ枠に入るかな、と。
そういった意味では、、
明治天皇のもと、欧米の文化を必死で導入し、
近代産業国家を構築しようとした明治の人々の奮闘も、
五箇条の御誓文に基づいて自由民権運動を起こし、
貧富の格差などを解決しようとした大正デモクラシー
との感覚と、その上での、
左右の全体主義たちによって帝国憲法そのものが骨抜きにされ、
選挙によって示された民意を重んじる憲法習律も否定されていった
とは、一応、大学で近代史に触れていた一人としても、肚落ちします。
そして、このような経緯を歴史として学んでいくのであれば、
憲法改正によって取り戻すべきは「保守自由主義」であって、
「右翼全体主義」でも「左翼全体主義」でもないと
明確に答えることができるようになっておくべき
と思いますし、また、敵を知り己を知れば、との視座に立てば、
報道に対する国民のリテラシーを高めることであって、
自分が気に入らない新聞の「廃刊」を叫ぶことではない
も、その通りと思います、自分の軸がしっかりしていれば、
知識としては知っておくべきなのでしょう。
あらためて、知識に裏付けされた自分の言葉をもって、
必要に応じて表現していくことを意識したいな、と。
3年前の本ですが、先読みのごとくにいろいろと示唆に富んでいて、
過去の歴史的事実を、自分の言葉で理解することの大切さを感じました。 -
Posted by ブクログ
日本は戦後70年以上、他国から攻撃されていない。
戦争をしてない。戦争に参加もしていない。
国内も平和。犯罪も他国に比べればずっと少ない。
有事の備えなんてしなくていい。
日々、穏やかに暮らしていればいい。
本当にそうだろうか?
犯罪は時代が変わっても同じか?
気にするのは犯罪だけか?
災害は大丈夫か?
日本に住んでいるのは日本人だけか?
異なる価値観、宗教の人間を自分達と同じように考えて本当に大丈夫なのか?
他国からの攻撃はこれからも無いのか?
そもそも何を持って攻撃とするのか?
テロ行為は考慮に入っているのか?
本当に備えは必要無いのか?
日々何をしなくてもいいのか?
少しでも疑問が頭を掠めたら、
これを読んで欲しい。
右寄りがどうこうではなく、
自分の身を守る事はおかしな事じゃない。