江崎道朗のレビュー一覧

  • 日本人が知らない近現代史の虚妄 インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦

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    復習的な本だけど、最初のソ連に対する東欧の反応などは、今のロシアとウクライナの情勢に通じるものがあると思いました。俯瞰して物事を見れるようになれればいいなと改めて思いました。

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    2022年03月07日
  • 日本人が知らない近現代史の虚妄 インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦

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    ネタバレ

     今まで読んできた本のおさらい的な要素が強かった。
     ケロッグ・ブリアン条約なんか改めて勉強すると、東京裁判はいかに結論ありきのひどいものだったかわかる。だが、この東京裁判への見方が変わってきているのが事実なので、日本側もせめて足並みをそろえたいところ。実務レベルではやってるとは思うが。
     ちょうどロシアがウクライナに侵略したタイミングで読んだため、戦後の東欧諸国におけるソ連の支配についての記載は胸に響いた。

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    2022年02月26日
  • インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向

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    ネタバレ

    ルーズヴェルトは極悪人だと言う事実を普及したい
    ソ連共産主義に与し善良な小国(東欧・極東アジア)
    を売渡す
    社会主義政策ニューデールを旗印に国家(官僚)に
    よる国民の財産及び自由を合法的に強奪する社会が
    現代のアメリカや日本であり、抗う組織がリバタリ
    アン=米国保守である(日本も個別だが2020年誕生)

    経済政策の未熟で恐慌となると(現時点がソレ)社
    会的弱者を救うの美名のもと政府が巨大になり、収
    奪された税金は貧しい人に平等に配るための巨大組
    織を存続させるために使われ、貧しい人には僅かな
    福祉の姿をチラ見せさる

    本当の敵は誰かを見定めて生きるしかない(´・ω・`)

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    2021年07月01日
  • インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向

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     ソ連に占領されたバルト三国はじめ東欧諸国の、共産主義に対する心構えというのはとても参考になる。
     DIMEという考え方の重要性も改めて認識できたし、マッカーシズムの問題点も知ることができて勉強になった。

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    2021年06月18日
  • ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

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    ソ連のスパイ活動を露骨に描く。
    文章は素人っぽいのだが、この本に限っては悪い感じがしない。
    KGBの情報将校が生の情報を「写して」持ち出したもので、生々しい資料で、日本における諜報、工作にも多々及んでいる。

    のに。

    なぜ、日本では大々的に取り上げられないのだ。

    そっちの方がムッチャ気になる。

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    2021年05月07日
  • 言ってはいけない!?国家論 いまこそ、トランプの暴走、習近平の野望に学べ!

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    著者である渡部さんの「保守とは、日本の国益は何かを考え、そのために何だってするという考え方」との意見に、大変共感した。最近、右翼・左翼・保守・リベラルって何なのだろうとよくわからなくなっていた、というか今もよくわかっていないが、新たな見方が一つ加わったことは確かだ。あと上記4つのイデオロギーに加えて、ミアシャイマーたちのリアリズムというものがあることも知った。奥山さんが翻訳している本があるそうなので読んでみたい。
     政治・経済・外交・アカデミア・軍事はすべて関連するものであるのだということを念頭にニュースを見たり、選挙権を行使するためにも、もっと広い視野を持って様々な知見を蓄えていきたいと思う。

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    2021年04月29日
  • ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

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    ミトロヒン文書を基にソ連の諜報を暴いていく内容。内容はもとより文中に紹介されている著書のほとんどが未翻訳のものだということに、インテリジェンスヒストリー(情報史学)の奥深さを知るとともに、日本のインテリジェンスに関する認識が未だ発展途上なのだと感じてしまう。

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    2021年03月01日
  • ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

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     今春にヴェノナ文書などについて色々勉強したので本書は結構読みやすかった。ソ連がいかにして東欧諸国を侵略したり、西側諸国に工作を仕掛けたかを改めて認識できた。しかし12年間かけてこっそりメモして文書を作り上げたミトロヒンさんには感服する。
     ソ連や英米のインテリジェンスは、凄い面もあるがポンコツもたくさんいることがよく分かったが、今世界にとって最大の脅威である某国はそこらへんをよく研究しているのではないかと思うので、警戒を怠ってはならないなぁと感じた。
     今各省庁にインテリジェンス部門のようなものを設けるという動きがあるそうなので、ぜひ勧めてもらいたい。

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    2020年12月22日
  • 米中ソに翻弄されたアジア史

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    共著者3名が、カンボジア訪問を機にアジア史、特にカンボジアを中心としたインドシナの歴史について書いた本。宮脇氏が、古代から英仏の植民地になるまでの歴史を概説し、江崎氏が、残留日本兵の助けを借りながらカンボジアが独立を果たす経緯を記し、福島氏が、カンボジアにおける中国の影響力について書いている。3者とも内容は深く、かつ3者がうまくマッチしていて読みやすい。とても勉強になった。最後の対談でも繰り返し述べられているが、中国が今まで国際政治や覇権争いの中で繰り広げてきた残虐な行為とそれをリードする中国人リーダーたちの人間性を、日本人はよく理解する必要があると強く感じた。

    「インドシナは、インドとシナの中間地帯だからインドシナというわけだが、インドシナ半島の大部分は、歴史的には古代インド文明の影響を強く受けており、シナ文明の影響下にあったのは、独りベトナム、それも長い間、今のベトナム北部だけだった」p25
    「東南アジア史は、内部で書かれた史料がほとんどないため、世界史の教科書で取り上げられることが少ない」p27
    「17世紀のチャンパにはイスラム教徒の王がいた。カンボジアに住むチャム人はほとんどがイスラム教徒である。現在でもベトナム中部から南部にかけて、約10万人のチャム人が、集団としてまとまって暮らしている」p32
    「(カンボジアとラオスでは)フランス人を補佐する下級官吏や警察官として多数のベトナム人を登用した。かつて宗主国としてラオス、カンボジアに君臨したベトナムは、今度はフランスの植民地支配のもとに、新しいよそおいをまとった支配者として現れたのである。カンボジア人、ラオス人とベトナム人のあいだの民族的憎悪は増幅され、両者の不信感は一層高まった」p54
    「現在、日本から見ると、カンボジアにおける中国の存在感は増すばかりで、ほとんど属国ではないかと危惧するほどであるが、現地で話を聞くと、中国よりもベトナムのほうがもっと危険だし、ベトナム人の方が嫌いだという。それは、ベトナム戦争のはるか前からの歴史的背景と直接の経験から出たものである」p55
    「三野正洋氏は、ベトナム戦争に介入したアメリカと、カンボジア戦争に介入したベトナムは、まったく同じ立場であり、ベトナムにとってのアメリカは強大な国家であるが、カンボジアにとっての統一ベトナムも大国なのだ、と指摘している。現地を見、カンボジア人に話を聞いた私たちも同意見である」p88
    「日本の不在と、米中の進出が、アジアに混乱をもたらしている」p100
    「防衛省の防衛研究所が残留日本兵の歴史を調べ、このように記録を残そうとしてくれていることは極めて重要だ」p120
    「ベトナムの独立運動は共産党主導であったのに対して、カンボジアのソン・ゴク・タン政権は非共産・反仏・親日であり、その政治イデオロギーはまったく異なっていたが、フランスという共通の敵と戦うためにベトミンと手を組んだのだ」p121
    「日本軍による義勇軍の創設と只熊さんの活躍がカンボジアの独立に大きな影響を与えた。そしてその影響の大きさを理解していたから、独立を果たしたカンボジアは日本に対する賠償を放棄したわけだ。過去の歴史を直視し、将来に向けて語り継いでおきたいものである」p134
    「(1965年インドネシア・スカルノ大統領)「北京・ジャカルタ枢軸」という言葉が登場するようになる」p158
    「戦時中に日本軍によって指導された経験を持つスハルトらが1967年8月、反共を掲げたASEANを結成したことから、アジア共産化の危機は辛うじて回避されることになった」p160
    「どこの国でも、正義感の強い若者は美辞麗句に弱い」p171
    「(カンボジア)ポル・ポト政権下の3年8か月に、飢餓、疫病、虐殺などで100万〜200万人以上ともいわれる犠牲者を出した。この死者数は人口の13%〜29%に当たる」p177
    「シハヌーク国王が自らの権力を維持するため、民主主義を否定し、中国共産党やベトナム共産党と組んだことがその後の内戦と外国による軍事介入を生み、結果的にカンボジアをベトナム共産党の影響下に置く事態を生んでしまった。しかも近年、カンボジアは中国共産党の影響も強く受けている。その悲劇の歴史を理解している人がどれほどいるのだろうか。カンボジア復興に協力している日本側は理解しているのだろうか」p182
    「その実現のために身を粉にして働き、中共の理想を信じて忠誠を尽くしたのはカンボジア華人、そしてベトナム華人らが形成した僑党、華運であった。だが、中共はその華人たちをも見捨てるのである」p206
    「(カンボジア)日本の関係者も、あそこで命を落としているわけですから、もっと日本の足跡というか、影響力が残っていると思っていたのですが、もう、完全に中国に上塗りされていて、プノンペンを含めて、町の至る所が、チャイニーズの影響下にある」p239
    「今回カンボジアに行ってみた感想ですけど、カンボジアといえば、ポル・ポト派による大虐殺、つまり「キリング・フィールド」みたいなものと、「ストリートチルドレン」という、貧しくて、悲惨な国で、発展途上国でというイメージを持っていたのですが、実際に訪れて、少なくとも首都のプノンペンとか、アンコールワットのある地方都市のシェムリアップを見ていると、日本の地方都市より発展しています」p242
    「安倍首相が中国に軟弱なのは、ビジネスマンから圧力を受けて、そう言ってくれ、中国とうまくやってくれということだと思います」p256
    「東南アジアというのは、商売、ビジネスとメディアに対しては、中国の影響力が圧倒的に強いんですよ。特にメディアなどはスポンサー企業の意向もあって軒並み親中派。華僑メディアは中共の資金が直接入って宣伝機関化していますね」p263
    「私は、華人・華僑の特徴に、チャンスに乗る、強いものになびく、多数派に加わるという性質があると思っています」p264
    「(中国人)「相手を平らげてはじめて、紛争のない世界ができる、というのが我々の考え方なのだ」それなら、どうしたらあなた方は共存を認めるのかと尋ねると「自分たちはかなわないと思わされるなら、日本と共存ができる。それ以外の道はない」と」p271
    「日本が大好きな中国人、「精日」を増やすということが、日本にとってもっともよい防衛なのです。それは確かに、評論家の石平(せきへい)先生みたいな人が1万人ぐらいいると、日本はかなり強くなりますね。個人的な感覚ですけれど、どちらが多いかというと、在日華人には、むしろ石平さんみたいな人の方が多いですよ」p278
    「全部、習近平が悪い。習近平イコール中国共産党だから。できるだけ、中国人が悪いというふうに言わないほうがいい」p282

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    2020年11月10日
  • ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

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    江崎道郎さんのインテリジェンスヒストリーに関するものは、とりあえず出版されたところで、どんどん読んでいこうという意気込みで読んでます。
    共産主義圏の国々が何をやってきたのか、しっかりと確認できる本書。自由主義経済国の隙をついて、様々な形で工作してきた史実をしっかりと見据えていきたい。
    本書も含めて、インテリジェンスに関し、ある程度の量を読んで体型的に理解しておきたい。
    その中で導き出されるもので、自分なりにビジネスに活かしていければと思っている。

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    2020年11月07日
  • 朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作

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    江崎先生の本にはいつもゾッとさせられる。

    敗戦革命をギリギリかわした日本が、朝鮮戦争前後でこんなやばいところにあったのか。
    シナが先に台湾を落としていたらどうなったか。
    戦争のソ連が実際に北海道を取りに来ていたらどうなってたか。

    そうならなかった因子の一つは、米国の日本占領方針転換ではあったけども、敗戦後も、日本を、台湾を守るという、歴とした日本人がちゃんといたから。

    んで、ソ連も、シナも、日本が怖くてしょうがなかった。
    だから潰しに来たんだが、だからこそ最後に手が出せなかった。

    そこで、当時の社会党が、共産革命から日本を守った大きなファクターであったことは驚き。

    今の、みずほ党ではない。これは腐った残り香。
    そういや、民社党ってあったよな。

    数十年かけて、日本の気骨は骨抜きにされた。

    果たしてどうなる。

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    2020年09月05日
  • インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向

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    一見関連がなさそうだけど、コロナの情報における政府の対応とか、給付金など、政府の支援に頼りきってしまうと気がつけば官僚が支配する全体主義的な国家になってしまうという危険を示唆した本。「小さな政府、自由な企業」という言葉が気に入りました。減税大事。

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    2020年08月14日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

    購入済み

    だんだん真相に近づいている!?

    ファティマの聖母が約百年前に、ロシアの改心を願われました。この百年の激動の歴史の原因を知りたくて、いろいろな話を聞いたり、本を探したりしています。
    ヴェノナ文書により、さらにコミンテルンの暗躍ぶりが明らかになっています。この「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」によって、敗戦から今に続く『敗戦革命』というものを初めて知りました。目からウロコです。勉強になりました。

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    2020年08月02日
  • マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

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    アメリカは決して一枚岩ではなく、日本に入って来る情報、日本のマスコミが伝える情報は、いわゆるリベラル左派に偏ったもの。
    もともと、アメリカの自由主義は共産主義に蝕まれていて、かの戦争では日本もその割食ってるわけだし、今でもアメリカという国を分断する。

    この本はまだ、トランプが大統領選に挑んでいる頃に書かれており、オバマがアメリカの解体を進めていたのに対して、保守の反動というか、戦いとしてトランプ台頭を推しているということだ。

    アメリカは土地が広く人種が広く、各州の権限が大きいため、困ったちゃんが罪を問われないサンクチュアリと呼ばれる地域が多々ある。
    かつてのウーマンリブも、男性を搾取階級と位置付けてそこからの解放を是とした。
    ポリティカルコレクトレスによる言葉狩りは、良き伝統も破壊する。

    なんだかな。おんなじことやられてるよね。資源も国土も乏しい小さい国で。

    国を守るという視点からも、米国との付き合い方、付き合って来た姿勢も論ずる。

    その辺のトランプ本かと思ってたら違った。

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    2020年07月11日
  • 知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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    アメリカの保守派に属する人々が、どういった信念で行動しているかが分かる、数少ない良著です。

    日本だけでなく、アメリカのメディアも左傾化していることがよく分かりました。

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    2020年07月01日
  • 日本占領と「敗戦革命」の危機

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    危なかった。
    そう言わざるを得ない。

    先の大戦後、日本がそんな瀬戸際にあったとは。
    こういうことを教えない日本の歴史教育は罪である。もっともそれは今でも虎視眈々と「革命」、日本解体が進められている証左とも思える。

    国際法を理解できないアメリカと、理解した上で国際法を破るソ連にいいようにやられかけたわけだが、アメリカがギリギリで正気を取り戻してくれたから生き延びた。
    もちろん、昭和天皇陛下を始め、一部体を張って立ち向かっていただいた政治家先生のおかげでもあったわけだが、今、日本はどうなっているのか。

    立ち直るきっかけはないのか。

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    2020年02月17日
  • 朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作

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    人によってはよくある陰謀説というかもしれない。

    が、戦中、戦後のソビエト共産党による工作や影響力が東アジアにおいても歴史を動かしてきたことは間違いないのではないか。

    お花畑化してしまった我が国政府も早く現実主義に戻ってほしい。

    それにしてもマスコミの低水準といったら。

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    2020年01月10日
  • 朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作

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    仁川作戦の翌10月、ソチまで面会に訪れた周恩来に対してスターリンは中国が朝鮮戦争に介入するよう求める。スターリンはヒトラーよりも猜疑心が強く、そしてヒトラーよりはるかに慎重だった。この2つの性格で第二次大戦を勝ち抜いた彼にすれば、アメリカと戦争をせずに共産圏を拡大することが最大の関心事であり、あの長く苦しかった戦争の再現など望んでいなかった。これが冷戦の本質なのかもしれない。

    当時のスターリンの猜疑心は同様に猜疑心の強い男、毛沢東に向いていたと見るべきだろう。米国はこの1950年に至るまで中国共産党政権に融和的で、1月には台湾不介入まで言及していた。朝鮮戦争により甘い期待が一変した後、スターリンは中国共産党に対してアメリカと対峙することを求めた。結局義勇軍という形で直接対決を避けたものの、中国が朝鮮戦争にコミットしたことで、米中国交は二十年遅れたと言うことができる。

    朝鮮戦争が38度線で膠着した後も、スターリンは1953年に死ぬまで、休戦を認めなかった。敵にも味方にもえげつない外交手腕で赤い帝国を築き上げ、世界から嫌われたスターリン。しかし彼を超える後継者は現れず、赤い帝国は次第に衰退へと向かう。我が帝国に挑戦するのはアメリカと毛沢東の中国である、とそこまで見据えていたのかもしれない。

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    2019年09月22日
  • 朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作

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    戦後、占領下から朝鮮戦争に関する事実に基づく解説書として、自分自身は何も知らないまま今に至っていることを痛感。
    政治が防衛が・・・オールドメディアに代表される裏工作がいかに恐ろしいことか。まだまだ過去の検証も現状認識も足りない。

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    2019年08月30日
  • 朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作

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    ネタバレ

    物心ついたのは冷戦下、ソ連は中国と共に鉄のカーテンの向こう側で、日本はアメリカべったり。自民党の保守政治は長期にわたって続き、反対に知識人層や言論界では左派的な主張が主流という時代に私の価値観は出来上がった。平成が終わって、そうしたマッピングは完全に過去のものになってしまったと感じる。

    その中で本書を読んだ。終戦直後からサンフランシスコ講和、そして朝鮮戦争期の日本と極東の状況が、政治学的見地から押さえられている。この混乱期のことは何となくは把握していたつもりだが、内容があまりに生々しいことに強烈な印象を受けた。

    中国共産党が台湾に攻め入る寸前で朝鮮戦争が起こり、辛くも国民党が生き延びたこと。在日米軍が朝鮮に出払ってしまった後、日本国内ががら空きで、ソ連進攻の危険性があったこと。アメリカは、ソ連が攻めてきたときには、一時的に北海道を放棄する戦略を立てていたこと。実際にソ連はコミンテルンなどを通じて朝鮮・中国・日本にしきりに工作活動を行っていたこと。そうした工作活動が日本でも朝鮮でも成功しなかった背景に、共産主義革命の理念が予想に反して一般にまで広がらなかったことなどがあげられている。

    面白いのは大戦終戦直後にはアメリカが共産工作に対しては大甘で、情報もソ連側にダダ洩れだったという事実。中国共産党が劣勢を挽回し、国民党を台湾に追いやったのは、アメリカが国民党の支援をやめ、また日本軍が大陸に残してきた大量の重火器をソ連が中共に渡したからだという指摘も痛烈だった。アメリカは途中で敵のプロパガンダに気づき、慌ててレッド・パージを行うのである。この判断がもっと早かったら、あるいは遅かったら、今の地勢図は全く異なったものになったはずだ。

    新書ですっと読めるし、取り上げられている一つ一つは事実なのだろうが、緻密な学術的議論ではないので、あくまで一つの見方として受け止めた。なので星4つ。

    ところで、紆余曲折がありながらも結果的にこの時代にできた枠組みが現在も続いているのは、半世紀の間、とりあえず極東が平和だったということで、実に結構な話なのだが、その先行きが怪しくなってきているように感じる。

    半世紀にわたる天下泰平の世の中で日本人はすっかり平和ボケしてしまった。戦後74年。戦争は起こしてはいけないが、平和は唱えるだけでは維持もできない。そんなことを感じている今日この頃である。

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    2019年08月20日