ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

1,320円 (税込)

6pt

4.2

近現代史が大きく変わる、インテリジェンス・ヒストリー

ロシア革命からソ連崩壊に至るソ連情報機関の対外工作を描き出す重要史料、「ミトロヒン文書」!
亡命したKGB職員が10年をかけ、命がけで書いた「ミトロヒン文書」。
ヴェノナ文書に並ぶ戦後最大の防諜情報といわれる。

■トロツキー暗殺
■日米戦争
■原爆情報収集
■自民党・社会党の協力者
■キューバ危機
■「プラハの春」圧殺
■国家ぐるみの産業スパイ……etc.
日英米を操ってきた、凄まじい工作の数々。

プーチン大統領を支える元KGBの真実が明らかになる。
これはフィクションではない!

●世界の裏で行われているインテリジェンスの攻防
●官公庁・メディア・財界に浸透した工作員と協力者
●なぜ、ソ連そしてKGBは負けたのか?
●一党独裁は愛国者を敵に回す!?
●最後の特殊作戦──ゴルバチョフとエリツィンを拘束せよ


【著者プロフィール】
著者:山内智恵子 (やまのうち ちえこ)
1957年東京生まれ。
日本IBM株式会社東京基礎研究所を経て現在英語講師。
2013~2017年まで憲政史家倉山満氏、2016年から評論家江崎道朗氏のアシスタント兼リサーチャー(調査担当者)を務める。


監修:江崎道朗 (えざき みちお)
評論家。1962年(昭和37年)東京都生まれ。
主な研究テーマは近現代史、外交・安全保障、インテリジェンスなど。
社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員。
産経新聞「正論」執筆メンバー。
主な著書に、『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』(祥伝社)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(第27回山本七平賞最終候補作、 PHP研究所)、『日本は誰と戦ったのか』(第1回アパ日本再興大賞受賞作品、小社刊)など。

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ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年03月14日

    倉山工房の山内智恵子さんが書かれた本。倉山塾を退塾していたことには驚きましたが…。
    兼ねてから「コミンテルンという最強の組織がいたのにどうしてソ連は滅んでしまったのだろう」と思っていたのですが、謎が解けた一冊でした。
    お金は情熱には勝てない。そして本気になったエリートは怖い、ということがよく解った一...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2021年05月07日

    ソ連のスパイ活動を露骨に描く。
    文章は素人っぽいのだが、この本に限っては悪い感じがしない。
    KGBの情報将校が生の情報を「写して」持ち出したもので、生々しい資料で、日本における諜報、工作にも多々及んでいる。

    のに。

    なぜ、日本では大々的に取り上げられないのだ。

    そっちの方がムッチャ気になる。

    1

    Posted by ブクログ 2021年03月01日

    ミトロヒン文書を基にソ連の諜報を暴いていく内容。内容はもとより文中に紹介されている著書のほとんどが未翻訳のものだということに、インテリジェンスヒストリー(情報史学)の奥深さを知るとともに、日本のインテリジェンスに関する認識が未だ発展途上なのだと感じてしまう。

    1

    Posted by ブクログ 2020年11月07日

    江崎道郎さんのインテリジェンスヒストリーに関するものは、とりあえず出版されたところで、どんどん読んでいこうという意気込みで読んでます。
    共産主義圏の国々が何をやってきたのか、しっかりと確認できる本書。自由主義経済国の隙をついて、様々な形で工作してきた史実をしっかりと見据えていきたい。
    本書も含めて、...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年12月22日

     今春にヴェノナ文書などについて色々勉強したので本書は結構読みやすかった。ソ連がいかにして東欧諸国を侵略したり、西側諸国に工作を仕掛けたかを改めて認識できた。しかし12年間かけてこっそりメモして文書を作り上げたミトロヒンさんには感服する。
     ソ連や英米のインテリジェンスは、凄い面もあるがポンコツもた...続きを読む

    1

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