江崎道朗のレビュー一覧

  • 日本は誰と戦ったのか コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ

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    ソ連、コミンテルン、秘密工作員、ルーズベルト大統領、スターリン、ゾルゲ、オーウェンラティモア、ヤルタ会談、あたりがキーワード。アメリカの民主党政権ですらソ連の秘密工作員に牛耳られていたようだ。太平洋戦争の始まりはソ連の謀略ということか。

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    2018年11月17日
  • マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

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    著者の江崎さんという人はすごい。選挙の結果が出る前にトランプの当選を予測し、トランプが流れとしては反リベラルサヨクとして大統領になるのは当然、という前提で本を書いている。アメリカのマスコミも「リベラル・サヨク」が牛耳っており、日本の朝日新聞、毎日新聞、琉球新報みたいな新聞社ばかりだという。そういったことでタイトルは「マスコミが報じない」となっている。
    トランプの話だけでなく、日本の今後の米国との付き合い方、防衛、憲法改正についてもわかりやすく主張を書いている。防衛についてはアメリカにおんぶにだっこの状況は終わり、自ら防衛する、アメリカと協力して戦う路線を表明しないとアメリカに見放される。アメリ

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    2018年10月14日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    コミンテルンが戦前日本に与えた影響について、丹念に分析した一冊。

    「リヒャルト・ゾルゲ、尾崎秀実がコミンテルンのスパイだった」と断罪するのは簡単だけど、彼らは彼らの正義に従って行動してるわけで、その背景に何があるのかが気になっていたが、それを知ることができたのが良かった。

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    2018年07月08日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    なぜ,日本は,およそ勝ち目のない大戦に進み,敗戦に至ったのか,その背景にコミンテルンの暗躍があったという視点から書かれています。

    恥ずかしながら,コミンテルンがどのような組織であるかを初めてよく分かりました。
    そして,第二次世界大戦時の日本の政治状況というのが,これまで知っていた程単純ではなかったこと,あの時代に,コミンテルンの影響と戦おうとしていた人々がいたことなど,この本で知ったことは数多くあります。

    今の政治状況にも思い当たることもあり,読みごたえのある骨太な本ですが,一読して損はありません。

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    2018年06月10日
  • 日本は誰と戦ったのか コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ

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    中身はむしろ「日米は誰に戦わされたか」ではないか。

    昨今の例を見ても、民主国家は他国勢力によるプロパガンダに弱いということを自覚する必要がある。

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    2018年03月30日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    コミンテルンの働き掛けもあるが、思考停止した無定見な指導者層が事態を悪化させたという、現代にも通じる評価だ。

    本当に進歩がない。

    戦前戦後で立場を反転させた朝日新聞だが、コミンテルンに忠実と見れば、終始一貫しているということか。

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    2018年02月14日
  • マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

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    一言で保守といってもリバタリアンからネオコンまで様々な保守というものがある事がわかる。

    アメリカ国内でもフランクリンルーズベルトの時代からサヨクリベラルの力が浸透しており戦後はニュールンベルグ裁判史観により様々な言論タブーをアメリカ社会に浸透させてきた。これが今のポリティカルコレクトネスにつながっている。

    日本も同じく東京裁判史観に基づいた偏った考えの歴史観が教育に浸透しておりサヨクリベラルの様々な市民運動を通じての言論タブーの醸成が行われてきた事を考えるとトランプ大統領云々ということではなく、戦後から現在までの社会現象を読み解くにはとても参考になる本です。

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    2017年08月22日
  • マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

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    我々は、一方的に流されるマスゴミ情報に操られているわけですが、所謂、プロパガンダ、巧妙な情報操作。その害悪から身を守るには、自ら意識的に多角的な情報を求めていかなければなりません。
    トランプが台頭してきた現代アメリカ社会ですが、アメリカという国の歴史的に培ってきたものをしっかり学びながら、今後の日米関係を考えていく。
    重要なことだと思います。
    社会主義者たちの組織・系統だった情報操作に対し、保守の方々は、どちらかというと一匹オオカミ的な行動をとってきた歴史的経緯がある。
    今後は、社会主義者たちの行動・方法論も学びながら、真の保守の確立を目指そうといくことで締めくくらてていました。
    ペリーにより

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    2016年12月28日
  • インテリジェンスで読む日中戦争 - The Second Sino-Japanese War from the Perspective of Intelligence -

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    日中戦争は歴史の奥に沈んだ出来事と思われがちだ。国家の意思決定を裏で支えた「インテリジェンス」の視点からその実像を掘り起こす。
    情報の読み違いにあった。相手の力を過小評価し自国の事情を過大視した判断が戦線を広げていく。
    情報は事実の集積ではなく解釈の産物でもあるという。思い込みが一度入り込めば組織は容易に修正できない。
    そして現在への教訓を示す。国家も企業も個人も判断を誤れば道を誤る。正確な情報と冷静な分析こそ過去の悲劇を繰り返さぬための最初の防波堤となる。

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    2025年11月29日
  • ルーズヴェルト政権の米国を蝕んだソ連のスパイ工作-ー「米国共産党調書」を読み解く

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    ルーズヴェルト政権時代、ソ連のスパイが暗躍したことを書いた一冊。

    コミンテルンが様々なところで暗躍していたことを知ることができた。

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    2025年11月01日
  • 米中ソに翻弄されたアジア史 カンボジアで考えた日本の対アジア戦略

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    米中ソに翻弄された東南アジアの歴史。

    今まで知らなかった東南アジアの近代史について知ることができた。

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    2025年11月01日
  • 陸・海・空 究極のブリーフィング - 宇露戦争、台湾、ウサデン、防衛費、安全保障の行方 -

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    YouTubeにちゃんねるくららなる番組があって、そこで陸海空自衛隊OBと保守系知識人が現在進行形のウクライナ戦争と日本の防衛問題について扱っていて、それを書籍にしたもの。ウクライナ戦争は細かくフォローしていなかったのでその分析がどうなのかを評することはできないが、オープンソースで説得力のある分析をしていると思う。
    ロシアのBTGや黒海の封鎖、ドネツ川渡河作戦の失敗など話していて勉強になる。現状のウクライナのロシアへの逆侵攻とかどう議論しているのか気になる。あまり時間ないので見ないけど。
    日本の防衛に関しては、ここでOBたちが言っていた統合司令部の創設や戦車のモスボールなどは実行に移されてきて

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    2024年09月13日
  • 米中ソに翻弄されたアジア史 カンボジアで考えた日本の対アジア戦略

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    カンボジアの近現代史についての本。
    フランス、アメリカ、中国、ベトナムに翻弄されながら、シハヌーク、ポルポト、ロンノルとプレーヤーも多く、いわゆる華僑の存在と影響が実は大きかったことを知ることができてよかった。

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    2024年07月24日
  • ルーズヴェルト政権の米国を蝕んだソ連のスパイ工作-ー「米国共産党調書」を読み解く

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    共産党の巧みな手口がよくわかる。よくこんなに調べ上げることができたなと思う。今はどうなのだろう。どちらにしても使う人次第かな

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    2023年11月01日
  • 危うい国・日本

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    江崎道朗氏のことは、去年行ったとある講演会で初めて知ったのですが、物腰の柔らかい話し方で、コミンテルンの謀略やヴェノナ文書の事を分かり易い話して下さったので、とても勉強になったのを覚えています。本著ではインテリジェンスの重要性などを説いていますが、百田氏との対談なので、あまり知識のない私でも理解でき、これからそういう事を学ぶとっかかりにするには良い一冊になると思います。

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    2023年01月03日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    2022年68冊目。414ページ、累計18,541ページ。満足度★★★☆☆

    旧ソ連は「コミンテルン」という世界の共産主義者ネットワークを構築し、世界「共産」革命を目指して、各国に対する工作活動を仕掛けた。つまり、スパイを送り込み、秘密裏にその国の世論に影響を与え、対象国の政治を操ろうとした。このソ連・コミンテルンの対外工作によって世界各地に「共産党」が創設され・・・。

    欧米では国際政治学、外交史の一分野として、この「スパイ」「工作員」による秘密工作について論じる学問が立派に確立されている。

    本書は、日本の敗戦にも深く影与えたコミンテルンの実態について、当時の文書から豊富な引用も行いながら

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    2022年11月10日
  • インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保

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    トランプ政権誕生から始まった米中の対立について、本書で言うところのインテリジェンス(政府発行の情報)を基に米国の方針はどうなっているのか、またそれに対して日本はどうなのかといった点が記載されており、両国の違いや日本が遅れつつも対応を始めている事が理解できた。
    経済安保が重要性、それに対する日本の弱さについて認識させられた。
    様々な評価はあると思うが、安倍政権下で安全保障についての取り組みが推進されたのは事実であると思うし、本書にてその旨を改めて確認することが出来た。
    虎の門ニュース視聴者なら読んでみても良いのでは。

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    2022年07月28日
  • 日本版 民間防衛

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    「ウクライナ危機」を受け、自分ができる行動は何かと考えていました。

    アカウント名にウクライナ国旗を付けるパフォーマンスをすることでも、今こそ議論の時と息巻くだけのことでもなく、まずは家族が生き延びるための具体的な準備をすることかなと思いました。知識を整理し、改めて避難用品を整理、調達しようとこの本を買いました。

    日本を取り巻く危機に重きが置かれていて、著者たちの政治的思想が全面に出ているので、防災、という観点ではちょっと違う本でしたが、いい勉強にはなります。

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    2022年03月05日
  • 知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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    日本とアメリカの関係性において日米や日中などの国際情勢がどのように動いているのか、についてマスメディアでは語られないレベルの深い情報や議論を通じて解説した本。日頃日本のあるべき姿について考える機会の少ない私にとっては参考になる内容も多かった。

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    2021年12月26日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    戦前の国内、国外の政治背景や思想の根底を理解していなかったので読むことに苦労した。
    人物の相関図をイメージしながら読むことで理解がより深まると思う。

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    2021年12月11日