江崎道朗のレビュー一覧

  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    衝撃的な本。日本が戦争に引きずり込まれたのはコミンテルンの謀略だけではなく、内部からの自滅もあったというのは実に納得の出来る説。いまだに総括すら出来ていないのは歯痒くて仕方がない。

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    2017年09月23日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    日本の敗戦の陰にコミンテルンのスパイが跳梁跋扈していたと。
    まあ今でも共産主義革命を目指すコミンテルンのDNAは残ってますからね。

    沖縄を見るまでもなく平和主義を訴える人ほどなぜ暴力的なんでしょうね。
    自己の思想と合致しない表現には徹底的に攻撃を加えて言論を封じる。
    それはコミンテルンが共産主義革命のためには資本主義を暴力で滅ぼさなければならないと言っているDNAと変わらないような気がします。

    コミンテルンの情報戦に「日常の宣伝と扇動」があります。
    これは論点を逸らして本当に大事なものから目をそらせる役目を果たします。
    今の政権与党を倒すだけが目的の報道機関がどのような行動をしているかコミ

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    2017年09月13日
  • ジャパニズム 35

    購入済み

    GOOD!

    マンガコーナーが多くて本当に良いです!

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    2017年02月22日
  • マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

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    ネタバレ

    トランプが選挙勝ちましたねー。果たしてトランプはどんな人物なのか、マスコミが語るえらい偏っているであろうトランプ像だけでなく、違う視点からも理解をしておく方が良いかなっつうことで、ジャケ買いした一冊。

    中身は国によりかかる堕落した人間を増やすことで社会主義・共産主義が勢力を拡大、自主努力することを是とする中産階級保守派が搾取される時代が続いた反動が、トランプの台頭に繋がったという内容なんだが、どちらかと言うと「トランプ台頭の秘密」よりも『社会主義・共産主義のヤリクチには気を付けなはれや!』という趣旨が中心だったように思います。

    マスコミが報じる内容とは全く異なる解説なので、かなりの衝撃やと

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    2016年11月13日
  • 日本占領と「敗戦革命」の危機

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    第二次世界大戦の敗戦後の日本はコミンテルンのスパイや中国に仕組まれた洗脳工作などにより共産化一歩手前だったことを述べたもの。
    日本の戦後の状況を知り、共産主義の恐ろしさに警鐘を鳴らしている。
    日本人は是非とも読むべき本。

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    2025年12月01日
  • ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

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    KGB第一総局で文書の情報の整理、管理に従事したワシリー・ミトロヒン。彼は英国大使館にメモを渡したことで、KGBがこれまで収集した情報いわゆる「ミトロヒン文書」が公開された。これはアンドラ、モナコ、リヒテンシュタインを除いた、1918年から1980年代初期までの世界各国の情報が詰まっている。これらの情報は必ずしも正確で、全て事実だという訳ではないが、非合法諜報員の情報が載っている。このことからKGBが世界各国をわたって政治に介入したり、工作を仕掛けていたのかが、この文書から判明する。

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    2025年10月12日
  • 知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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    江崎さんの単著本は初読。話し方も感情に流されたり、イデオロギーに傾倒する事なく、理路整然とわかりやすいが、本著も同様。 知識をひけらかすように小難しく書くのではなく、現状を一人でも多くの人に伝えたいんだなと感じた。 DIME(外交・諜報・軍事・経済)の概念は面白い。日本は総合的、長期的に物を見る視点というのが欠けているように思う。特に諜報(インテリジェンス)は重要だろうし、もっと知りたい。 江崎氏の著書を読んでいきたい。 「勝利、正確にいえば独立と平和は与えられるものではなく、勝ち取るものなのだ。」

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    2023年01月03日
  • 日本人が知らない近現代史の虚妄 インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦

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     近現代史において、いかに日本が当時の刷り込められた認識を未だに脱することが出来ていないかということを改めて骨身に染みた。
     歴史における認識を新たにするのは、機密文書の公開を受け、やはり第一資料に当たることが大事である。
     未だに日本は近現代史において自身で総括すらも出来ていないのではなかろうかと考えさせられるのは、当時の考えをしっかりと把握せず、最も重要な歴史問題においてもどこか他人行儀だからであろう。
     目に見えなくても明らかに日本を侵蝕していることがある今日において、最低限でも近現代史を学ばないことには同じ轍を踏むことになろう。
     本書は通説と見直しという体裁を取りつつ、あまりに知識不

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    2022年12月24日
  • 知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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    ネタバレ

    日本はアメリカと同盟関係だが、日米安保を履行させるにはアメリカを信用し、かつアジアをまとめる強い意志と力を見せることが重要であり、今後日本がアメリカからの独立を諦め完全にアメリカや中国の傀儡になった場合、アメリカとの同盟関係がなくなると警鐘を鳴らしている。

    特に日米安保の関係で、アメリカ側には日本が軍事的に強くなることを望む勢力の話が興味深く、軍事、外交体制を考えさせられる一冊。

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    2022年07月20日
  • インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保

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    アメリカや中国がやるべき課題を認識して目標に向かっているのに、日本はやはり色んな規制やしがらみがあって、立ち遅れているなと感じました。
    本では自民党はちゃんと問題を認識しているんだと書かれていましたが、ホントかなあ…。
    日本はアメリカからも中国からもかなり立ち遅れているので「富国強兵」を達成して、自国の安全を守るために色んな税制や規制をなくして経済を発展させ、軍事力も増強していくことが大事だと改めて感じました。

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    2022年04月30日
  • 日本人が知らない近現代史の虚妄 インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦

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    この本に限らず、江崎先生の本は、日本人必読。
    かの大戦を挟んで一体何があったのか、今何が起きているのか。
    米国ですら歴史の見直しが行われようとしてるのに、全否定が当事者の我が国と、面倒臭い隣国ばかりって、おかしくないか。
    江崎先生の本にしては、表面なぞった感じだが、初めてこの歴史観に触れる人向けなんだと思う。

    露国の非道と謀略は、まさに今のウクライナにつながる。
    次はうちだよ。

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    2022年04月07日
  • 日本人が知らない近現代史の虚妄 インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦

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    正直、期待していなかっただけに、収穫が有ったことは嬉しい。「虚妄」の語が持つ複雑性を知りたくて借りた。

    内容的には今日の国際問題の原点ともいうべき示唆が有り、今後の国際問題を切り開いていくキーワード・・インテリジェンスを知ることが出来た。

    歴史を学んだ大学二年まで、私は育った時代は【現代史】が欠けていた・・と言うか、近代史も今思うと欠陥が有ったように思われる。

    今回特に面白かったのはWWⅡの敗戦処理前夜から朝鮮動乱にかけて。
    アメリカの民主党・共和党の本質~20世紀の始まりからの対外処理~ウィルソン施政~ルーズヴェルトの正体~マッカーシィー上院議員問題とその後への影響~そして通じて蝕みを

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    2022年04月03日
  • コミンテルンの謀略と日本の敗戦

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    いろいろ知らない事実があった。
    コミンテルンという旧ソ連発のスパイが、各国の内部に深く入り込み、分断を仕掛けている事実。
    第二次世界大戦は、彼らの工作に日本も欧米ものせられてしまった結果だと。
    その工作は今も続いているとあり、各国のコロナ対策による人権侵害や、ウクライナとロシアの戦いによる新たな冷戦突入は、全てこの共産主義インターナショナル(コミンテルン)の策略なのかと肝が冷える。

    日本はどう立ち回れば良いのか。

    本文の中で右派も保守自由主義と右翼全体主義とに分かれている、と指摘されているが、今の国のコロナ対応を見ていると、全体主義が優勢にも感じる。

    自由主義であり国の権力を厳しく監視す

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    2022年03月13日
  • 日本人が知らない近現代史の虚妄 インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦

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    復習的な本だけど、最初のソ連に対する東欧の反応などは、今のロシアとウクライナの情勢に通じるものがあると思いました。俯瞰して物事を見れるようになれればいいなと改めて思いました。

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    2022年03月07日
  • 日本人が知らない近現代史の虚妄 インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦

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    ネタバレ

     今まで読んできた本のおさらい的な要素が強かった。
     ケロッグ・ブリアン条約なんか改めて勉強すると、東京裁判はいかに結論ありきのひどいものだったかわかる。だが、この東京裁判への見方が変わってきているのが事実なので、日本側もせめて足並みをそろえたいところ。実務レベルではやってるとは思うが。
     ちょうどロシアがウクライナに侵略したタイミングで読んだため、戦後の東欧諸国におけるソ連の支配についての記載は胸に響いた。

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    2022年02月26日
  • インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向

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    ネタバレ

    ルーズヴェルトは極悪人だと言う事実を普及したい
    ソ連共産主義に与し善良な小国(東欧・極東アジア)
    を売渡す
    社会主義政策ニューデールを旗印に国家(官僚)に
    よる国民の財産及び自由を合法的に強奪する社会が
    現代のアメリカや日本であり、抗う組織がリバタリ
    アン=米国保守である(日本も個別だが2020年誕生)

    経済政策の未熟で恐慌となると(現時点がソレ)社
    会的弱者を救うの美名のもと政府が巨大になり、収
    奪された税金は貧しい人に平等に配るための巨大組
    織を存続させるために使われ、貧しい人には僅かな
    福祉の姿をチラ見せさる

    本当の敵は誰かを見定めて生きるしかない(´・ω・`)

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    2021年07月01日
  • インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向

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     ソ連に占領されたバルト三国はじめ東欧諸国の、共産主義に対する心構えというのはとても参考になる。
     DIMEという考え方の重要性も改めて認識できたし、マッカーシズムの問題点も知ることができて勉強になった。

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    2021年06月18日
  • ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

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    ソ連のスパイ活動を露骨に描く。
    文章は素人っぽいのだが、この本に限っては悪い感じがしない。
    KGBの情報将校が生の情報を「写して」持ち出したもので、生々しい資料で、日本における諜報、工作にも多々及んでいる。

    のに。

    なぜ、日本では大々的に取り上げられないのだ。

    そっちの方がムッチャ気になる。

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    2021年05月07日
  • 言ってはいけない!?国家論 いまこそ、トランプの暴走、習近平の野望に学べ!

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    著者である渡部さんの「保守とは、日本の国益は何かを考え、そのために何だってするという考え方」との意見に、大変共感した。最近、右翼・左翼・保守・リベラルって何なのだろうとよくわからなくなっていた、というか今もよくわかっていないが、新たな見方が一つ加わったことは確かだ。あと上記4つのイデオロギーに加えて、ミアシャイマーたちのリアリズムというものがあることも知った。奥山さんが翻訳している本があるそうなので読んでみたい。
     政治・経済・外交・アカデミア・軍事はすべて関連するものであるのだということを念頭にニュースを見たり、選挙権を行使するためにも、もっと広い視野を持って様々な知見を蓄えていきたいと思う

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    2021年04月29日
  • ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史

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    ミトロヒン文書を基にソ連の諜報を暴いていく内容。内容はもとより文中に紹介されている著書のほとんどが未翻訳のものだということに、インテリジェンスヒストリー(情報史学)の奥深さを知るとともに、日本のインテリジェンスに関する認識が未だ発展途上なのだと感じてしまう。

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    2021年03月01日