江崎道朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本の敗戦の陰にコミンテルンのスパイが跳梁跋扈していたと。
まあ今でも共産主義革命を目指すコミンテルンのDNAは残ってますからね。
沖縄を見るまでもなく平和主義を訴える人ほどなぜ暴力的なんでしょうね。
自己の思想と合致しない表現には徹底的に攻撃を加えて言論を封じる。
それはコミンテルンが共産主義革命のためには資本主義を暴力で滅ぼさなければならないと言っているDNAと変わらないような気がします。
コミンテルンの情報戦に「日常の宣伝と扇動」があります。
これは論点を逸らして本当に大事なものから目をそらせる役目を果たします。
今の政権与党を倒すだけが目的の報道機関がどのような行動をしているかコミ -
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Posted by ブクログ
ネタバレトランプが選挙勝ちましたねー。果たしてトランプはどんな人物なのか、マスコミが語るえらい偏っているであろうトランプ像だけでなく、違う視点からも理解をしておく方が良いかなっつうことで、ジャケ買いした一冊。
中身は国によりかかる堕落した人間を増やすことで社会主義・共産主義が勢力を拡大、自主努力することを是とする中産階級保守派が搾取される時代が続いた反動が、トランプの台頭に繋がったという内容なんだが、どちらかと言うと「トランプ台頭の秘密」よりも『社会主義・共産主義のヤリクチには気を付けなはれや!』という趣旨が中心だったように思います。
マスコミが報じる内容とは全く異なる解説なので、かなりの衝撃やと -
Posted by ブクログ
近現代史において、いかに日本が当時の刷り込められた認識を未だに脱することが出来ていないかということを改めて骨身に染みた。
歴史における認識を新たにするのは、機密文書の公開を受け、やはり第一資料に当たることが大事である。
未だに日本は近現代史において自身で総括すらも出来ていないのではなかろうかと考えさせられるのは、当時の考えをしっかりと把握せず、最も重要な歴史問題においてもどこか他人行儀だからであろう。
目に見えなくても明らかに日本を侵蝕していることがある今日において、最低限でも近現代史を学ばないことには同じ轍を踏むことになろう。
本書は通説と見直しという体裁を取りつつ、あまりに知識不 -
Posted by ブクログ
正直、期待していなかっただけに、収穫が有ったことは嬉しい。「虚妄」の語が持つ複雑性を知りたくて借りた。
内容的には今日の国際問題の原点ともいうべき示唆が有り、今後の国際問題を切り開いていくキーワード・・インテリジェンスを知ることが出来た。
歴史を学んだ大学二年まで、私は育った時代は【現代史】が欠けていた・・と言うか、近代史も今思うと欠陥が有ったように思われる。
今回特に面白かったのはWWⅡの敗戦処理前夜から朝鮮動乱にかけて。
アメリカの民主党・共和党の本質~20世紀の始まりからの対外処理~ウィルソン施政~ルーズヴェルトの正体~マッカーシィー上院議員問題とその後への影響~そして通じて蝕みを -
Posted by ブクログ
いろいろ知らない事実があった。
コミンテルンという旧ソ連発のスパイが、各国の内部に深く入り込み、分断を仕掛けている事実。
第二次世界大戦は、彼らの工作に日本も欧米ものせられてしまった結果だと。
その工作は今も続いているとあり、各国のコロナ対策による人権侵害や、ウクライナとロシアの戦いによる新たな冷戦突入は、全てこの共産主義インターナショナル(コミンテルン)の策略なのかと肝が冷える。
日本はどう立ち回れば良いのか。
本文の中で右派も保守自由主義と右翼全体主義とに分かれている、と指摘されているが、今の国のコロナ対応を見ていると、全体主義が優勢にも感じる。
自由主義であり国の権力を厳しく監視す -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレルーズヴェルトは極悪人だと言う事実を普及したい
ソ連共産主義に与し善良な小国(東欧・極東アジア)
を売渡す
社会主義政策ニューデールを旗印に国家(官僚)に
よる国民の財産及び自由を合法的に強奪する社会が
現代のアメリカや日本であり、抗う組織がリバタリ
アン=米国保守である(日本も個別だが2020年誕生)
経済政策の未熟で恐慌となると(現時点がソレ)社
会的弱者を救うの美名のもと政府が巨大になり、収
奪された税金は貧しい人に平等に配るための巨大組
織を存続させるために使われ、貧しい人には僅かな
福祉の姿をチラ見せさる
本当の敵は誰かを見定めて生きるしかない(´・ω・`) -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
著者である渡部さんの「保守とは、日本の国益は何かを考え、そのために何だってするという考え方」との意見に、大変共感した。最近、右翼・左翼・保守・リベラルって何なのだろうとよくわからなくなっていた、というか今もよくわかっていないが、新たな見方が一つ加わったことは確かだ。あと上記4つのイデオロギーに加えて、ミアシャイマーたちのリアリズムというものがあることも知った。奥山さんが翻訳している本があるそうなので読んでみたい。
政治・経済・外交・アカデミア・軍事はすべて関連するものであるのだということを念頭にニュースを見たり、選挙権を行使するためにも、もっと広い視野を持って様々な知見を蓄えていきたいと思う