あらすじ
自然災害からテロ・スパイ工作、戦争、移民侵略、そしてインテリジェンスまで、各分野のエキスパートが解説!
第1章 テロ・スパイ工作
CBRN(大量破壊兵器)テロに備えよ/テロの攻撃目標/もし日本が核攻撃を受けたら?/サイバー攻撃/工作員の活動/世界初、都市で起きた化学テロ/日本共産党は今も破壊活動防止法の監視対象 他
第2章 戦争
有事法制と国民保護/武力攻撃事態等への対応/安全保障関連法と国民の安全/在日アメリカ軍基地と抑止力/ロシア人の領土拡張主義の本質/国境の概念がない中国人/プロパガンダ(反日宣伝)による戦争 他
第3章 自然災害
巨大地震があなたを襲う/災害時のデマの恐ろしさ/東京は世界で一番危険な都市/ハザードマップを疑え/風水害時の避難行動/避難生活での注意点/応急手当の知識/災害時の救出・搬送訓練 他
第4章 移民侵略
「国民か外国人か」ではなく「本国人か移民か」/外国人犯罪統計の壁/日本の総人口の50分の1はすでに移民/乗っ取られていく仕組み/スパイ防止法のない日本/国防動員法の要点と穴/「民間防衛」と「民間外患誘致」 他
第5章 インテリジェンス
戦争よりも深刻な危機/インテリジェンス、3 つの危機/安易にスパイと決めつけてはいけない/破壊工作をいかに防ぐか/テロによる死傷者よりもパニックによる死傷者のほうが多い/外国の宣伝に振り回される危険性 他
感情タグBEST3
警戒するべきは
一部ご紹介します。
・OSやウェブサイトなどのソフトウェアを常に最新の状態にしておく
・ウィルス対策ソフトは常に最新の状態に更新し、定期的にウィルスチェックをする
・電子メールに添付されているファイルを安易に開かない
・匿名で投稿できる掲示板などに掲載されたリンクやメール本文のURLを安易にクリックしない
・作成者の分からないプログラムを安易に実行しない
・国際政治では、人を疑う、人を騙すことが常識だ
・感染症の予防は、うがい、手洗い、手袋とマスクの着用
・チャイナ、南北コリアが、日本に対して攻撃を仕掛けた場合、外地の日本人と日本企業は人質にされる。内地のチャイナ人、コリア人は、日本及び日本人に対し、テロを起こす公算が高い。なぜなら、彼の国々には『国防動員法』があるからだ。
・日本共産党は、今も破壊活動防止法の監視対象。集団での勧誘には要注意。芸能人、文化人を利用する手口。最大の資金源は機関紙『赤旗』。
赤旗を購入すれば、公安調査庁の監視対象になることもあり得る。
・他国から戦争を仕掛けられた場合、何ら抵抗をしなければ、一部の人々の命は救われるだろう。だが、結果的には、後に多くの人々の命を奪ったことは、多くの世界の歴史が証明している。
・逃げる場所は避難場所。落ち着く先は避難所。
・選挙での投票行動こそ、「民間外患誘致」防止策となる。選挙で、候補者が外国人犯罪をどうみているか、民間外患誘致についてどう考えているかを、候補者を選ぶ基準に加えていくことで、意思表示をすることができる。
・マスコミの報道を鵜呑みにせず、利害関係に振り回されることなく、状況を的確に分析し、判断することを常に心がけておくこと。
・政治に無関心であることは、外国による間接侵略を容認することに他ならない。
・感情的にならず、レッテル貼りもせず、自分と反対の言論の自由も尊重する立場から、事実と理論を以て反論していくことが望ましい。
・自分の頭で考えるためには、政治、外交、歴史、経済、インテリジェンスなどについて、積極的に学ぶよう努めるのが大事だ。
民主制を守り、使いこなすには、国民の側に相応の見識と努力が必要とされるのである。
Posted by ブクログ
日本は戦後70年以上、他国から攻撃されていない。
戦争をしてない。戦争に参加もしていない。
国内も平和。犯罪も他国に比べればずっと少ない。
有事の備えなんてしなくていい。
日々、穏やかに暮らしていればいい。
本当にそうだろうか?
犯罪は時代が変わっても同じか?
気にするのは犯罪だけか?
災害は大丈夫か?
日本に住んでいるのは日本人だけか?
異なる価値観、宗教の人間を自分達と同じように考えて本当に大丈夫なのか?
他国からの攻撃はこれからも無いのか?
そもそも何を持って攻撃とするのか?
テロ行為は考慮に入っているのか?
本当に備えは必要無いのか?
日々何をしなくてもいいのか?
少しでも疑問が頭を掠めたら、
これを読んで欲しい。
右寄りがどうこうではなく、
自分の身を守る事はおかしな事じゃない。
Posted by ブクログ
一家に一冊おススメです。
日常の備え、災害、危機、情報工作への対処が分かりやすく解説されてます。
平成30年の日本においては新聞、テレビなどのメディアが改心、改宗、悔い改めなければ絶対に国民に報じることのない、重要な危機管理に対する意識を持つことが出来る大切な一冊です。
Posted by ブクログ
「ウクライナ危機」を受け、自分ができる行動は何かと考えていました。
アカウント名にウクライナ国旗を付けるパフォーマンスをすることでも、今こそ議論の時と息巻くだけのことでもなく、まずは家族が生き延びるための具体的な準備をすることかなと思いました。知識を整理し、改めて避難用品を整理、調達しようとこの本を買いました。
日本を取り巻く危機に重きが置かれていて、著者たちの政治的思想が全面に出ているので、防災、という観点ではちょっと違う本でしたが、いい勉強にはなります。