朝井まかてのレビュー一覧
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介護士。当時はいなかったのだろう。人間は必ず死ぬ、それは今も同じこと、現代の病院では心臓が止まるまで死んだと認められないから、延命措置されて、死んだらみんながどうして死んだんだと嘆く。頑張って最後まで行きたねと言う人はいない。この主人公は最後の日々をどう過ごすのか分かる人だよPosted by ブクログ
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じっくりとシーボルトを読んだ訳じゃないけど、ここで知識入れてもいいかなと思うけど、一遍でも知るのもいいかと思う。あくまで熊吉の話だから。出島を舞台にする話も意外に読んでない、オランダ人が出て来るのでなく庭師を一心にやり遂げる熊吉が染みる。12冊ですね、やっぱり読み応えあるPosted by ブクログ
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間違いなく自分の記憶に残る作品だな、と思いました。壮絶な人生の中で、女性の生き様、使命、男性とは違った強さやしなやかさを感じます。現代の女性にはもしかしたら残っていないところなのかも、と思いつつ、本質は変わっていないのだろうか?自分にもそんな強さがあれば良いなと思えた作品です。Posted by ブクログ
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お栄さん、格好良かった。善さんとの関係は切ないけどなんか分かる気がする。
時太郎が憎い。
本物を見てみたいな
「もう六十かもしれないが、先々のあたしから見たら、今日のあたしがいっち若いじゃないか」Posted by ブクログ -
タイトル通り、一般には悪評高い将軍綱吉。有名な生類憐れみの令の背後にあった綱吉の真意、綱吉が目指した政治、それらへの新しい解釈を知る事が出来てとても良かった。もちろんこれもまた、一つの綱吉像に過ぎないだろうが、歴史をみるとき、様々な解釈があってこそ、現代に役立てられる視点を得られると思う。Posted by ブクログ
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とにかく面白かった。北斎の娘がかっこよすぎる。男前すぎる。
最後の数ページ、なんだかぐっと来てしまった。
なんか、背中を押してもらえた感じ。
なんか、素晴らしい読後感。
Posted by ブクログ