朝井まかてのレビュー一覧
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購入済み
まかてさんの大ファンです。
読みたいと思っていてついに買って読み始めましたがまだ途中なのですが読みやめられなくてついつい遅くまで読んでしまいます
ものすごくきょうみがわきますとともに先の進行具合が楽しみです。
植物の名前も知っているものや知らないものなど専門家でなくても辞典を一度目にしたいと思うほどです。
いろんな書かれていることの表現が上品で素敵です。
色々感激しています。他にもたくさん拝読しています。 もっと読んでみたいと思います。途中でレヴューもないかと思いましたが気持ちお伝えしたくて、、、、。 -
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もしかしたら歴史小説を初めて読んだのは忠臣蔵だったかもしれない。
何作か読んだと思うけど、久しぶりのこの忠臣蔵はアンソロジーで、様々な視点で7人の歴史小説家が書いています。
葉室麟『鬼の影』
朝井まかて『妻の一分』
夢枕獏『首無し幽霊』
長浦京『冥土の契り』
梶よう子『雪の橋』
諸田玲子『与五郎の妻』
山本一刀『笹の雪』
どれも視点が新鮮で面白く読めました。
お気に入りは朝井まかてさんの『妻の一分』。
江戸っ子の語り口調が噺家さんみたいだなぁと楽しく読み進めると、この語り手の正体がわかった時に笑っちゃって!
それと神崎与五郎の元妻の話も、ドラマで見たような話だったけど、うるうるしちゃった -
Posted by ブクログ
葛飾北斎の娘、葛飾應為ことお栄さんの話。
当時では女性絵師は珍しい。女性は家事というジェンダーロールが疑いなく信じられていた頃。
お栄は、描かずにいられない絵師の業が身体に備わっている。絵の才もある。父親の北斎と同じ。
しかし女性であるお栄の感覚は、母親や夫からは欠陥としか見做されない。
やりきれない夫婦生活が破綻したところから小説が始まる。
父であり師であり親方の北斎の工房で、お栄は絵筆を振るう。この辺りはワクワクするお仕事小説になる。
北斎を慕う渓斎英泉との交流も読みどころ。
渓斎英泉がとても良い。色っぽい男だなあと思った。
女性だから、元夫よりも、絵への情熱も才気もあるのに、独り立ち -
Posted by ブクログ
ネタバレ長崎の油商・大浦屋の女あるじのお希以(けい)は女だてらに海外との交易をしたいと願う女商人。
時代は浦賀に黒船がたどり着いた時期、彼女はこれを機会と思い、通詞(通訳)の品川という武士を通じて、テキストルという青年と交易をおこなうことになる。
油を売るはずの油商が油ではないものを売る、ということで周囲の反対や反発を受けながら、お希以は自分の求める自由交易へと突き進んでいく。
長崎女性三女傑(という方がいるのですね、知らなかった)の一人である大浦慶人生を描いた一代記です。
まず、思ったのがとんでもない女性があの幕末の混乱期にいたものだということでした。
そして、何よりも彼女の周囲にものす -
Posted by ブクログ
大矢博子さんの解説を読んで、そうだったのか!とスッキリした。読み初め、やや物語に入り込めない感があったのだが、「おあい」を見ていた自分が、いつしか「おあい」として見るようになっていき、すっかり作品世界に没入していたからだ。大矢さんが書かれている「思えば、目が見えない ー 映像情報がないということは、テキストのみで構成される小説を読む行為と似ている、と言えるのではないか。さらに本書はおあいを語り手にしたことで、物語の中にも人の目鼻立ちや風景の直接の描写はまったく出てこない。しかし読者の目には、台所に立つおあいの姿がはっきり目に浮かぶ。桜鯛を捌く彼女の手が、彼女が出会った人々の様子が、それぞれの読