朝井まかてのレビュー一覧

  • 類

    Posted by ブクログ

    歴史系小説と朝井まかてにハマるきっかけになりそう。好きな部分→でもパッパ、パッパがいないと花の名を教えてくれる人がぼくにはいません。

    0
    2023年11月26日
  • 恋歌

    Posted by ブクログ

    幕末という時代がいかに激動だったかがよくわかる。こういう地獄のような状況の中でも失われない人間性が泣かせる。

    0
    2023年11月25日
  • 朝星夜星

    Posted by ブクログ

    これもまた傑作!ボタニカの時も感じた「色彩や景色が目の前に広がるような」作品.
    今回はそこに「料理の味や香り」までも感じられるようで,鮮やかで,爽やかで,躍動感あるれる作品.
    出だしからまるでNHKの朝の連続テレビドラマを見ているかのよう.牧野富太郎はボタニカが原作となることはなかったが,これこそ映像化にピッタリの作品だと思う.
    登場する幕末から明治の偉人たちもあくまでも登場人物で,市井の…というには立派過ぎるけど,一般人の幕末明治が主軸なのが素晴らしい!

    0
    2023年09月02日
  • 眩(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    お栄さん、格好良かった。善さんとの関係は切ないけどなんか分かる気がする。
    時太郎が憎い。
    本物を見てみたいな

    「もう六十かもしれないが、先々のあたしから見たら、今日のあたしがいっち若いじゃないか」

    0
    2023年08月26日
  • 朝星夜星

    Posted by ブクログ

    時は明治維新後です。

    西洋文化に追いつこうと、外国人との饗応にも
    使える西洋式のホテルやレストランを大阪で始
    めた草野丈吉。

    その妻であるおゆきという女性が主人公です。

    あの五代友厚をはじめとして、名だたる歴史上
    の登場人物が顧客として描かれています。

    「細腕繁盛記」ではなく、おゆきは体も大きく、
    たくましいですが、明治という時代を懸命に生
    き抜いた物語は、朝の連続テレビ小説を観てい
    るかのようです。

    本当に原作として使って欲しい一冊です。

    0
    2023年07月17日
  • 朝星夜星

    Posted by ブクログ

    長崎の丸山で女中をしていたゆきは食べっぷりを見染められて料理人丈吉の妻となる。西洋料理を世に広め長崎から大阪へと場所を移し、幕末から明治を国作りにかけた人々とも交流を持ち視線の先に常に公があった。妻目線で語られる草野丈吉のそこかしこにゆきのおおらかで力持ちで自然体なところが表れて、とても暖かい物語になっている。
    お妾が3人もいて、そのやり取りが面白く、ラストにはつい笑ってしまった。

    0
    2023年06月02日
  • 最悪の将軍

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、一般には悪評高い将軍綱吉。有名な生類憐れみの令の背後にあった綱吉の真意、綱吉が目指した政治、それらへの新しい解釈を知る事が出来てとても良かった。もちろんこれもまた、一つの綱吉像に過ぎないだろうが、歴史をみるとき、様々な解釈があってこそ、現代に役立てられる視点を得られると思う。

    0
    2023年05月30日
  • 眩(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    とにかく面白かった。北斎の娘がかっこよすぎる。男前すぎる。
    最後の数ページ、なんだかぐっと来てしまった。
    なんか、背中を押してもらえた感じ。
    なんか、素晴らしい読後感。

    0
    2023年05月21日
  • 先生のお庭番

    Posted by ブクログ

    人物や土地や花木、あらゆる描写が写実的で、自分も出島にいるかのごとき錯覚に陥ってしまうほど。その中で主人公と先生、奥方との絆が生き生きと描かれている。「恋歌」も見事だったが、こちらも最後に深い感銘を受け、余韻の残る秀作であった。

    0
    2023年05月17日
  • ボタニカ

    購入済み

     まかてさんの大ファンです。

    読みたいと思っていてついに買って読み始めましたがまだ途中なのですが読みやめられなくてついつい遅くまで読んでしまいます
    ものすごくきょうみがわきますとともに先の進行具合が楽しみです。
    植物の名前も知っているものや知らないものなど専門家でなくても辞典を一度目にしたいと思うほどです。
    いろんな書かれていることの表現が上品で素敵です。
    色々感激しています。他にもたくさん拝読しています。  もっと読んでみたいと思います。途中でレヴューもないかと思いましたが気持ちお伝えしたくて、、、、。

    0
    2023年03月13日
  • 銀の猫

    Posted by ブクログ

    江戸もの+老人介護という新しい視点も面白いし、その介護への著者の眼差しがとても深い。現代的なテーマでありつつ、舞台を江戸にすることで、読者に素直に介護のテーマに向き合わせる。著者が主張するように、誰も追い詰めない、風通しの良い介護を皆で考えたいもの。

    0
    2023年03月04日
  • 恋歌

    Posted by ブクログ

    やっと気持ちが乗って読み始めたら、一気読み。
    なんとない恋物語から一変し、読むのが辛いのに、止められない。
    歴史上幸せな結末でないとわかっているのに、水戸藩の幸せを祈ってしまう。

    愛する人を失うとは本当に恐ろしいことだ。斬首も自害も戦死も、想像しただけでゾッとした。
    それでも、人は、進まなきゃいけないのだよね。
    どうしようもない時代を生きた人たち。その人たちが切り開いていった未来。それが、わたしが生きている今。忘れちゃいけないね。

    やり切れない切なさ怒り、そして美しさ。
    和歌に興味を持っていたタイミングだったこともあり、大変に響きました。

    良き涙を流せた。ありがとうございます。

    0
    2023年03月01日
  • 草々不一

    Posted by ブクログ

    贅沢な短編集。
    朝井まかてさんのエッセンスがたっぷり!
    概ね武家の、窮屈で面倒くさいあれこれが面白い機微となって読み応えがある。
    恋、料理、政治、ミステリ、忠臣蔵!
    いろいろ含有された、面白いお話ばかり。
    1日で読んだのに、あまりに盛りだくさんな内容のため、最後まで読み終えたら、最初のお話が、遠い旅の彼方のよう。
    まだまだ追いかけがいのある作家さんだと思った。

    0
    2023年02月16日
  • 恋歌

    Posted by ブクログ

    本を読んで泣いたのは初めてでした。
    中盤は読んでいて辛く悲しい部分もありますが、手に取ったら、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

    0
    2023年02月07日
  • 決戦!忠臣蔵

    Posted by ブクログ

    もしかしたら歴史小説を初めて読んだのは忠臣蔵だったかもしれない。
    何作か読んだと思うけど、久しぶりのこの忠臣蔵はアンソロジーで、様々な視点で7人の歴史小説家が書いています。

    葉室麟『鬼の影』
    朝井まかて『妻の一分』
    夢枕獏『首無し幽霊』
    長浦京『冥土の契り』
    梶よう子『雪の橋』
    諸田玲子『与五郎の妻』
    山本一刀『笹の雪』

    どれも視点が新鮮で面白く読めました。
    お気に入りは朝井まかてさんの『妻の一分』。
    江戸っ子の語り口調が噺家さんみたいだなぁと楽しく読み進めると、この語り手の正体がわかった時に笑っちゃって!

    それと神崎与五郎の元妻の話も、ドラマで見たような話だったけど、うるうるしちゃった

    0
    2023年02月05日
  • グッドバイ

    Posted by ブクログ

    大浦慶の話。この人実在の人だけど全然知らなかった。とてもやり手の女将さん。そしてとても面白かった。外国人と対等にビジネスしたり、幕末の偉人(坂本竜馬とか大隈重信とか)たちとやり取りがあったり。引退した番頭さんがピンチの時に帰ってきたのはかっこよかった。

    0
    2022年12月30日
  • 眩(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    葛飾北斎の娘、葛飾應為ことお栄さんの話。
    当時では女性絵師は珍しい。女性は家事というジェンダーロールが疑いなく信じられていた頃。
    お栄は、描かずにいられない絵師の業が身体に備わっている。絵の才もある。父親の北斎と同じ。
    しかし女性であるお栄の感覚は、母親や夫からは欠陥としか見做されない。
    やりきれない夫婦生活が破綻したところから小説が始まる。

    父であり師であり親方の北斎の工房で、お栄は絵筆を振るう。この辺りはワクワクするお仕事小説になる。
    北斎を慕う渓斎英泉との交流も読みどころ。
    渓斎英泉がとても良い。色っぽい男だなあと思った。

    女性だから、元夫よりも、絵への情熱も才気もあるのに、独り立ち

    0
    2022年12月04日
  • 残り者

    Posted by ブクログ

    大奥と呼ばれる職場で江戸城を明け渡す場に居合わせた5人の出自の異なる女性たちの物語。それぞれが如何なる思いで城に残ろうとしたのか、そして、残る者がいるであろうと予測した天璋院の思惑とは。私の知る大奥とは、女性の園で殿様にかしずくだけの所であると思っていたのだか、5人のそれぞれのキャラクターを通して大奥のシステムを垣間見る事ができた。なかなか面白い本であった。さて、この5人は無事に脱出ができたのであろうか。結末やいかに・・・それは見てのお楽しみ。


    0
    2022年11月23日
  • 眩(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    自分自身もそうなのですが、浮世絵だったり、北斎に興味を持ち始めた人が読むのに、おすすめしたい作品です。娘の眼を通して、葛飾北斎を取り巻く暮らしぶりがよくわかります。富嶽三十六景を出版したきっかけや、ゴッホが作品を模写した渓斎英泉が登場することも興味深かったです。

    0
    2022年11月16日
  • グッドバイ

    Posted by ブクログ

    傑作。熱い展開に何度も涙し、大河ドラマを見終わったような読後感がある。
    幕末〜明治の有名人が多数出てくるのも楽しいが、おそらく創作であろう、お店の奉公人たちの造形が実に魅力的。

    0
    2022年11月07日