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Posted by ブクログ 2014年07月31日
読み終わって改めて表紙を見てみると、この本の内容がぎゅっと詰まっていたことに気付いた。
主役である新次とおりん夫婦に預かりっ子の雀(しゅん吉という名前なのに鼻が詰まってちゅん吉としか言えないから雀というあだ名がついたなんて由来が可愛い)。若旦那に六兵衛さんなどなど、登場人物が魅力的でいきいきとしてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月04日
花師という職業を通して江戸時代の人々の植物に対する価値観や関わり方を知ると共に、この時代のプロフェッショナルが持つ矜持に心惹かれます。
また有力な幕閣や商人がとても粋な役で登場し、身分を超えた関係がとても好ましい。
染井吉野は本当に染井の植木屋が売り出したものらしいですが、その事実に素敵な物語を重ね...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月22日
さすがは朝井さん。背表紙の内容では、面白く読めるかなと思ったけれど、一気に読めた。変などろどろ感は皆無。
人生は思い通りにいかないことや、後悔はたくさんある。しかし、そのなかで、今を大切に生きること を感じさせられる作品だったように思う。
そりゃ、本の中くらい思い通りにいってほしいと思わないでもない...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月18日
植物がたくさん出てくる本が読みたくて読んでみた。
すごく園芸が盛んだった江戸時代に、花を育て、品種改良で新種もつくる花師という職業があった。腕のいい花師である主人公が、奥さんや友人たちと毎度起こる難題に立ち向かう。
とくに印象的だったのはクライマックスの桜の話。ソメイヨシノという品種はどこの誰が作り...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月13日
こちらも、 朝井まかてさんの著作
「向嶋なずな屋繁盛記 花競べ」です。
向嶋 なずな屋を舞台に繰り広げられる、人情、職人魂、
恐ろしい企み、なずな屋の主人 新次は 江戸で有名な
霧島屋で修行を積んだ花師、女将のおりんはもとは裕福な大店の
娘、この夫婦がいとなむ店が なずな屋。
花の好きな人はオス...続きを読む
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