古舘春一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレトラウマを払拭する為にも、旭さんのスパイクで
勝利出来て本当に良かった。
自分にトスが上がるのはスパイカーにとって
それだけで誇りという言葉がなんだか良い。
自分はまたセッターの信頼を得ている証拠だし、
影山にも菅原さんにも信頼されているのだから
これで名実ともにエース復活と言って良いだろう。
そんなエースの旭さんが「お前らはヒーローだな」
と返すのも素敵だ。
菅原さんがリベンジ成功を喜びつつも
「でももちろん自分のトスで勝てたら良かったと思うよ」
と旭に言うところが、
静かに闘志を燃やしていて恰好良い。
今回は後輩に譲ったが、戦う気力は失っていない。
青葉城西の試合を見ながら、怖い、では -
Posted by ブクログ
ネタバレ旭に対して日向が、ネットの向こう側が見えて
一番高いところでボールが手にあたって、あの感じが大好きです
と一生懸命に話して、それを聞いて旭が
それも知ってる、よく知ってると響いていくのが良い。
旭と西谷のエピソードが熱い。
旭がついにスガと名前を呼びトスを要求して
3枚のブロックを突破して決まるところが気持ち良い。
後ろに仲間がいるとわかっているかどうか。
圧倒的才能と積み重ねた信頼と安定。
才能だけが重んじられている訳ではないところも良い。
エースに嫉妬し萎縮する日向に、
「今のお前はエースになんかなれねえ。
でも俺が居ればお前は最強だ」
と言うところが恰好良かった。
旭のスパイクは3枚 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日向が飛ぶ場所や高さを見極めてトスを出すのも
恐ろしい能力だが、
影山を信じて「ボールを見るな」と言われたから
目を閉じてしまえる日向が強すぎる。
顧問の武田先生も良い人だ。
自分にバレーの経験が無いから指導はしないけれど
それ以外のところを一生懸命にやってくれる。
先生がルールをいまいち知らない設定だからこそ
読者への説明も先生を通すことでスムーズだ。
青城との練習試合の話をしている時、
影山をフルでセッターとして出せと言われたと聞いて
田中が「なんスか、ナメてんスか、ペロペロですか」
と怒っているのが面白かった。
影山はちゃんと菅原に、次はちゃんと実力でレギュラーを取ると言いに行くのも -
Posted by ブクログ
ネタバレ身長が高くもなく、部活メンバーにも恵まれない主人公の日向が身体能力だけで大会に挑み
一方能力の高いセッターなのにそれだけにワンマンになりがちでチームに馴染めない影山と対戦する
というのが王道少年漫画といった感じでワクワクする。
”どんな劣勢だろうが戦い続ける理由はひとつ
まだ負けていないから”
が恰好良い。
この大会の話が壮大なプロローグで、中学を卒業し
高校に入学して2人が再会するのも綺麗な流れ。
日向は身体能力に恵まれているだけではなくて
「苦しい。もう止まってしまいたい。」
そう思った瞬間からの、一歩がある。
地味に見えて強いし他の追随を許さない能力だ。
田中先輩もなんだかんだで仲