古川日出男のレビュー一覧

  • あるいは修羅の十億年

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    谷崎宇卵 日灼け 鯨の脂肪は油になります。それに、脳油っていう、頭から採った油は固めれば蝋燭にもなります。 シロナガスクジラには歯茎が変形した髭しかないんですよ 日本人の技術の粋すい 英語で「サイコ」って言葉が精神病であることを指すんだって知った時には変に羨ましかった 野葬 土饅頭 古代インドにあった由緒正しい葬式 禽獣に施す 羽田空港は東京都大田区の埋立地にある 単身なのかカップルなのか家族か等のユニットとしても把握されだした 要った 実父は心筋梗塞で斃れていた 父親を突然に喪失するという衝撃が未知の感情を伴いだした 搏動をカウントする その想像力は罪悪感の抑圧を基盤(マトリクス)とする。半

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    2020年02月09日
  • あるいは修羅の十億年

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    なんとか、読み終えた。
    けれど、レビューって言われても、なんか名前も知らない激しいロックを聴かされた時みたいに、ただ頭がぐわんぐわんしている。

    何から始めましょうか。
    ひとまず、三人の少年少女たちが登場する。

    まずは人工心臓を移植されて、ロボットとして名前を変えたウラン。
    彼女はさるメキシコ人芸術家に「物語し」て、鯨の死骸の上に世界を創造する。

    そんなウランと出会うのが、大震災後「島」と呼ばれ、日本から切り離されてしまった森に住んでいたヤソウ。
    とある目的のために東京を訪れるのだが、人工的に強化された馬を乗りこなす。
    私は『サウンド・トラック』を読んでいないので、単純に『馬たちよ、それで

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    2019年12月29日
  • 走る?

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    走るがテーマですと言われて作家は書くのだろうか?
    走らないこと、走ると飛ぶを比べる人、追いかける人、
    いろいろ読めて面白かった。

    俳優の岩松了のが、なんか後味ぞくっとする。

    「熊の夜戦」
    「いびきが月に届くまで」
    「パン、買ってこい」
    もよかった。

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    2019年12月26日
  • 平家物語

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    ネタバレ

    印象に残ったフレーズ
    ・平重盛
    聖徳太子の十七条の憲法にもこうあります。「人には皆心がある。心にはそれぞれ固執するところがある。彼を正しいとすれば、私は正しくない。私を正しいとすれば彼が正しくない。よって是非というのは定め難いもの。人は皆、相互に賢であり愚である。ちょうど環には端がないのと同じである。以上を持って腹立たしいことがあったとしても、それは自分の方に過失があったのではないかと省みよ」

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    2019年12月21日
  • 走る?

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    未読の作家のたくさんつまったオムニバス。それぞれの作家の傾向と実力の片鱗がうかかわれて楽しい読書だった。
    走るということは苦しいけど楽しい。そんなテーマに集まった作家たちの目の付け所がみどころか。

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    2017年09月15日
  • 走る?

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    Number Doに連載されていた
    「走る」をテーマにしたアンソロジー

    ある意味読書の対極にあるものが題材ということで、
    なかなかおもしろい切り口だなと思い。

    14本の短編のうち、良かったのベスト3は
    「パン、買ってこい」 中田永一
    「ベランダと道路」 柴崎友香
    「リスタート」 恒川光太郎
    ですね。結局はどれも気持ちよく走ってる感じだったから!

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    2017年08月20日
  • 走る?

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    「走る」をテーマに14人の作家が競作。
    日々のランニングのモチベーションが上がるような疾走感あふれる作品が収録してあるのかと思いつつ手に取りましたが、そこは実力派の先生方。凡人の思い通りにはいきません。思わず膝を打ち、唸ってしまうような「走る」小説が並び、裏切られました(喜)

    14本どれもが個性的で、未知の作家さんとの出会いも。もちろん、苦手な話もありましたが、それも出会いです。
    お気に入りは「パン、買ってこい」(中田永一)、「桜の並木の満開の下」(遠藤徹)、「誰にだって言いぶんはある」(桜井鈴茂)


    人生の半分は現実ではないと彼は思う。
    なぜならば精神が摂取するものの半分以上が、現実では

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    2017年08月16日
  • ルート350

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    古川日出夫好きだなあと久々に思う。1と7が特に好き。
    お前のことは忘れていないよバッハ、ハナ、マユ、シーエ、めちゃめちゃになった三軒の家庭。
    カノン、ボーイミーツガール、ディズニーランド。
    ストーリーライター、ストーリーダンサー、ストーリーファイター、セリーヌでディオーンだ。
    飲み物はいるかい、バケーション・等号・トラベル。
    物語卵、多重人格、そして僕たちは何人いるんだろう?
    一九九一年、埋め立て地がお台場になる前、ユカさん、マサフミ、予知夢。
    メロウ、狙撃、水葬。
    ルート350、佐渡。

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    2016年06月25日
  • ルート350

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    ハムスター 大バッハ 町内会 中距離 干潮 ザ•マウス ザ•ダック ビバ掃除
    インプレッション【impression】
    印象。感銘。「強い―を与える」「ファースト―」
    write dance fight お猿 ガリー エロ王 2.0 ICU 幽体離脱 ヴィジョナリー
    インド 野宿 離婚休暇 西荻窪 飯田橋 神楽坂通り→早稲田通り 江戸川橋 29 ナカムラ7 飲み物はいるかい インコ帰化 ヒートアイランド バードマン 収拾 スナイパー 水葬
    あん‐きょ【暗×渠】地下に埋設したり、ふたをかけたりした水路。暗溝。→開渠(かいきょ)
    ストラテジー【strategy】ステラテジーとも。戦略。戦法。「イ

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    2012年04月18日
  • ルート350

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    うーん。もしかして、初めて読んだ古川日出男がこの本だったら、次の一冊を手に取ることはなかったかも。これまで読んだ作品と、あまりにもテイストが違いすぎて、そのギャップにまた才能を感じるっていう、なんか、不思議な感覚。それぞれのお話は、ちょっと乙一を思わせるような若々しくて不可思議な代物。で、短編集ということなんだが、本当は数々の長ーいお話の冒頭部分を集めたダイジェスト版(…カタログ、かなあ)なんじゃあないか、と感じた次第。いや、おもしろかったんですけどね。

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    2011年08月06日