二木真希子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
守り人シリーズ第二弾です。
バルサが生まれ故郷のカンバルに戻るが、養父ジグロには汚名が着せられていた。
思わぬ形で巻き込まれたカンバルの暗い闇に立ち向かっていく…というもの。
うん。
私は、1作目よりもこちらの方が好きです。
バルサの過去が明らかになっていきます。
精霊の時もそうでしたが、今作も淡々と進んでいく感じで感情移入は出来ませんでした。
あまり心的描写がないのかなー。
第三者的な感じで書かれているからかも。
だけど、叔母のユーカがバルサのこれまでの生活の話を聞き、『……なんという、むごい。むごい日々を……。』と嘆いた時に涙が滲みました。
風景を文字から空想して立体化させるの