白洲梓のレビュー一覧

  • 六花城の嘘つきな客人

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    ネタバレ

    初恋は実らない。
    15歳のシリルは勿論のこと、男装姫のブランシュも。
    ブランの失恋は予定調和ではあるので予想できていたが、意外だったのは、彼女を振る相手の顛末。
    それが発覚した場面では、登場人物たちとともにこちらも随分呆気にとられた。
    まさかすぎた。
    想い人と結ばれるのは、奇跡的な幸運が必要なのかもしれない。
    シリルとブランも。

    シリルは借金まみれの女たらしのどうしようもない奴。
    ブランは領主の一人娘ということで、男装して男として振る舞い、男の跡継ぎに恵まれなかった父のそばにいた。
    そして、お互い別の人を狙っているところからのスタート。
    ただ互いに互いを見ていなかったからこそ、最初の印象は最

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    2021年12月28日
  • 威風堂々惡女 8

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    ネタバレ

    二人がようやく結ばれてにやにやしちゃった……。「これまで我慢して来たから、箍が外れたらすみません」のその後を詳しく――!!!! と思ってしまってスミマセンw

    どうでもいい話けど、今回から出て来た国が推しの名前と同じで、クルム……推しの名前……クルム……と、全く関係ない所でにやにやしてしまった。楽しみ方がろくでもなくて大変申し訳ない。

    0
    2021年12月12日
  • 威風堂々惡女 3

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    ジェットコースター!
    起伏の大きな山谷を次々とものすごい速さで超えている感。
    不穏な時には失脚や死をすぐ側に感じるほどとことん不穏だけど、それを超えてあまりある爽快さが用意されているので癖になりつつぐんぐん読んでしまいます。
    終わり方もとんでもなく不穏でした。
    次巻をすぐ読まないと。

    0
    2021年09月29日
  • 威風堂々惡女 7

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    過去編から時間軸が元に戻って5巻の続き。芳明の置かれた状況にハラハラしつつも、皇帝も最早理性とは無縁になってしまっており、暴君まっしぐら。そして珠麗にはひたすらイライラさせられる一冊。再び後宮に戻った雪媛の状況もそれどころでなく、という一冊。全てが悪い方向に転がっている気がしてならない。
    そんな中でも江良と青嘉は雪媛のために裏で動いており、それが何とか実を結びそう、なところでまた続いてしまった。続きが待ち遠しい。

    0
    2021年09月18日
  • 威風堂々惡女 6

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    急に過去…?と思ったが、今に繋がる重要なエピソードで、成る程この出来事の上に今の雪媛があって、尚于をはじめとする周りの人々とはこうして繋がったのかと理解した。
    何がここまで彼女を駆り立てるのかがわかって、この後も大いに楽しめそう。

    0
    2021年09月13日
  • 威風堂々惡女 2

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    なぜか人間だとそこまで心が動かないんだけどケモノが不幸な目にあうのは地雷なんですよ。小瑯…なんてこと…しかもあんな…もう…村ごと全部燃やし尽くしてやれ、ほんともう…。
    タイトルでも謳っているからこそできる思い切った悪女っぷりが爽快です。でも本人の中ではぐらぐら揺れていたり戸惑ったりしているのも人間らしくて魅力的。
    続きも楽しみです。

    0
    2021年09月06日
  • 威風堂々惡女

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    ひと捻りある転生もの。
    キャラクターそれぞれが個性的で魅力的で関係性も面白い。
    清濁あわせ持った意志が強くて行動力のある有能な主人公とか、最高です。

    0
    2021年08月30日
  • 威風堂々惡女 7

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    やっぱり闇堕ちした皇帝。
    まさかあの子が殺されてしまうとは。。。

    続きが気になるところでおわりました

    2021.8.14
    102

    0
    2021年08月14日
  • 威風堂々惡女 7

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    ネタバレ

    何という展開だ。
    穏やかだった性格の碧成を狂気に落とし暴君となったのが雪媛への執着と思えば、彼女は国を傾けた悪女と言えるのかもしれない。
    青嘉も珠麗との婚姻がもう避けられないだろうと思っていたら、まさかあんなことが起こるとは。
    6巻で親しみを感じた彼の末路も切ない。
    物語の着地点が全く見えない。
    次巻は永祥と純霞が再登場するのだろうか。

    0
    2021年08月01日
  • 威風堂々惡女 6

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    このタイミングで過去回?と思ったけど、十分楽しんで読めた過去回。
    むしろこの先を盛り上げるためにこの場でこれを持ってきたか。
    彼女の決意の日、を見た過去回でした。

    2021.7.11
    87

    0
    2021年07月11日
  • 威風堂々惡女 6

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    ネタバレ

    前巻がとても気になる場面で終わったので続きを心待ちにしていた。が、まさかの過去回。
    雪媛の身体で目覚めた玉瑛が後宮でのし上がる覚悟を決めるまでの物語。
    正直肩透かしをくらった気分もあったが、ここで玉瑛から雪媛になる過程が語られたのは良かったのかもしれない。
    何気ない脇役だと思っていた人物とのつながりもわかったし。
    最初は前巻から続く雪媛の母から始まり、最後は不穏な様子の現在の碧成で終わる。
    冠希、あんなに薬盛っちゃって大丈夫なのかな。

    0
    2021年06月06日
  • 威風堂々惡女 6

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    5巻の終わりがすごく気になる終わり方だったので、やっと続きが読める…!!と楽しみにしてたらまさかの番外編。笑
    玉瑛が死んで雪媛になってから後宮での地位を掴み取るまでの過去のお話です。雪媛と母親の秋海の絆が素敵。
    これはこれで面白かった…けど早く5巻の話の続きが読みたいっ!!

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    2021年05月22日
  • 威風堂々惡女 4

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    ネタバレ

    芙蓉の父を敵とし、雪媛の味方になりそうな新キャラ飛蓮の登場。
    弱い者は容赦なく踏みにじられる。弱味を見せたら付け込まれる。
    芙蓉の子を殺せない雪媛は果たして弱くなったのか。
    雪媛は青い簪を捨てられなかったが珠麗は翡翠の簪をためらいなく捨てた。
    珠麗と芳明を捨てた男、飛蓮を踏みにじった者の繋がり。
    世間は狭いというか、雪媛を絡めとるような包囲網にも見える。
    知っていた歴史と変わって行く未来。
    そして今回も雪媛と青嘉の微妙な空気感がたまらない。

    0
    2021年02月23日
  • 威風堂々惡女 3

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    ネタバレ

    雪媛と青嘉、お互いの思いがごまかせないようになってきている。だからこそのすれ違い。
    青嘉の一周目で敵となった潼雲の立場も変わるのだとしたら、未来は変わっていくはずだ。
    それを雪媛は望んでいる訳だが、知らない出来事が増えてどうこの先を乗り切っていくのか。
    それとも結局同じところへ行くのか。
    珠麗はおそらく青嘉の気持ちに気が付いていた。そしてそれが離れつつあったことも。
    それなのに簪を贈られたらその気になっても無理はないと思う。
    この先闇落ちしそうだな。

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    2021年02月21日
  • 威風堂々惡女 2

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    ネタバレ

    玉瑛は尹族が迫害された原因は雪媛の謀反のせいだと思っていた。
    一周目は雪媛が引き金になったし間違ってはいないが、もともとの差別や雪媛が寵妃になったことで増長し始めた者たちの影響も大きく、どのみち破滅する未来になるのでは、というところがやるせない。
    雪媛の本性はやはり玉瑛なのだろうか。それは過去に縛られているようで、もっと「雪媛」を大事にしてほしいと思ってしまう。
    永祥と純霞は雪媛が選ばなかった青嘉との未来だ。
    雪媛にとって絶望して戦う気力を失ってしまった純霞はもどかしかっただろう。
    しかし彼らが西域に逃れることによって雪媛が知っている未来と徐々に変わってきているのでは。
    これはこの先どう影響す

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    2021年02月21日
  • 威風堂々惡女 5

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    今回は青嘉がほとんど出てこず、どちらかというとこれからに向けての合間ともいうべき話になった。
    新キャラ2人もこのあと味方になってくれる?かも?

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    2021年02月01日
  • 威風堂々惡女 4

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    知っている歴史からの乖離が徐々に広がってきた。青嘉と雪媛、それぞれの心の葛藤と、それぞれの未来がどうなっていくのか、先が見えなくなってきて気になるところ。

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    2020年08月30日
  • 威風堂々惡女 3

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    ネタバレ

    今回は前皇后が居なくなって、皇后への地固めの回かな。
    話は大きく動かなかったけれど、着々と有能な部下を増やしていってる。皇帝や民衆の信頼も得れた。でも青嘉とは激しくすれ違う回でした……もどかしいけど楽しいぞ……

    転生漫画がめちゃくちゃ増えてきた中で、きっちり悪女になりきってるのは数少なく。このシリーズはあえて悪女を演じてるけど、元が優しいからだんだんアクが弱くなってきたかもしれないです。まあ、民衆の支持を得るには、心ある人にならねばならないのでしょうがないですかね。
    もちろん、悪女らしいところもありましたよ。使えるものは使ってやるやつ。

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    2020年06月09日
  • 威風堂々惡女

    購入済み

    ラノベだが

    転生ものと聞くと、ご都合主義のストーリーでどんどん成功していき勧善懲悪というイメージだが、この物語はちょっと違う、登場人物はみな苦悩している。ちょっと深い物語だ。

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    2020年03月14日
  • 威風堂々惡女 2

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    ネタバレ

    新刊が出ていることに気づきませんでした。知って速攻で本屋にて購入。

    先代皇帝の息子の現皇帝に嫁いで、後宮での自分の地位確立のための2巻でした。
    見事に皇后とライバルを蹴散らせました〜〜!まあ皇后はもともと他に好きな人がいて、死んだことにして無事幸せにしてあげました。
    なんやかんやで主人公優しい。

    ちょっとしたすれ違いラブもあり、女帝になるまで邪魔な者を順番に消していく冷徹ぶりもあり。
    でもそれも、「もうここで自分だけ幸せになればいっか」と思うたびに転生前の玉玲が暗闇から自分を見つめてくる、そんなプレッシャー?過去?があるせいで冷徹にならざるを得ない。
    自分を律して目的に進む主人公のことが好

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    2019年09月05日