白洲梓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレうん、面白かった。
上巻はヒマワリとクロとアオの出会いの物語だったけど、下巻は上巻で示されていたいろんな伏線を回収して行って綺麗に物語が閉じた。
やるなあ。
冒頭、シロガネの辛い過去話で魔法の真実が語られ、クロのこれまた大変な過去話を挟んで、冒頭の話の再現のようなヒマワリの物語が語られるのだけど、読者の見たかった結末に落ち着いてほっとした。
上巻のラストを読んだ時からこのラストは予想されたけれど、あれとこれがこう繋がるのかと思った。
少し気になるのはマホロとモチヅキさんはどうなったのだろうと言うこと。それだけが気がかりかな。
ちなみに千年後もクロやアオは実はどこかにいたりして?
だってク -
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Posted by ブクログ
ネタバレシメオンと婚姻関係を結んでいた頃は、自分以外のところが勝手に盛り上がって勝手に破滅していって、自分だけが蚊帳の外みたいな、どこまで行っても中心になれない状態だったのに、夫と国が亡くなって初めて主役になれたルクレツィア。
本人にも改善の余地はあったけれども、正直気の毒だなあという感想を抱くレベルというか。
いざ王妃という職を離れてからの方が、よほど波乱万丈だった。
大冒険でしたよ、ルクレツィア。
そして、彼女が様々な経験を積んで成長していくのに反比例して、残念度の方が上がっていくヒーロー……
父を失い、おじに謀反を企てられたにも関わらず、同情するどころか「おまえストーカーだったんか」と呆気に取ら -
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Posted by ブクログ
中華風ファンタジーというか、SF的ともいえる設定。
奴婢の少女が、過去の寵姫にタイムスリップ?転生?
尹族の少女・玉瑛。
聡明で美しいが、貴族の屋敷で下女として働き、虐げられていた。
瑞燕国では尹族は最下層。
その原因は、尹族出身だった皇帝の愛妾・柳雪媛にあった。かって権勢をほこり、あまつさえ謀反を起こそうとして倒されたのだ。
さらに、「尹族国外追放」の勅命が出て屋敷を追われた玉瑛は、騎兵に斬られてしまう。
ところが、意識を取り戻したとき、周りにかしずく女官たちに「雪媛様」と呼ばれる。
憎んでいた過去の女性に生まれ変わった玉瑛。
虐げられる様子が生々しく、それだけに過去をやり直し、未来の尹