白洲梓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレうん、面白かった。
上巻はヒマワリとクロとアオの出会いの物語だったけど、下巻は上巻で示されていたいろんな伏線を回収して行って綺麗に物語が閉じた。
やるなあ。
冒頭、シロガネの辛い過去話で魔法の真実が語られ、クロのこれまた大変な過去話を挟んで、冒頭の話の再現のようなヒマワリの物語が語られるのだけど、読者の見たかった結末に落ち着いてほっとした。
上巻のラストを読んだ時からこのラストは予想されたけれど、あれとこれがこう繋がるのかと思った。
少し気になるのはマホロとモチヅキさんはどうなったのだろうと言うこと。それだけが気がかりかな。
ちなみに千年後もクロやアオは実はどこかにいたりして?
だってクロも千年は生きるって言ってるしね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシメオンと婚姻関係を結んでいた頃は、自分以外のところが勝手に盛り上がって勝手に破滅していって、自分だけが蚊帳の外みたいな、どこまで行っても中心になれない状態だったのに、夫と国が亡くなって初めて主役になれたルクレツィア。
本人にも改善の余地はあったけれども、正直気の毒だなあという感想を抱くレベルというか。
いざ王妃という職を離れてからの方が、よほど波乱万丈だった。
大冒険でしたよ、ルクレツィア。
そして、彼女が様々な経験を積んで成長していくのに反比例して、残念度の方が上がっていくヒーロー……
父を失い、おじに謀反を企てられたにも関わらず、同情するどころか「おまえストーカーだったんか」と呆気に取られたので。
どうしてこうなった。
中盤以降くらいまでは、ルクレツィアの王妃として過ごした日々、そして国がなくなってからは本当に波乱万丈な命がけの旅をする様を描いていたので、結構シリアス寄り。
しかし、ヒーローとの合流後からは一気にコメディ色が強くなって驚くという
だから、ヒーロー君が雰囲気ごと台無しにするから。
またゆったりペースだった前半に比べて後半は駆け足気味。
ヒーローの逆転劇の細かいところは描かれずに、すぱっと展開が飛んだことにも驚いた。
後はもうハッピーエンドに向けて転がり落ちるだけ。
それだけルクレツィアが頑張ったということでひとつ。
番外編はルクレツィア匿われ中の5年の間の一コマ+終章直前くらいのお話。
ちょっと泣けるシーンもあるのに、結局更にストーカー行為で残念度を上げにかかったヒーローにもっていかれるという。
初恋拗らせるの、怖い……本当に。