白洲梓のレビュー一覧

  • 威風堂々惡女 4

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    歴史を知っているからこそ、その通りにそうならないようあれこれ手を尽くす雪媛ですが、なかなか思い通りにいかない。そこが面白いです。
    「悪女」だけれど、完全な「悪」にはなりきれない雪媛だから、作中に登場する男達も、私達読者も魅了されるのかな。

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    2020年08月19日
  • 威風堂々惡女

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    ネタバレ

    レビューで見かけて気になっていたが、非常に面白かった。転生+死に戻り。
    自分の氏族が虐げられているのは謀叛を起こした皇帝の妃のせいだと怨みながら死んだら、それは自分自身だった。
    しかも妃が謀叛を起こす前からその氏族は蔑まれていた。

    転生元に死に戻ったのでやり直し、自分を殺した将軍を手元に置いたら別の要素で失敗。したと思ったらその将軍が死に戻ってそこからまた始まる。

    雪媛のトラウマを抱えながらも凛とした姿と、愚直な将軍の関係性が徐々に変わっていくのがとても良い。
    雪媛であっても玉瑛であっても男からはその美貌を求められるだけだったのに、前の人生で自分を殺すはずの男だけが彼女の本質に触れてくる。

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    2020年07月26日
  • 威風堂々惡女

    購入済み

    面白い

    切ない、そして面白い。
    今まで沢山小説読んだけど、その中でも生涯心に残る作品レベル。
    ライトノベルじゃ勿体ない。
    映画で見たいな。日本じゃ無理だろうけどw

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    2020年02月14日
  • 威風堂々惡女

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    久しぶりにヒットした中華風ファンタジー小説。
    主人公は雪媛なのに、彼女の心情描写はほとんどなく、それを読者が青嘉とともに推測しながら読むという形だが、そこに想像の余地があり、余白があることでこの小説は面白さがある。

    主人公2人ともがとても魅力的なので、続きを知りたい気もするし、一方でこれはこれで綺麗に完結しているし。
    とにかく読んで損はしない小説だと思います。

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    2019年06月13日
  • 最後の王妃

    購入済み

    おもしろかった!

    最初は、え、これ本当にラノベ?というくらい重苦しい雰囲気だったのですが、主人公のルクレツィアの行く末が気になりすぎていつの間にか読み終えてました。ひとりの女性の波瀾万丈の人生、まるで伝記のように読み応えがあります。後半はきちんと甘い展開もあり、はやく幸せになってほしい!と思わず応援。誰かにオススメしたくなる作品でした!

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    2016年10月31日
  • 魔法使いのお留守番(下)

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    上巻からの伏線が回収されて、とても面白かった。

    ハラハラしたり涙が出たり感情が忙しく、とても読み応えがあった。

    大きくなってもやっぱりヒマワリは可愛くて、このあとどうなっていくのか、とっても気になるので続きを読みたい。

    クロ、アオ、ヒマワリ、3人で幸せに暮らしていてくれたらそれが一番嬉しいんだけど…

    いつの間にか全然違う異世界に連れて行ってくれるファンタジーって、ほんとに面白いなぁ。

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    2025年11月18日
  • 魔法使いのお留守番(下)

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    面白かったです!少しストーリー展開が読めてしまう所はあるけれど、キャラクターたちの過去が掘り下げられていたり、後半で伏線が回収されていたり。
    平和な雰囲気から一変してしまうところは特に息を飲みました!
    上下巻とわかれていたのでしっかり完結してくれるものだと思っていたのですが続きが気になる所で終わってしまい少しガッカリしてしまいました。
    本当の結末を知らないままになるのはもどかしいので続編も全て読み切りたいと思います。楽しみです。

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    2025年10月26日
  • 魔法使いのお留守番(上)

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    おばあちゃんに「これ面白いから読んでみて」と言われて貸してもらいました。
    ファンタジー系のお話は普段読まないので楽しめるか不安でしたが、ふわふわした優しい空気感と所々に漂う不穏な空気感があって読んでいて楽しかったです。
    とても気になるところで終わってしまったので早くおばあちゃんちに行って下巻も貸してもらいたいです。

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    2025年10月23日
  • 最後の王妃

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    ネタバレ

    次々と災難に襲われる中で、自分に自信がなく苦しみながらも、自らの責務から逃げずに凛と立ち続けるルクレツィアが好きでした。文体もすごく好み。
    彼女がティアナを始めとする人々から貰った言葉で成長していく様にも心を打たれる。
    こんなにしんどい事が何度も襲ってきて大丈夫なのか? とも思いましたが、最後には思わず笑みがこぼれるハッピーエンドに辿り着けて良かったと思いました。
    メルヴィンが戦の前に結婚を申し込んだときは「死亡フラグじゃありませんように……!」と祈っていましたが、無事二人が結ばれてホッとしました。
    (でも5年も片思いこじらせるのはちょっと凄いと思うよメルヴィン陛下)

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    2025年10月07日
  • 魔法使いのお留守番(上)

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    終島で魔法使いを待ち続ける2人と、そこへ流れ着いた少年。
    さらにそこへ島を訪れる色んな人が絡んでいき、物語は進む。

    島でのゆるい日常の話かと思いきや、思わぬ方向へ話はぐんぐん進み、かわいいと思っていた少年の不穏な一面も見えてきて、一体この先どうなっていくのだろうかととても気になる。

    2人が待ち続ける魔法使いと、島に流れ着いた少年の関係はまだ明かされておらず、早く下巻が読みたいと思う。

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    2025年08月03日
  • 魔法使いのお留守番(上)

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    ネタバレ

    伝説の魔法使いが住むと言われる島に流れ着いた少年と、そこで魔法使いの帰りを待ち続けている男性(実際は青銅人形と竜)2人の話。
    どでかい事件は起こらないものの、島の訪問者たちと不可抗力ながら触れ合う中で、予期せず何かが明らかにされていくような感覚があり、ぐいぐいと読み進めてしまう。
    ヒマワリが可愛らしく、それでいて不穏。

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    2025年07月25日
  • 魔法使いのお留守番(上)

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    ネタバレ

    最初は日常系かなとかあまり展開が読めずにのめり込めなかったけど、途中の船に乗って島を出るところ辺りから読むのが止まらなくなった。
    最後がめっちゃ気になる終わり方。

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    2025年07月16日
  • 魔法使いのお留守番 ヒムカ国編

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    登場人物が揃ってきたので、この話長くなりそう
    妖精王、実父と兄、4大魔法使い、モチヅキ
    主人公はドラゴンの血筋なの?
    魔法が無くなる世界はまだ先のよう

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    2025年03月10日
  • 魔法使いのお留守番(上)

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    ネタバレ

    一見、小舟で流された少年を拾って
    3人で穏やかに暮らそうというお話……。
    読んでいくうちに、ほの暗い空気をまとう少年に
    気づいてしまった。そうなるとお話は全く違ったものに
    見えてくる。彼は誰なのか。この世界の魔法とは?
    続きが気になり、買っていなかったことを後悔した。
    彼らの名前にも何か意味があるのかと勘ぐってしまう。
    世界観は中世ヨーロッパのようなのに、和名。

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    2025年02月09日
  • 魔法使いのお留守番(下)

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    お見事。その一言に尽きるかなぁ。あーそうきたかーって感じです。
    話の内容は重いはずなのに、殺伐とした雰囲気は皆無で最後まで可愛らしい印象そのままでした。
    来月、続編も出るらしいので今から楽しみです。

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    2025年01月23日
  • 魔法使いのお留守番(下)

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    ネタバレ

    上巻は微笑ましく読んでいましたが、下巻は意外とうるっとして、シロガネやクロの過去のエピソードが泣けた。ハッピーエンドではあるんだけど、シロガネの記憶がどうやってヒマワリと交わったのか、生まれ変わりなの?モチヅキさんは依代になったの?か、その点の経緯が気になる。でも依代にさせるなんてことはしないと思うから、魔女の依代の儀式をして無効化させるとか?
    シロガネの記憶をもつヒマワリとのアオとクロの再会とかも見たかった。。多くは語らない感じで結末に向かったので、気になる〜
    とにかくシロガネの辛い過去ゆえの強い信念が軸になっていて面白かった。

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    2025年01月20日
  • 魔法使いのお留守番(上)

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    帯に書かれている通り、ぽわぽわしていて可愛らしいお話。王道のファンタジーだけれど、ありきたりだと思えない不思議な魅力の詰まったお話です。可愛らしいお話、好きですコレ。

    なんだか訳ありの小さな男の子と、ぶっきらぼうだけれど根は優しいちょっと不器用な大人の男性。
    この組み合わせは何だか多崎礼さんの「血と霧」を思い出したのと、私はこの組み合わせにめっぽう弱いんだな、ってのを実感しました。

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    2025年01月18日
  • 魔法使いのお留守番(上)

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    大魔法使いシロガネを訪ねてくる人々に対応するクロとアオ。ヒマワリがたどり着いてから訪ねてくる人への対応も変わっていく。名前から鮮やかな色彩の豊かさがある。

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    2025年01月11日
  • 魔法使いのお留守番(下)

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    ネタバレ

    うん、面白かった。
    上巻はヒマワリとクロとアオの出会いの物語だったけど、下巻は上巻で示されていたいろんな伏線を回収して行って綺麗に物語が閉じた。
    やるなあ。

    冒頭、シロガネの辛い過去話で魔法の真実が語られ、クロのこれまた大変な過去話を挟んで、冒頭の話の再現のようなヒマワリの物語が語られるのだけど、読者の見たかった結末に落ち着いてほっとした。
    上巻のラストを読んだ時からこのラストは予想されたけれど、あれとこれがこう繋がるのかと思った。

    少し気になるのはマホロとモチヅキさんはどうなったのだろうと言うこと。それだけが気がかりかな。

    ちなみに千年後もクロやアオは実はどこかにいたりして?
    だってク

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    2024年07月31日
  • 魔法使いのお留守番(下)

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    たしかに終わり方があっけなさすぎる
    ミライの設定にも疑問が残る。何故突然SFっぽくなるんだ
    でもそれ以外は面白かったのでまあいいかなあ

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    2024年07月26日